某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
この記事では、話し放題のプラン内容や料金を比較しておすすめを紹介します。
格安simによってオプションやサービスは異なるため、話し放題プランや料金を比較して、自分にあった料金プランを選びましょう。
格安simの話し放題プランを解説!
格安SIMの話し放題プランには時間無制限のものや10分無制限のものだと様々なものがあるので、自分にあったプランを選びましょう。
時間無制限の話し放題がある格安sim
格安sim | 月額料金 | リンク |
---|---|---|
ワイモバイル |
1,000円 | 公式詳細 |
UQモバイル |
1,700円 | 公式詳細 |
格安SIMで時間無制限の話し放題があるものは多くありませんが、ワイモバイルとUQモバイルにはそれぞれ時間無制限の話し放題オプションがあります。
無制限話し放題を利用する場合は、ワイモバイルは月額1,000円のスーパーだれとでも定額、UQモバイルは月額1,700円でスマホプランの国内通話かけ放題オプションに加入します。
格安SIMを検討している人で、長時間の通話も短い通話も頻繁にする人には時間無制限の話し放題オプションがおすすめです。
10分間の話し放題がある格安sim
格安sim | 月額料金 | リンク |
---|---|---|
ワイモバイル |
無料 | 公式詳細 |
UQモバイル |
700円 | 公式詳細 |
mineo |
850円 | 公式詳細 |
OCNモバイルONE |
850円 | 公式詳細 |
LINEモバイル |
880円 | – |
格安SIMでは、時間無制限の話し放題よりも10分間の話し放題オプションが多くあります。10分以内の短い通話を頻繁にする人には10分話し放題がおすすめです。
ワイモバイルのスマホベーシックプランは基本料金こそ高いものの、プランに10分話し放題が含まれているので、10分話し放題を含めると大きな差はありません。
また、他の格安SIMの10分話し放題オプションの月額は700~800円程度。UQモバイルが他の格安SIMよりも安くなっています。
その他の話し放題がある格安sim
OCNモバイルONE
かけ放題 オプション |
月額料金 | 内容 |
---|---|---|
トップ3 かけ放題 |
850円 | ・上位3番号の通話料が0円 |
かけ放題 ダブル |
1,300円 | ・10分かけ放題 ・上位3番号の通話料が0円 |
OCNモバイルONEでは、10分話し放題以外にもトップ3かけ放題とかけ放題ダブルという2種類の通話オプションが用意されています。
トップ3かけ放題とは、その月の通話料金上位3つ電話番号との通話料金が0になるオプション。特定の相手と長電話を多く電話する人におすすめです。
また、かけ放題ダブルは10分話し放題とトップ3かけ放題を組み合わせたオプション。10分以内の通話も特定の相手との長電話もする人におすすめです。
OCNモバイルONEの公式サイトへ
mineo
かけ放題 オプション |
月額料金 | 内容 |
---|---|---|
通話定額30 |
840円 | 1ヶ月30分以内で 話し放題 |
通話定額60 |
1,680円 | 1ヶ月60分以内で 話し放題 |
mineoには通話定額サービスがあります。mineoの通話定額サービスは、1ヶ月30分以内で話し放題の通話定額30と60分以内話し放題の通話定額60です。
基本通話料は30秒20円なので、60分の通話で2,400円の通話料が発生しますが、通話定額60なら月額1,680円なので720円通話料がお得になります。
10分を超える通話を何人かとする人や毎月の通話料がほぼ一定の人は通話定額オプションがおすすめです。
時間無制限の話放題があるのは2社だけ
10分話し放題は多くの格安SIMにある
通話定額サービスなどもある
mineoの公式サイトへ
格安simの3つの通話方式
格安SIMには通常の通話だけでなく、プレフィックスとIP電話の合計3種類の通話方法があります。
通常の音声電話
通常の音声通話とはau、ドコモ、ソフトバンクの大手キャリアの電話回線を利用したい通話のことです。
大手キャリアの回線なので通話の品質が高く、繋がりにくかったり、発信と受信の間に送れが生じたりしないのがポイント。
通話料金は30秒20円で、格安SIMのかけ放題ではこの方式は採用されていませんが、格安SIMに契約して特に何も申し込まなければ、基本的にこの通話方式になります。
プレフィックス
プレフィックスとは、30秒10円で利用できるお得な通話方式。電話番号の前に指定された番号をつけるか、格安SIMの専用通話アプリから発信することで利用できます。
格安SIMの時間無制限の話し放題オプションや10分話し放題オプションは基本的にこのプレフィックスを利用しています。
話し放題はプレフィックスを利用することでお得になっていますが、話し放題に契約しても通常の音声通話を利用すると話し放題が適用されず30秒20円の通話料金が発生するので注意してください。
IP電話
IP電話は電話回線ではなくインターネット回線を利用する通話方式。電話番号は発信も受信も050から始まる電話番号になります。
IP電話のメリットはデータSIMでも利用できる点。通話はしたいけど料金はなるべく安くしたい、という人はデータSIMに契約してIP電話を利用するのがおすすめです。
一方で、インターネット回線を利用するIP電話はデータ通信が不安定だと通話の質が下がってしまうのがデメリット。また、110番や119番には電話できないので注意してください。
大手キャリアの通話回線は質が高い
専用アプリからの通話で通話料がお得
IP電話はデータSIMで利用可能
格安simの話し放題なら特におすすめはワイモバイル!
話し放題の「スーパーだれとでも定額」
プラン | 料金 (容量) |
かけ放題 料金 |
合計 |
---|---|---|---|
スマホベーシック プランS |
2,680円 (3GB) |
1,000円 | 3,680円 |
スマホベーシック プランM |
3,680円 (9GB) |
1,000円 | 4,680円 |
スマホベーシック プランL |
4,680円 (14GB) |
1,000円 | 5,680円 |
ワイモバイルのスーパーだれとでも定額は通話相手のキャリアや通話回数、通話時間に関係なく話し放題のオプション。
主にスマホ向けのプランであるスマホベーシックプランで利用可能。月額が1,000円なので、たとえばスマホベーシックプランSなら月額の合計が3,680円になります。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで通話の品質も高いので、スーパーだれとでも定額なら質の高い通話をより長く楽しめます。
その他の通話オプション「10分かけ放題」
ワイモバイルでは10分かけ放題オプションも利用可能。ワイモバイルの基本的なプランはスマホベーシックプランですが、このプランに10分かけ放題が含まれています。
そのため、10分かけ放題オプションを利用したい人は基本プランの他にオプションを申し込んだり、オプション料金を支払う必要はありません。
スマホベーシックプランではS、M、Rの3種類のプランがありますが、どのプランでも無料で10分かけ放題が利用できます。
スーパーだれとでも定額なら通話し放題
スーパーだれとでも定額は月額1,000円
10分かけ放題は無料で利用可能
ワイモバイルの公式サイトへ
話し放題ならUQモバイルもおすすめ
格安SIMで通話をしたいなら時間無制限の話し放題があるUQモバイルもおすすめです。
話し放題オプション「国内通話かけ放題」
プラン | 料金 (容量) |
かけ放題 料金 |
合計 |
---|---|---|---|
スマホプランS |
1,980円 (3GB) |
1,700円 | 3,680円 |
スマホプランM |
2,980円 (9GB) |
1,700円 | 4,680円 |
スマホプランL |
3,980円 (14GB) |
1,700円 | 5,680円 |
UQモバイルのスマホ向けのプランはスマホプラン。スマホプランではS、M、Lの3種類のデータ容量と3種類の通話オプションがあります。
3種類の通話オプションの1つが国内通話かけ放題。国内通話かけ放題は月額1,700円のオプションで、たとえばスマホプランSの場合は月額の合計が3,680円になります。
国内通話かけ放題なら時間無制限で回数や相手に関係なく通話ができるので、通話の頻度が高い人や長電話をする人にはおすすめです。
話し放題以外の通話オプション
国内通話10分かけ放題
スマホプランの通話オプションには国内通話10分かけ放題があります。10分以内の短い電話をする人にはおすすめです。
国内通話10分かけ放題オプションの月額は700円。スマホプランSでこのオプションを選択した場合は月額2,680円になります。
通話の頻度は高いけど10分を超える長電話はほとんどしない、という人には国内通話10分かけ放題がおすすめです。
1ヶ月60分の国内通話が定額
スマホプランの通話オプションには通話定額オプションの通話パックもあります。この通話パックでは1ヶ月に60分間の通話がし放題になっています。
通話パックは月額500円で利用可能。スマホプランSで通話パックを選択した場合の月額は2,480円です。
通話パックは短い電話を頻繁にする人よりも、ときどき長電話をする人におすすめ。料金が安いので、通話オプションの料金を抑えたい人にもおすすめです。
3種類の通話オプションが選べる
1,700円で時間無制限の話し放題
通話頻度が低いなら通話パック
UQモバイルの公式サイトへ
話し放題でおすすめの格安simを比較
格安SIMで時間無制限の話し放題があるのはワイモバイルとUQモバイルです。それぞれの特徴の比較を紹介します。
月額料金を比較
格安sim | ワイモバイル |
UQモバイル |
---|---|---|
無制限 かけ放題 |
1,000円 | 1,700円 |
データプラン料金 (容量) |
2,680円 (3GB) |
1,980円 (3GB) |
合計金額 | 3,680円 | 3,680円 |
リンク | 公式詳細 | 公式詳細 |
月額の料金プランを比較すると、基本料金と時間無制限の話し放題オプションの料金の合計はどちらも3,680円になっています。
ワイモバイルのスマホベーシックプランは10分かけ放題が含まれているため、基本料金が高くなっていますが、その分、時間無制限の話し放題の料金が安くなっています。
基本料金とオプション料金に差はありますが、時間無制限の話し放題を利用する場合、月額の差はないといえます。
通信速度を比較
格安sim | ワイモバイル |
UQモバイル |
---|---|---|
通信速度 (2/20朝) |
11.3Mbps | 14.5Mbps |
通信速度 (2/20昼) |
11.2Mbps | 13.8Mbps |
通信速度 (2/20夕方) |
13.7Mbps | 14.6Mbps |
リンク | 公式詳細 | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
通信速度を比較すると、どの時間帯もUQモバイルの方が少し速くなっていますがどちらも10Mbpsを超えていて快適な通信ができることがわかります。
多くの格安SIMは5Mbps前後ですが、UQモバイルとワイモバイルは大手キャリアのサブブランドなので、他の格安SIMよりも通信速度が速いのが特徴。
また、他の格安SIMは昼や夕方などの回線が混雑する時間帯では通信が不安定になり1Mbpsを下回ることもありますが、UQモバイルとワイモバイルは通信が安定しているのも魅力です。
メリットを比較
格安sim | メリット | リンク |
---|---|---|
ワイモバイル |
・通話が高音質 ・割引が豊富で料金が安くなる |
公式詳細 |
UQモバイル |
・通信速度が速い ・データ繰り越しが可能 |
公式詳細 |
ワイモバイルはVoLTEやVoLTE(HD+)という高音質通話サービスを利用できるのがメリット。また、新規割や家族割などを利用して月額をお得にできます。
一方でUQモバイルは通信速度の速さが最大のメリット。また、データの繰越や節約ができるので、データ容量を無駄なく活用できるのも魅力です。
ワイモバイルは割引などの料金を重視する人におすすめで、UQモバイルは通信速度を重視する人におすすめ。自分にあったメリットのある格安SIMを選びましょう。
デメリットを比較
格安sim | デメリット | リンク |
---|---|---|
ワイモバイル |
・料金プランが少ない | 公式詳細 |
UQモバイル |
・3日間の使用制限がある | 公式詳細 |
ワイモバイルは料金プランが少ないのがデメリット。スマホ向けのプランはスマホベーシックプランのみで、必ず10分かけ放題がついてきます。
そのため、スマホでそれほど通話をしない人は10分かけ放題を活用できないので、ワイモバイルはおすすめできません。
一方で、UQモバイルは3日間の速度制限があるのがデメリット。3日間で6GB以上のデータ容量を消費すると、UQモバイルの魅力の高速通信が利用できなくなります。
オプションをつけた月額料金は同じ
ワイモバイルは高音質の通話ができる
UQモバイルは高速通信が魅力
総括:格安simで無制限の話し放題プランを選ぶならワイモバイルがおすすめ!
格安SIMで時間無制限の話し放題が利用できるのはワイモバイルとUQモバイルのみ。そのなかでもおすすめはワイモバイルです。
ワイモバイルはスーパーだれとでも定額で時間無制限の話し放題が利用可能。スーパーだれとでも定額は月額1,000円で、時間や回数に関係なく話し放題です。
また、ワイモバイルは高音質サービスを利用できる点や新規割や家族割などの割引が豊富で料金を節約できる点も魅力になっています。
格安SIMで時間や回数を気にせずに存分に通話したいなら、ワイモバイルのスーパーだれとでも定額がおすすめです。
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
ワイモバイルの公式サイトへ
ワイモバイルのQ&A
データ通信容量が上限に満たなかった場合でも、余ったデータ通信容量を翌月へくりこすことはできません。
データ通信料が1GBの場合、メールの送受信は「約2,090通」、ニュースサイトなどの閲覧は「約3,490ページ」などが利用可能目安となります。
スマートフォン/タブレット/ケータイ(ガラケー)、PHSは、月途中の加入の場合、基本使用料は日割り計算されます。Pocket WiFiは、ご契約中のプランによって異なりますが、日割り計算または満額請求になります。
請求締め日は毎月末日です。お支払い期日は翌月26日ごろです。
個人のお客さまであること、ワイモバイルを対象料金プランでご契約すること、固定通信サービス(SoftBank Air、SoftBank 光など)をお申し込み後180日以内に開通(契約成立)することなどが条件です。
ワイモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額1,480円~ |
端末保証 | 故障安心パックプラス 故障安心パック 故障安心パック-S 故障安心パックライト |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・ソフトバンクのサブブランド ・通信速度が速い |