格安スマホへの乗り換えってどうすればいいの？乗り換え手順や料金について解説！

某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。

しかしスマホ代を安くしたくても、格安スマホにどうやって乗り換えたらいいのか、どの格安スマホを選べばいいのか、迷っている人も多いのではないでしょうか。

さらに「MNP」や「simロック解除」という言葉、聞いたことあるけどよくわからない人もいると思います。

今回は格安スマホに乗り換える手順についてまとめて紹介します。大手キャリアから格安スマホへの乗り換えを検討している人は必見です。

格安スマホの乗り換え手順①更新月の確認

更新月に解約しないと、契約解除料がかかる場合がありますよ

大手キャリアでの契約には2年契約があり、2年間が1つの契約期間となっています。その期間内に契約を解除すると、契約解除料が発生します。

解除料を支払わずに契約を解除するには、2年に1回ある更新月に契約解除を行いましょう。更新月は基本的に、契約満了の月になります。

更新期間はそれぞれのキャリアによって異なるので、注意してください。自分の契約期間などは、マイページや携帯会社に問い合わせることによって確かめることができます。

格安スマホの乗り換え手順②MNP予約番号の発行

MNPで乗り換えれば、現在の番号をそのまま次の携帯会社でも使用ができます。

使い慣れた番号を使い続けたいですね

MNPとは？

MNPとは、携帯電話ナンバーポータビリティの略称です。携帯会社を変更しても、現在使用している電話番号を保持することができます。

090や080から始まる番号に加えて、主にPHSで使用されている070の番号もMNPでもできるようになりました。

保持できるのは番号のみで、メールアドレスなどは再度取得する必要があります。また、MNP転出費用がかかるので注意してください。費用の概要は下記で説明します。

MNPの手順

ここからは、MNPで乗り換える方法を説明していきます

MNPの予約番号を発行する

トリプルキャリアの申込方法をまとめてみました。

携帯電話会社	方法
au	・WEB申し込み ・携帯や一般電話から 0077-75470
ドコモ	・WEB申し込み ・携帯から：151 ・一般電話から 0120-800-000
ソフトバンク	・WEB申し込み ・携帯から：*5533 ・一般電話から 0800-100-5533

電話とWebどちらからも申込みができるので、やりやすい方法で行ってください。下記では、電話での申込方法をリスト化しています。

それぞれのキャリアの専用ダイヤルに電話をして、音声ガイダンスに沿って必要事項を入力していきます。受付時間が決められているので、確認しておいてください。

MNP予約番号の有効期限は15日です。15日以内に乗り換える携帯会社の手続きを行ってください。

乗り換え先のキャリアで新規契約の手続き

MNP予約番号を取得した後は、新しい携帯会社と契約を結びます。申し込みの際に、MNP予約番号の入力が必要になるので、忘れずに入力してください。

SIMカードが届いたらスマホに挿入して初期設定を行えば、MNPでの乗り換えは完了です。

上記でも説明しましたが、MNP予約番号の有効期限は15日となります。忘れないようにMNP予約番号取得と新規契約手続きは、その日のうちに行うのが無難です。

MNPにかかる費用

MNPにかかる料金は、各社ともにそれほど変わりませんね

MNP転出手数料と契約解除料

節約したいのであれば、更新月に変更を行いましょう。

キャリア	MNP転出 手数料	契約 解除料
au	3,000円	9,500円 ※2年契約Nに加入 → 1,000円
ドコモ	3,000円	9,500円 ※2019/10/1以降契約 → 1,000円
softbank	3,000円	9,500円 ※2019/9/13以降契約 → 0円

大手キャリアのMNP転出料と契約解除料は、表の通りです。MNP転出料は、これ以上の減額は今のところありませんが、契約解除料は更新月に解約すると無料です。

2年縛りのルールに気を付けて、解約を行ってください。更新月が近づくとメールなどで連絡が来るので、確認されることをおすすめします。

2年縛りのルール自体は徐々に緩和されている傾向にあって、契約した日付によっては解除料を減額しているキャリアもあります。

格安スマホにMNPする際の初期費用

契約する際の初期費用も必要となります

格安スマホ	契約事務 手数料	SIMカード 発行手数料	リンク
mineo	3,000円	400円	公式詳細
LINEモバイル	3,000円	400円	–

これは、MNPに限らず契約の際に必要な料金です。料金は各携帯会社によって異なりますので事前に確認しておきましょう。

ｍineoではどの回線を選択しても、事務手数料やSIMカード発行手数料は変わりありません。基本的に事務手数料は3,000円ですが、データ容量の変更は無料です。

LINEモバイルもmineoと同様、3大キャリア回線に対応していますが、事務手数料もSIMカード発行手数料も回線によって変わることはありません。

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格安スマホの乗り換え手順③simロック解除を行う

大手キャリアで購入した端末をそのまま格安SIMで使用する場合には、SIMロック解除が必要になります。

SIMロック解除を行わないと、新しいSIMカードが使えません

simロック解除とは？

大手キャリアで購入した端末には、そのキャリアのSIMカードしか使えないように制限がかけられています。それが、SIMロックです。

SIMロックがかけられた状態では、他の会社のSIMカードを挿入しても端末は使えません。そのため、SIMロック解除が必要になります。

SIMロックが解除された端末は、SIMフリースマホと呼ばれます。この状態になると、他社のSIMカードも受け入れられます。

simロック解除の方法

SIMロックの解除方法は、大きく分けて2種類あります。1つ目は、店舗に持ち込んでの解除で、スタッフが行う代わりに手数料がかかります。

2つ目は公式サイトを見ながら、自分で解除する方法です。こちらは、自分で行う代わりに、無料で行えます。

解除には購入してからの日数などの条件があり、条件を満たしている端末のみが対象です。SIMロック解除は義務化されているので、どの携帯会社でも行われています。

simロック解除にかかる費用

できれば無料で行いたいですよね

携帯電話会社	インターネット	ショップ
au	My au 手数料：無料 受付時間：9:00〜21:30	手数料：3,000円
ドコモ	My docomo 手数料：無料 受付時間：24時間	手数料：3,000円
ソフトバンク	My SoftBank 手数料：無料 受付時間：9:00〜21:00	手数料：3,000円

上記でも説明していますが、ショップに端末を持ち込んでSIMロック解除を行うと手数料がかかります。その金額はトリプルキャリア共通で3,000円です。

インターネットを使用すると無料で行えますが、auとソフトバンクは受付時間が決められているので注意してください。

公式サイトに丁寧にSIMロック解除の手順が記載されているので、まずは自分でSIMロック解除に挑戦してみてください。流れに沿って行うので、案外簡単です。

乗り換えるのにオススメの格安スマホは？

たくさんある格安SIMの中から、1つを選ぶのは大変です。そこで、乗り換えるポイントを紹介していきます。

どこを重視して格安SIMを選ぶのかが重要になりますよ

auから乗り換え

auから乗り換えるには、下記の3つの格安SIMがおすすめです。

おすすめする格安SIMは、au回線が使用できる格安SIMです。そのため、今までと同じエリアで使用でき、端末もそのまま使用できます。

このように、乗り換える格安SIMに迷ったら、まずは現在使用しているキャリアと同じ回線を使用している格安SIMを候補にしてみてください。

特にmineoは、トリプルキャリアの回線が利用できる格安SIMです。また、どのプランでも回線を選択することができます。

月額料金で比較

音声とデータSIMの料金を記載しています

格安スマホ	音声通話sim	データ専用sim	リンク
mineo	1,510円 (3GB)	900円 (3GB)	公式詳細
UQモバイル	1,980円 (3GB)	980円 (3GB)	公式詳細
LINEモバイル	1,480円 (3GB)	980円 (3GB)	–

au回線を利用した際の料金プランです。ｍineoのデータSIMは、SMS機能は搭載されていませんが、au回線ならオプション料無料でSMS機能を付けることができます。

UQモバイルの通話SIMは、2台目以降がお得に契約できるプランです。家族割が適用されると500円引きの1,480円で2台目を契約できます。

LINEモバイルのベーシックプランは、LINEデータフリーが付いており、LINEがデータ通信量を消費せずに使い放題になる為、LINEをよく利用する人におすすめです。

通信速度で比較

快適に使用したいのであれば、通信速度は重要です

格安スマホ	速度(朝)	速度(昼)	速度(夜)	リンク
mineo	31.8Mbps	5.6Mbps	27.3Mbps	公式詳細
UQモバイル	15.3Mbps	15.4Mbps	16.1Mbps	公式詳細
LINEモバイル	5.3Mbps	0.4Mbps	6.2Mbps	–

参照URL：https://keisoku.io/mobile/

曜日によっても異なるので、数値はあくまでも目安として考えてください。ｍineoは、高い数値を維持しています。昼の時間帯の5.6Mbpsでも動画をスムーズに観られる速度です。

UQモバイルは、常時15Mbps以上を維持しています。この数値であれば、比較的高画質な動画もストレスなく視聴可能です。

楽天モバイルは朝と夜はある程度の速度を維持していますが、昼の時間帯が気になる格安SIMです。ただ、0.3Mbpsあれば、メッセージのやり取りは問題なく行えます。

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ドコモから乗り換え

次はドコモからの乗り換えがしやすい格安SIMの紹介です

ｍineoとLINEモバイルは、複数の回線を利用できる格安SIMです。OCNモバイルONEの回線は、ドコモ1つだけとなります。

mineoとLINEモバイルはどちらもau/ドコモ/ソフトバンクの回線から選べ、mineoの場合は使用する回線によって月額料金が変わってきます。

OCNモバイルONEとLINEモバイルは、最低利用期間が0日で解約違約金もありません。ただし、解約手数料がかかる場合はあります。

オプション料金で比較

月額料金も大切ですが、オプションの料金も確認しておきましょう

格安スマホ	音声通話sim (容量)	データ専用sim (容量)	リンク
mineo	1,600円 (3GB)	900円 (3GB)	公式詳細
OCNモバイルONE	1,480円 (3GB)	880円 (3GB)	公式詳細
LINEモバイル	1,480円 (3GB)	980円 (3GB)	–

ｍineoでは、混雑しやすい時間帯に速度制限がされるエココースがあります。エココースなら、月額料金から最大で450円の割引が行えるプランです。

OCNモバイルONEでは、OCN光サービスに契約しているとOCN光モバイル割引が適用されます。その際は、すべての料金プランから200円引きされます。

LINEモバイルでは、3種類のデータフリーオプションがあり、利用したいSNSによってプランが異なります。表の料金ではLINEのみがデータフリー対象です。

通信速度で比較

どの回線もそれなりの速度で維持されていますよ

格安スマホ	速度(朝)	速度(昼)	速度(夜)	リンク
mineo	9.3Mbps	5.2Mbps	5.8Mbps	公式詳細
OCNモバイルONE	8.2Mbps	2.2Mbps	5.4Mbps	公式詳細
LINEモバイル	5.6Mbps	4.8Mbps	5.6Mbps	–

参照URL：https://keisoku.io/mobile/

ｍineoの通信速度は、一番安定している通信速度です。あまり低下することなく、スマホをスムーズに使用できる速度は維持されています。

OCNモバイルONEとLINEモバイルは、最低速度がそれぞれ2.2Mbpsと4.8Mbpsです。どちらも動画をWebサイトを閲覧するには十分な通信速度があります。

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ソフトバンクから乗り換え

LINEモバイルはデータフリーが使用できる格安SIMです

ｍineoでは、mineo独自のコミュニティで交流やデータ容量のやり取りができます。ユーザーのアイデアから、さらに進化を続ける格安SIMです。

LINEモバイルで使用できるデータフリーは、指定のアプリなどはデータ量を消費せずに使用できるサービスです。内容は契約プランによって異なります。

ワイモバイルは、全国に店舗がある格安SIMの1つです。また、来店予約を入れると待ち時間を短縮できるサービスもあります。

月額料金で比較

データ容量以外のプラン内容も、きちんと把握しておいてください

格安スマホ	音声通話sim (容量)	データ専用sim (容量)	リンク
mineo	1,950円 (3GB)	990円 (3GB)	公式詳細
LINEモバイル	1,690円 (3GB)	1,110円 (3GB)	–
ワイモバイル	6ヶ月間：1,980円 以降：2,680円 (4GB)	1,980円 (1GB)	公式詳細

ｍineoの料金プランでは、500MBの料金プランもあります。そのプランの料金は、通話SIMが1,750円でデータSIMが790円です。

LINEモバイルの料金は、SNSデータフリーオプションを付けたベーシックプラン料金です。このプランでは、LINE・Twitter・Facebookがデータ量を消費せずに使用できます。

ワイモバイルの通話SIMは、1回10分以内の通話料金が無料になるオプション付きです。また、条件を満たすと1年間データ増量オプションが無料になります。

通信速度で比較

良く使用する時間帯の速度は確認しておきましょう

格安スマホ	速度(朝)	速度(昼)	速度(夜)	リンク
mineo	7.7Mbps	1.9Mbps	4.5Mbps	公式詳細
LINEモバイル	1.8Mbps	1.0Mbps	1.5Mbps	–
ワイモバイル	19.3Mbps	8.1Mbps	7.5Mbps	公式詳細

参照URL：https://keisoku.io/mobile/

ｍineoは動画などのデータ量の大きい通信をする時間帯を選べば、そのほかの通信は問題なく行えます。

LINEモバイルでは、通信速度はあまり早くありません。けれど、データフリーになる主要SNSはスムーズに行える速度は維持しています。

ワイモバイルの通信速度は、速い速度を維持しています。どの時間帯でもスマホをストレスなく使用可能です。

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格安スマホに乗り換えるなら特におすすめはmineo

おすすめの格安SIMの中でも、誰にでもおすすめできるのはmineoです。その特徴を説明していきます。

迷ったときには、mineoを検討してみてください

トリプルキャリアに対応

ｍineoで使用できる回線は、au・ドコモ・ソフトバンクのトリプルキャリアです。そのため、現在使用している端末もSIMロック解除なしで使えます。

ただし、動作確認ができていない端末もあるので、調べてから契約をしましょう。動作確認済みの端末は、mineo公式サイトで確認ができます。

端末も好感したい方は、mineoで端末と契約セットで購入が可能です。種類も豊富で、価格帯も1万円のものから10万円台までさまざまあります。

マイネ王でわからないことが聞ける

ｍineoでは、独自のコミュニティであるマイネ王でユーザー同士のやり取りが可能です。コミュニティは、運営事務局からの情報発信の場でもあります。

スマホの使い方や疑問を質問できる「Q＆A」やユーザー同士の交流の場である「掲示板」をはじめ、さまざまなコンテンツが存在します。

アイデアファームでは、事務局へmineoがさらに良くなるアイデアを提案することもできます。今までの提案から実現した内容の数は、400以上です。

フリータンクで月に1GB多く使える

フリータンクもmineo独自のサービスで、パケットを分け合うことができます。余ったパケットはフリータンクに貯蔵して、必要な人が引き出せます。

フリータンクで月に引き出せるデータ量は、1GBです。そのため、契約したデータ容量+1GBのデータ量を使用することができます。

災害などが発生すると被害地域で解放され、災害支援として活用されます。もしもの時のためにも、パケットが余った時にはタンクに入れておきましょう。

総括：格安スマホに乗り換えるならmineoがおすすめ！

回線の多さがmineoの特徴の1つですね

ｍineoはその回線の多さや使用できる端末の種類、豊富なプランで、乗り換えやすい格安SIMの1つとなっています。

乗り換える前と同じ回線を使用すれば、端末のSIMロック解除を必ずしも行う必要はありません。また、新規契約の手数料も、リーズナブルです。

店頭でも受け付けているので、不安な方はスタッフが説明をしながら契約を行うことができます。店舗であれば、即日SIMカードを受け取り可能です。

独自のコミュニティも充実しているmineoで、格安SIM生活を始めてみませんか。

MVNO	mineo
月額料金	データ通信のみ月額700円から
MVNO評価	★★★★★
特徴	・三大キャリア回線対応 ・解約金なし
アワード	顧客満足度第1位

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mineoのQ&A

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mineoの基本情報

項目	基本情報
事業者名
月額料金	月額700円～
端末保証	mineo端末安心保証 mineo端末安心保証for iPhone 持ち込み端末安心保証
初期費用	契約事務手数料3,300円(税込み) SIM発行費440円(税込み)
契約期間	無し
契約解除料	無し
特徴	・3大キャリアの回線に対応 ・誰とでもパケットが分け合える ・料金が安い