某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
テザリングを利用すると、スマートフォンをWi-Fiルーターのように使え、他の機器もインターネットに繋げられる為とても便利です。
今回この記事では、そんなテザリングを無料で使えるLINEモバイルについて、料金や特徴を紹介していきます。
LINEモバイルは格安SIMと言われる、比較的安価の通信業者であるため、安くスマホを使いたいと考えている方もぜひ参考にしてみてください。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルのテザリング
LINEモバイルのテザリング機能について紹介します。
そもそもテザリングの機能とは何か?
テザリング機能とは、スマホをWi-Fiルーターのように利用できる機能です。スマホの回線を利用することで他の端末でもデータ通信ができるようになります。
たとえば、インターネットの接続がないPCやタブレットは単体ではデータ通信ができません。しかしスマホのテザリング機能を使えば、それらの端末でもインターネットにつながり、データ通信が可能になります。
また、テザリング機能は複数の端末でネットワークを共有できるため、PCとタブレットを同時に接続することもできます。
LINEモバイルのテザリングの4つの特徴を紹介
LINEモバイルのテザリング機能の特徴について紹介します。
申し込みの必要がない
大手キャリアでもテザリング機能は利用できますが、一部のプランでは事前に申込みが必要な場合があります。
しかし、LINEモバイルではテザリング機能を申込みをせずに利用することが可能な為、とても手軽にテザリングできます。
ただし、端末がSIMフリーの必要がある為、事前に公式ホームページの動作確認端末一覧で、自分の端末が対応している端末か確認しましょう。
テザリングオプション料金が無料
通信業者 | 月額料金 | 申し込みの有無 |
---|---|---|
LINEモバイル |
0円/月 | 不要 |
ソフトバンク |
500円/月 | 必要 |
au |
0円 or 500円/月 | 必要 |
テザリング機能が無料で利用できるのもLINEモバイルの魅力です。LINEモバイルと同様にテザリング機能を使える大手キャリアでは、500円の月額が発生する場合もあります。
テザリング機能を利用したいなら、月額が発生し申込みも必要な大手キャリアよりも無料かつ申込不要で使えるLINEモバイルがおすすめです。
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大手キャリアの回線で接続可能
LINEモバイルは、au、ドコモ、ソフトバンクの3大キャリアと呼ばれる全ての回線に対応しています。
契約する回線によってはオプションの料金や内容が異なる場合もありますが、テザリング機能はどの回線でも無料かつ申し込みなしで利用できます。
そのため、テザリング機能を利用したいからといって、使用回線を変更する必要はないので安心です。
テザリングでSNS等を使用した場合も”データフリー”が適用される
LINEモバイルはプランの対象となっているSNSがデータフリーで利用できるのが特徴。そして、このデータフリーはテザリング機能を使った場合でも適応されます。
つまり、テザリング機能を使ってPCでSNSを使った場合もデータフリーの対象であれば、消費したデータ量は0になるのです。
そのため、PCやタブレットでもSNSを使いたい人にはLINEモバイルでテザリング機能を利用するのがおすすめ。
ちなみにLINEモバイルではデータフリーの対象サービスがプランによって異なり、たとえばSNSを頻繁に使うならSNSデータフリーがおすすめです。
LINEモバイルはテザリング機能が無料
大手キャリアの回線に接続可能
SNSのデータフリーが適用される
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LINEモバイルのテザリングが利用できる端末
LINEモバイルのテザリング機能が使える端末について紹介します。
LINEモバイルのテザリングが利用できる端末のざっくりまとめ
テザリング機能が使える端末は以下の通りです。
端末の種類 | iPhone | Android |
---|---|---|
SIMフリー端末 |
〇 | 〇 |
ドコモ端末 |
〇 | △ |
ソフトバンク端末 |
〇 | △ |
au端末 |
△ | △ |
端末をどこで購入したか、OSがiOSかAndroidかでテザリング機能が使えるかが決まります。SIMフリー端末はテザリング機能が問題なく利用可能。
一方で、大手キャリアで購入したAndoroid端末はすべて条件付きで使用可能になります。表の◯と△について説明します。
上の表で〇の端末について
表で◯になっているSIMフリー端末とドコモ、ソフトバンクで購入したiPhoneは、LINEモバイルに契約し、SIMカードを挿し込むだけでテザリング機能が使えます。
これらは乗り換え時にSIMロックの解除も不要なので、大手キャリアで使用していた端末や中古などで購入した端末でそのままテザリング機能が利用可能です。
上の表で△の端末について
表で△になっているauのiPhoneは、一部の機種が動作対象となっていないため注意が必要です。
また、大手キャリアで購入したAndoroid端末はそもそもLINEモバイルのSIMに対応していなかったり、SIMは使えてもテザリング機能が使えなかったりします。
△の端末で契約するつもりの人は、事前にLINEモバイル公式サイトで動作確認済み端末を調べ、自分の端末がテザリング機能を使えるか確認するのがおすすめです。
対象外だった端末について
端末の種類 | i Phone | Android |
---|---|---|
ドコモ端末 |
なし | ※ホームページで確認 |
ソフトバンク端末 |
なし | ※ホームページで確認 |
au端末 |
6, SE, 7 | ※ホームページで確認 |
auのiPhoneの一部や大手キャリアのAndoroid端末ではLINEモバイルのテザリング機能の対象外となっているものもあります。
ただ、これらの端末もSIMロックを解除すればLINEモバイルに契約ができ、テザリング機能も利用可能です。SIMロックの解除は大手キャリアのWebページから自分で手続きをできます。
SIMフリー端末なら利用可能
多くのiPhoneは利用可能
Andoroid端末は公式サイトで確認
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LINEモバイルのテザリング利用手順
OSごとテザリング機能の使い方を紹介します。
iPhoneでテザリングを利用する場合
- インターネット共有をOnにする
- ネットワーク名とパスワードを設定する
- Wi-Fiをオンにする
まず、iPhoneの「設定」から「インターネット共有」をタップし、インターネットの共有をOnにしてネットワーク名とパスワードを設定します。
Wi-Fiのパスワードはもともと決められていますが、自分でわかりやすものや覚えやすいものに変更することもできます。
そして、「ほかの人の接続を許可」をONにして、PCやタブレットに接続できるようにすればスマホの設定は完了です。
そのうえでPCやタブレットなどの子機でも、ネットワーク名とパスワードを設定すればテザリング機能が利用でき、PCやタブレットがインターネットにつながります。
Androidでテザリングを利用する場合
- 【無線とネットワーク】から【テザリングとポータブルアクセス】を選択
- 【ポータブルWi-Fiアクセスポイント】を選択し、Wi-Fiを有効化
- パスワード設定
Andoroid端末では、まずステータスバーをおろして「設定」を選択し、Wi-Fiの有効化とネットワーク名とパスワードの設定をおこないます。
Wi-Fiの有効化は「設定」の「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」から、ネットワーク名とパスワードは「Wi-Fiアクセスポイントをセットアップ」から設定できます。
そして、利用規約に同意するとステータスバーにWi-Fiのようなアイコンが表示されテザリング機能が有効になります。
そのうえで、接続するPCやタブレットなどの子機でネットワーク名とパスワードを設定すればテザリング機能の設定は完了です。
スマホの「設定」で手続き
ネットワーク名とパスワードを設定
子機で設定して接続
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LINEモバイルのテザリングを利用するときの注意点
テザリング機能を利用する際の注意点と対処法を紹介します。
充電の減りが早い
Wi-FiをOnにしてテザリング機能を利用すると、充電の減りが通常よりも速くなってしまいます。
通常はスマホ1台でデータ通信をしているのに対して、PCやタブレットなどの子機に接続して複数台でデータ通信をおこなえばデータ消費が多くなるため、充電も減りやすいのです。
テザリング機能の利用は、充電に余裕があるときやモバイルバッテリーを持っている時がおすすめです。
Bluetoothを経由する対処法
テザリング方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Wi-Fi経由 |
通信速度が早い | 電池の消耗が激しい |
Bluetooth経由 |
通信速度が遅い | 電池の持ちが良い |
充電の減りを抑えてテザリング機能を利用したいならWi-FiではなくBluetoothを利用したテザリング機能がおすすめ。
Bluetoothを利用したテザリング機能はWi-Fiを利用した場合よりも通信速度が遅くなりますが、その分充電の消耗を遅くできます。
Bluetoothを利用する場合もおおまかな設定はWi-Fiを使う場合と変わらず、申込不要で簡単に利用できます。
充電に余裕があるとききや子機でも高速通信を利用したいときはWi-Fi経由、充電を節約したいときや子機で高速通信を利用する必要がないときはBluetooth経由などと使い分けるのがおすすめです。
充電の消耗が速い
Bluetooth経由は充電が減りにくい
通信速度が速いのはWi-Fi経由
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LINEモバイルとおすすめの格安SIM3社を比較
LINEモバイルと人気格安SIMの比較を紹介します。
月額料金を比較
MVNO | 月額料金 (容量) |
初期費用 | リンク |
---|---|---|---|
LINEモバイル |
1,760円 (3GB) |
3,400円 | – |
OCNモバイルONE |
1,480円 (3GB) |
3,394円 | 公式詳細 |
UQモバイル |
1,980円 (3GB) |
3,300円 | 公式詳細 |
ワイモバイル |
2,680円 (3GB) |
0円 | 公式詳細 |
LINEモバイルは最安値のプランが600円で非常に安いことやSNSがデータフリーで3GB以上のデータ消費ができることを考えればお得と言えます。
料金について比較すると、3GBのプランの月額はOCNモバイルONEが、初期費用はワイモバイルが最も安くなっています。
ただ、料金プランはそれぞれの格安SIMで異なっていて、ワイモバイルのように基本料金に10分かけ放題が含まれる場合もあるので、金額だけでなくプランの内容も比較するのがおすすめです。
使えるキャリア回線について比較
MVNO | ドコモ回線 | ソフトバンク回線 | au回線 | リンク |
---|---|---|---|---|
LINEモバイル |
〇 | 〇 | 〇 | – |
OCNモバイルONE |
〇 | ✖ | ✖ | 公式詳細 |
UQモバイル |
✖ | ✖ | 〇 | 公式詳細 |
ワイモバイル |
✖ | 〇 | ✖ | 公式詳細 |
対応している回線について比較すると、LINEモバイルはau、ドコモ、ソフトバンクの3大キャリアすべてに対応しているのに対して、他の格安SIMは1回線のみのことがわかります。
LINEモバイルはすべての回線に対応しているため、自分がこれまで使ってきた回線や利用したい回線を選べるのが魅力です。
大手キャリアから乗り換える場合も回線を変えない方が便利でおすすめなので、LINEモバイルは大手キャリアからも乗り換えやすいといえます。
データフリーについて比較
MVNO | SNS | 音楽 | リンク |
---|---|---|---|
LINEモバイル |
〇 | 〇 | – |
OCNモバイルONE |
✖ | 〇 | 公式詳細 |
UQモバイル |
△ | △ | 公式詳細 |
ワイモバイル |
✖ | ✖ | 公式詳細 |
各社のデータフリーについて比較すると、LINEモバイルだけがSNSにも音楽にも対応していることがわかります。
データフリーは対象のサービスで消費したデータ量が加算されない機能で、先ほど紹介した通りテザリング機能を使った場合は子機にも適用されます。
LINEモバイルはプランによってデータフリーの対象サービスが異なり、たとえば音楽をデータフリーで利用したいならSNS音楽データフリーというプランがおすすめです。
また、UQモバイルはデータフリーではありませんが、低速になってもSNSや音楽が聴けるようになっていて、データ容量を超えたあとも使うことはできるという意味で△としました。
料金が最もやすいわけではない
3つの回線に対応していて便利
SNSや音楽がデータフリー
UQモバイルの公式サイトへ OCNモバイルONEの公式サイトへ
総括:テザリングを利用するなら、LINEモバイルが便利!!
LINEモバイルでは無料かつ申込み不要でテザリング機能を利用できるのが魅力。「設定」から子機に接続できるようになります。
ただ、すべての端末が利用できるわけではなく、とくにAndoroid端末はテザリング機能が利用できない場合が多いので、公式サイトで確認しましょう。
LINEモバイルはテザリング機能以外にもSNSがデータフリーのことや3つの回線に対応していることなどの魅力もあり、おすすめの格安SIMです。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルのQ&A
■ベーシックプランをご利用の場合 最低利用期間:なし SIMタイプ⋅利用期間にかかわらず解約⋅MNP転出する際は解約事務手数料がかかります。 解約事務手数料:1,000円
本人確認審査完了の翌日~1週間でご契約の住所にお届けします。
データフリーとは、対象サービスのデータ通信量(SNSデータフリーでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebookのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
LINEモバイルでは、クレジットカード、またはLINE Pay(クレジットカード登録要)、LINE Pay カードでの申し込みとなっています。 コンビニや銀行振り込み、口座振替はご利用できません。
端末保証は、自然故障や水濡れ、破損など思わぬトラブルに備えるための有料オプションです。LINEモバイルを契約または回線変更の際、「端末+SIMカード」を選択したとき、機種変更のお申し込みをしたときにのみ、お申し込みできます。
LINEモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額500円~ |
端末保証 | 月額450円 端末持ち込み:月額500円 |
初期費用 | ・simカード発行費用400円 ・事務手数料3000円 |
契約期間 | 音声通話SIM:1年 |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・SNSが使い放題 ・2019年4月からau回線利用可能 |
キャンペーン | LINEポイントorLINE Pay残高 5,000相当がもらえる |