某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
キャリアで当たり前に使っているサービスが使えなくなるのが不安で、格安SIMへの乗り換えを悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが、キャリアと同じようなサービスが使えるワイモバイルです。
本記事ではワイモバイルのメリットについて詳しく紹介しますので、格安SIMへの乗り換えを不安に思っている人はぜひチェックしてください。
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
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ワイモバイルのメリットは、キャリアと同じように使えること
ワイモバイルはこれまで格安SIMに多かった不満点を解消した人気上位の格安SIMです。どのような点が大手キャリアに引けを取らないのか見ていきましょう。
キャリアメールが使える
大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、たとえ同じ回線を取り扱っている格安SIMを選んでも、それまで使っていたキャリアメールは使えなくなります。
キャリアメールは今ではあまり使われませんが、会社でのやりとりやガラケーをまだ使っている世代との貴重な連絡手段です。
ワイモバイルで契約すると大手キャリアのアドレスの代わりに@ymobile.ne.jpを使用可能です。通常のメールとMMSというカラフルな絵文字が使える機能が搭載されています。
口座振替に対応している
多くの格安SIMの場合はクレジットカード払いが基本的な支払い方法です。大手キャリアのように銀行振り込みや振り込み用紙による支払いは多くありません。
そのため格安SIMに申し込むにはこれまでクレジットカードが必須でもありました。ですがワイモバイルの場合は口座振替に対応。
結果、契約する際もクレジットカードがいらないため、クレジットカードを持っていない人や口座振替でこれまで支払いをしていた方が気軽に契約できる形となっています。
完全なかけ放題にできる
通話オプション | 月額料金 |
---|---|
10分かけ放題 |
基本料金込 |
24時間かけ放題 |
1,000円/月 |
大手キャリアの大きな魅力として24時間完全なかけ放題がある点が挙げられます。通話料金が高くなるかもしれないと思い格安SIMへの乗り換えを足踏みする人もいるでしょう。
ワイモバイルは基本料金内に10分以内のかけ放題が含まれているだけではなく格安SIMの中ではがず少ない24時間かけ放題プランのオプションもあります。
そのため大手キャリアと同じように時間を気にせず通話することが可能です。これまで長時間通話をしてきた方でもワイモバイルなら安心ですね。
キャリア決済が使える
ほとんどの格安SIMが大手キャリアで使っているキャリア決済がないことが多いです。キャリア決済はネットでの買い物などの支払いを携帯料金にまとめる決済方法になります。
買い物だけではなく例えばアプリでの課金なども今はキャリア決済を使っている人が多いですが、ワイモバイルにはそのキャリア決済が搭載されています。
ワイモバイルまとめて支払いというサービスですがこれまで大手キャリアで使ってきたキャリ決済と同じ内容です。申し込みや月額利用料も無料となっています。
キャリアメールが使用できる
24時間完全かけ放題がある
口座振替・キャリア決済が可能
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まだまだある!ワイモバイルのメリット
ワイモバイルが大手キャリアと同じように使える点は伝わったかと思いますが、それ以外にも格安SIMとして非常に魅力的なメリットがあります。
家族割or光セット割で500円割引
ワイモバイルは2台目以降の基本料金が500円引きになる家族割サービスを展開しています。そのため自分だけじゃなく家族も一緒に乗り換えた方がお得です。
最大9回線まで適用され、家族割の対象は一緒に住んでいる人以外にも家族だと照明できれば遠距離でも適用されます。
またワイモバイルでインターネットの光回線を契約するとセット割で500円引きになります。家で使っているWi-Fiをワイモバイルに変えるだけで割引かれるためおすすめです。
お得なYahoo!プレミアム会員に無料でなれる
通常の場合、Yahoo!プレミアム会員は月額料金がかかりますが、ワイモバイルなら無料で利用が可能です。
プレミアム会員であれば、Yahooオークションで出品したり、Yahoo!ショッピングやPayPayモールでもお得な特典がたくさん貰えるのでとてもお得です。
特に申し込みも必要なく、ワイモバイルでスマホを契約した時点で反映されるため、よくYahoo!のサービスを利用している人であればプレミアム料金を節約できます。
データシェアができる
親回線の料金プラン | 子回線の料金 |
---|---|
スマホベーシックプランS |
980円 |
スマホベーシックプランM |
490円 |
スマホベーシックプランR |
490円 |
ワイモバイルは複数台契約に適したデータシェアというサービスも人気です。データシェアは主端末で契約したデータ容量を分けてサブ端末で使えるようにする機能になります。
新規で2台契約するよりも非常に安く、データ容量が大きいプランをデータシェアするほどさらにお得になります。
2台普通に新規契約すると1980円x2のところ1980円と980円で2台使えるためスマホとタブレットを両方とも使いたい方は積極的にデータシェアを利用しましょう。
家族割などの料金割引が豊富
Yahoo!プレミアム会員に無料でなれる
複数台契約ならデータシェアがおすすめ
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ワイモバイルのデメリットは?
多くのサービスが充実しているワイモバイルの数少ないデメリットは、データ容量に関する部分と、通話オプションの部分です。
余ったデータ量を繰り越しできない
格安SIMの中には余ったデータ容量を翌月に繰り越し、合算して使用することができますが、ワイモバイルは当月に余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができません。
料金プランも3GBからとなっているため、あまりスマホを日常的に使わない人、データ容量がそこまでいらない人からすると損をしていると感じるかもしれません。
逆に毎月きっちりと使い切ろうとする方、通信制限になるほどデータ容量を使っている方はそこまで気にならないでしょう。
通話をあまりしない人は損
ワイモバイルのスマホベーシックプランは10分以内の国内通話かけ放題が組み込まれた料金設定となっています。
この10分以内の国内通話かけ放題は外すことができず、組み込まれている分他社に比べて料金が若干高めの設定になっているのです。
そのため電話番号を使った通話をそこまで使わない方からすると、余計なオプション料金を支払っているかのような感覚を覚えるでしょう。
データ容量の繰り越しはできない
10分以内のかけ放題プランは外せない
通話をしない人は損をしていると感じやすい
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ワイモバイルの基本知識
ここまでワイモバイルの大手キャリアに負けていない点、メリットなどをご紹介しましたが一度基本的な知識をまとめてご紹介します。
ワイモバイルの料金プラン
プラン (データ量) | 月額料金 (税込) |
---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 |
シンプルR (25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルでスマホを契約する場合はスマホベーシックプランをおすすめします。S・M・Rのデータ容量から適したプランを選ぶだけで契約が可能です。
新規登録から半年間は新規割で700円引きで使えるのも嬉しいですね。料金だけではなく1年間はデータ容量も増量されます。
Sプランであれば1GB、M・Rプランであれば3GBも増量されます。1年経ったあとも毎月500円支払うことでデータ増量オプションは継続が可能です。
3GBでできること | 時間 |
---|---|
ゲームアプリ |
12時間 |
動画視聴 |
18時間 |
メッセージアプリ |
2400往復 |
WEB閲覧 |
1320ページ |
ワイモバイルの通信速度
時間帯 | 通信速度 |
---|---|
朝 (4月27日) |
11.1Mbps |
昼 (4月27日) |
11.2Mbps |
夜 (4月27日) |
6.7Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドです。通常格安SIMは大手キャリアから通信環境を間借りしてサービスを提供しているため通信速度は遅くなりがちです。
ですがワイモバイルはソフトバンクの自社回線を使えるため、大手キャリアと同等の通信速度を安定させているのも大きなメリットです。
夜の時間帯は若干通信速度が落ちますがそれでもSNSの利用などは問題なくできますし、朝や昼間の時間帯は動画の視聴など大容量のデータ通信も快適に行えます。
ワイモバイルの取り扱い端末
ワイモバイルは大手キャリアと同じように、契約時に新しい端末を購入することが可能です。AndroidやiPhone端末も豊富ですが、タブレットやWi-Fiルーターも取り扱っています。
ワイモバイルに乗り換える際は大手キャリアで使っていた端末をSIMロック解除して引き続き使うこともできますが初期設定などを自分でしなければなりません。
契約時に端末もセット購入してしまえば初期設定済みの端末が届くため、取り扱いの種類も豊富ですからワイモバイルで新たにスマホを購入するのも良いでしょう。
料金プランはシンプル
通信速度は格安SIMの中でも速い
スマホやタブレットなど取り扱い端末が豊富
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ワイモバイルと他の格安SIMと比べると…?
大手キャリアに負けていないサービスを展開しているワイモバイルですが、他社格安SIMはどうでしょうか?それぞれメリットも踏まえつつ比較していきます。
月額料金で比較する
格安SIM | 料金 (容量) |
10分かけ放題 込みの料金 |
リンク |
---|---|---|---|
ワイモバイル |
半年:1,980円 以降:2,680円 (4GB) |
半年:1,980円 以降:2,680円 |
公式詳細 |
LINEモバイル |
1,480円 (3GB) |
2,360円 | – |
mineo |
1.950円 (3GB) |
2,800円 | 公式詳細 |
3GBの月額料金で見てみると、ワイモバイルは半年間の割引を含めても、少し料金設定が高めなのがわかります。
ですが10分以内のかけ放題がワイモバイルには含まれているため、同じように他の2社もかけ放題をつけると、料金の差はほぼなく、半年間はワイモバイルが一番安いです。
10分以内のかけ放題を付けようと考えている人はワイモバイルの方がメリットが大きいですが、いらない場合はLINEモバイルが料金を抑えられるためおすすめです。
通信速度で比較する
格安SIM | ワイ モバイル |
LINE モバイル |
mineo (マイネオ) |
---|---|---|---|
通信速度 (4/27朝) |
11.1Mbps | 2.1Mbps | 12.7Mbps |
通信速度 (4/27昼) |
11.2Mbps | 0.9Mbps | 2.5Mbps |
通信速度 (4/27夜) |
6.7Mbps | 5.2Mbps | 19.6Mbps |
リンク | 公式詳細 | – | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
今度は通信速度を3社比較してみましょう。上記でも説明しましたが格安SIMは通信環境を間借りしているため通信速度が遅くなりがちなのがデメリットです。
自社回線を持たないLINEモバイルは遅い時で1Mbpsほどになります。mineoも自社回線がない中で朝晩は非常に高速ですが、昼間の時間帯はガクッと速度が落ちてしまいます。
ワイモバイルは夜少しだけ速度が落ちますが3社の中で一番、1日を通した速度が安定しています。通信速度が気になる方はワイモバイルがおすすめです。
サービス内容で比較する
サービス内容比較 | ワイ モバイル |
LINE モバイル |
mineo (マイネオ) |
---|---|---|---|
24時間 かけ放題 |
○ | × | × |
口座振替 | ○ | × | × |
キャリア メール |
○ | × | × |
キャリア 決済 |
○ | × | ○ |
家族割 | ○ (500円) |
× | ○ (50円) |
データ シェア |
○ | ○ | ○ |
リンク | 公式詳細 | – | 公式詳細 |
通常のプランだけではなくオプションなどのサービス内容を比較してみると、家族割やデータシェアのサービスは他社もありますが他のサービスはワイモバイルにしかありません。
キャリアメールやキャリア決済、口座振替に24時間の完全かけ放題。これらは大手キャリアと同じように使う上でとても大切なサービスです。
比較すると如実にわかりますが、ワイモバイルのみここまでサービスが充実しているため、初めて大手キャリアから格安SIMに乗り換える人でもワイモバイルなら安心です。
ワイモバイルは料金は少し高め
安定した通信速度はワイモバイルが良い
ワイモバイルはキャリア並のサービス内容
ワイモバイルの公式サイトへ LINEモバイルの公式サイトへ mineoの公式サイトへ
総括:ワイモバイルはたくさんのメリットがあり、キャリアのように利用できる格安SIM!
多くの視点からワイモバイルのメリットをみてきましたが、24時間のかけ放題や口座振替を含め、大手キャリアのように利用できるのはワイモバイルくらいと言えます。
充実したサービスにはキャリアメールやキャリア決済なども含まれつつ、格安SIMらしい料金設定と家族割などの割引サービスも展開されています。
通信環境も格安SIMの中では悪くなく、安定していることから、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるならほぼ同じように使えるワイモバイルをおすすめします。
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
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ワイモバイルのQ&A
データ通信容量が上限に満たなかった場合でも、余ったデータ通信容量を翌月へくりこすことはできません。
データ通信料が1GBの場合、メールの送受信は「約2,090通」、ニュースサイトなどの閲覧は「約3,490ページ」などが利用可能目安となります。
スマートフォン/タブレット/ケータイ(ガラケー)、PHSは、月途中の加入の場合、基本使用料は日割り計算されます。Pocket WiFiは、ご契約中のプランによって異なりますが、日割り計算または満額請求になります。
請求締め日は毎月末日です。お支払い期日は翌月26日ごろです。
個人のお客さまであること、ワイモバイルを対象料金プランでご契約すること、固定通信サービス(SoftBank Air、SoftBank 光など)をお申し込み後180日以内に開通(契約成立)することなどが条件です。
ワイモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額1,480円~ |
端末保証 | 故障安心パックプラス 故障安心パック 故障安心パック-S 故障安心パックライト |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・ソフトバンクのサブブランド ・通信速度が速い |