某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
格安モバイルへの乗り換えを考えている人のなかには、支払方法に不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
クレジットカードでしか支払えないのでは?と乗り換えを躊躇している方に、ここではデビットカードでの支払方法について詳しく説明いたします。
デビットカードによる支払いのメリットとデメリットや、デビットカードが利用できる格安モバイルをご紹介しますので、支払方法で迷っておられる方のご参考になれば幸いです。
MVNO | 楽天モバイル |
---|---|
月額料金 | 月額2,980円から |
MVNO評価 | ★★★★ |
特徴 | ・楽天ポイントがたまる! ・格安スマホ契約者数ナンバー1 |
キャンペーン | 1年間月額料金無料 |
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mvnoでデビットカードでの支払は可能なのでしょうか?
各支払方法の特徴やデビットカード対応のmvnoについてご紹介します。
mvnoではどのような支払方法が一般的?
格安SIMへの乗り換えで気になるポイントのひとつに、支払方法が挙げられます。mvnoではどのような支払方法が一般的なのでしょうか?
結論から言うと、大手キャリアの場合は口座振替や請求書払いにも対応しているのに対し、mvnoでの支払方法はクレジットカード払いであることがほとんどです。
事業者にとっては料金未払いのリスクが少なくなりますし、契約者の社会的信用を判断しやすいというメリットがあるからです。
mvnoの契約窓口のほとんどがインターネット契約であるため、手続きを簡単に完了させるためにもクレジットカードは事業者にもユーザーにも便利なのです。
クレジットカード以外の支払方法
mvnoではクレジットカード払い以外は出来ないのでしょうか?
実は格安SIMであっても口座振替やポイント払い、デビットカード払いなど様々な支払方法に対応しています。以下に口座振替に対応している会社をまとめました。
- 楽天モバイル
- ワイモバイル
- UQモバイル
- BIGLOBEモバイル
- OCNモバイル
口座振替は店頭での申込か郵送が必要になります。そしてデビットカードでの支払に対応しているのは、以下の3社です。
- 楽天モバイル
- UQモバイル
- mineo
次にデビットカードの基礎知識を解説します。
クレジットカード払いが一般的
デビットカードでの支払も可能
デビットカード対応のmvnoは3社
デビットカードとは?
デビットカードの基本情報から分かりやすく解説していきます。
デビットカードの基礎知識
クレジットカードは知っているけど、デビットカードは聞いたことが無いという方も多いのではないでしょうか?
デビットカードとはお支払いと同時に自分の銀行口座からお金が引き落とされる仕組みのカードのことで、支払の便利さや貯蓄以上にお金を使うことが無いという安全性で人気です。
大きく分けて2つのデビットカードがあり、1つは銀行のキャッシュカードで買い物ができる「J-Debit」と、加盟店で使用できる国際ブランド付きのデビットカードです。
ここからは具体的なデビットカードとその他支払方法との比較を見ていきましょう。
クレジットカードやプリペイドカードとの違いは?
カード | 支払の タイミング |
審査 |
---|---|---|
デビットカード |
即時支払い | 15歳もしくは 16歳以上なら誰でも |
クレジットカード |
後払い | 審査あり |
プリペイドカード |
前払い | 審査なし |
クレジットカードは月に一度の支払日に今まで使った料金を支払う仕組みになっており、一括払いや複数回払いを選択することができます。一部ではキャッシングの機能も付いています。
しかしデビットカードは利用するとリアルタイムで自分の銀行口座から引き落とされる仕組みなので、支払方法は一括のみとなります。キャッシング機能はありません。
プリペイドカードは使用前に残高をチャージしておかなくてはなりません。デビットカードは使用後に口座から引き落とされますが、無駄遣いを防止できる点で共通しています。
クレジットカードは後でまとめて支払う
プリペイドカードは事前にチャージする
デビットカードはその場で口座から落ちる
デビットカードでの支払方法のメリット
他の支払い方法と比較したデビットカードならではのメリットについて解説します。
三つのメリット
カード | デビットカード |
クレジットカード |
---|---|---|
メリット ① |
15歳から利用可能 | 支払を後に 延ばせる |
メリット ② |
預金残高の 管理がしやすい |
支払手続きが楽 |
メリット ③ |
ポイントが溜まる | ポイントが溜まる |
クレジットカードとデビットカードのメリットを比較してみました。
クレジットカードは18歳からしか申し込めないのに対し、デビットカードは15歳から申し込むことができます。早くキャッシュレスの仕組みを導入できるのがメリットですね。
そしてキャッシュカードは一カ月間に利用した料金がまとめて引き落とされるため、人によっては管理が苦手という方もいます。
ですがデビットカードであればその場で口座から引き落としになるので、預金残高の管理が分かりやすいのが魅力的ですね。
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
15歳から利用できる
クレジットカードは便利ですが、人によっては審査が通りにくい場合があります。
デビットカードは基本的に審査を必要としないため、15歳以上の学生さんや主婦の方であっても簡単に発行しやすいのが特徴です。
ですので、「格安モバイルに変えたいけどクレジットカードが無くて契約できない」という方でも、デビットカードでの契約が可能になります。
クレジットカードがない方や審査が難しい方は、デビットカードで格安モバイルに変えるという選択肢があるということですね。
預金残高の管理がしやすい
クレジットカードは便利である反面、使いすぎて支払額が予想以上に高くなってしまうケースがあります。
しかしデビットカードは利用と同時に自分の口座預金から引き落としになるため、預金以上に使いすぎてしまう心配もありません。
預金残高の管理が分かりやすいため、お金の管理が苦手な方でも安心して使えるというメリットがあります。
支払時にメール通知も入るため、使った金額を確認しやすいのも安心できるポイントです。
ポイントが溜まる
デビットカードを使うと口座から引き落とされるなら、最初から口座振替にしておけばいいのでは?と思う方もいるかと思います。
デビットカードは口座振替と異なり、ポイントが付与されるという点が大きなメリットでしょう。
カード会社によってポイントが付与されたりキャッシュバックなど美味しい仕組みがありますので、口座振替よりもデビットカードの方がお得なのです。
デビットカードは15歳から使える
預金残高の管理がクレカより簡単
ポイントが溜まるので口座振替よりお得
デビットカードでの支払方法のデメリット
デビットカードを利用するにあたって確認しておきたいデメリットについて解説します。
三つのデメリット
カード | デビットカード |
クレジットカード |
---|---|---|
デメリット ① |
残高不足ではカードの 利用が止められる |
使いすぎる 場合がある |
デメリット ② |
分割払いができない | 支払方法によって 手数料がかかる |
デメリット ③ |
対応している mvnoが少ない |
不正利用の 可能性がある |
デビットカードとクレジットカードのデメリットを比較しました。
クレジットカードは残高に関係なく利用できますが、デビットカードは残高不足だとカードを止められてしまう可能性があります。
クレジットカードは分割払いをすることができますが、デビットカードは仕組み上、一括払いしかできないのが不便な場合も。
また、mvnoに関してもデビットカードでの支払いに対応している所が少ないため、選択の自由度が下がってしまいます。
ここから各デメリットについて詳しく解説していきます。
残高不足ではデビットカードの利用が止められる
クレジットカードと異なり、デビットカードは利用したその場でリアルタイムに口座から引き落とされるという仕組みになっています。
そのため、残高不足になってしまうとデビットカードは使用できません。
預金残高以上の引き落としはできないため、普段から口座への預金は多めに入れておく必要があります。
クレジットカードのように細かい利用明細の管理は必要ありませんが、残高不足にならないよう管理する必要があるでしょう。
端末代金の分割払いができない
クレジットカードの場合は回数によって手数料がかかりますが分割払いやリボ払いを選択することができます。
しかしデビットカードは引き落としの仕様上、一括払いしか行えません。ですので、モバイル端末代も分割払いができない点に注意してください。
分割払いができないため、格安モバイルに切り替えるにあたって端末を買い替える場合は初期費用が思っている以上に掛かる可能性がある点に注意しましょう。
対応しているmvnoが少ない
様々な会社が格安モバイル・格安SIMを取り扱っています。しかし支払方法としてはクレジットカードが一般的なため、デビットカードに対応しているmvnoは限られています。
つまり、デビットカードで契約したい場合は、選択肢が限られてしまうというデメリットが発生してしまいます。
冒頭でも紹介しましたが、デビットカードを利用できるmvnoは「楽天モバイル」「UQモバイル」「mineo」の3社のみ。
今後もデビットカードに対応する会社が増える可能性もあるかもしれませんが、現状は限られた中から選ぶ必要があるでしょう。
預金不足に気を付ける必要がある
端末代の分割払いができない
限られたmvnoから選ぶ必要がある
デビットカード支払が利用できるmvnoの比較
デビットカードを利用できるmvno同士での支払方法や利用料金を比較していきます。
mvno一覧
mvno | デビット カード 利用可能 |
注意事項 |
---|---|---|
楽天 モバイル |
△ | ・楽天銀行デビットカード ・スルガ銀行デビットカード のみ利用可能 |
UQ モバイル |
◯ | 会社によって 支払い不可能な場合もある |
mineo |
◯ | 会社によって 支払い不可能な場合もある |
デビットカード支払いに対応しているmvnoを比較してました。
UQモバイルとmineoの場合はデビットカード支払いに対応していますが、カード会社によっては利用できない可能性があります。
ガスや携帯料金の支払いは制限されているというカード会社もありますので、発行元に問い合わせるのが確実でしょう。
楽天モバイルの場合もデビットカード払いに対応していますが、「楽天銀行デビットカード」「スルガ銀行デビットカード」のみの対応となっています。
mvnoの支払方法の比較
mvno | 支払 方法① |
支払 方法② |
支払 方法③ |
---|---|---|---|
楽天 モバイル |
クレジット カード |
口座 振替 |
楽天 ポイント |
UQ モバイル |
クレジット カード |
口座 振替 |
– |
mineo |
クレジット カード |
口座 振替 (eo光ネット 利用者) |
プリペイド カード |
mvnoごとにデビットカード以外での支払方法を比較しました。
UQモバイルでは口座振替とクレジットカードでのお支払いに対応しています。
mineoでは基本的にクレジットカードでの対応ですが、eo光ネットユーザーのみ口座振替が可能です。また、プリペイドカードでの支払いにも対応しています。
楽天モバイルでは口座振替とクレジットカード以外に楽天ポイントでの支払いに対応しており、1ポイント1円として使用可能です。
ただし口座振替での支払の場合は楽天ポイントを使用することはできません。
mvnoごとの利用料金の比較
格安モバイル | 月額 最安値 (税込) |
月額 最高値 (税込) |
---|---|---|
楽天モバイル |
無料 (0GB~1GB) |
3,278円 (無制限) |
UQモバイル |
1,078円 (3GB) |
2,178円 (無制限) |
mineo |
1,298円 (1GB) |
2,178円 (20GB) |
最後に、もっとも気になる利用料金の比較をしてみます。
3社で最も安く利用できるのは1GBまで無料の楽天モバイルでしょう。毎月そこそこのネット通信をされる方はmineoの20GBがプランとして最適です。
UQモバイルと楽天モバイルのみ無制限のプランがありますので、今まで20GBのプランで何度も利用制限に引っかかった方は、この2社をおすすめします。
利用したいデビットカードとプランとの兼ね合いで検討してみてはいかがでしょうか?
デビットカードに制限があるケースも
デビットカード以外の支払方法も可能
デビットカードとプランの兼ね合いで検討
楽天モバイルの公式サイトへ UQモバイルの公式サイトへ mineoの公式サイトへ
総括:クレジットカード以外で支払いたい方はデビットカードを利用しましょう
今回はデビットカードの仕組みや利用できるmvnoについて解説しました。
クレジットカードのような後払い方式に抵抗がある方や、学生さんなど審査が通りにくい方はデビットカードでの支払いがおすすめです。
とにかく安く利用したいという方は、月額料金の安い楽天モバイルがおすすめです。
楽天会員であれば携帯代以外のお買い物で溜まったポイントを1ポイント1円で支払に利用できます。
デビットカードを利用してのmvnoへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?
MVNO | 楽天モバイル |
---|---|
月額料金 | 月額2,980円から |
MVNO評価 | ★★★★ |
特徴 | ・楽天ポイントがたまる! ・格安スマホ契約者数ナンバー1 |
キャンペーン | 1年間月額料金無料 |
楽天モバイルの公式サイトへ
楽天モバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額525円~ |
端末保証 | 月額500円 |
初期費用 | ドコモ回線3,394円 au回線3,406円 |
契約期間 | なし |
特徴 | ・格安スマホ契約者数No.1 ・楽天会員なら月額料金が安くなる |
キャンペーン | 2回線目以降の契約で 最大5,000円もらえる |