某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
しかし近年格安simを取り扱う業者は多く、どれを選んで良いかわからないと思う方も少なくありません。
今回は、そんなイオンモバイルのデータsimについて特徴をご紹介しながら、その魅力をご紹介いたします。
MVNO | イオンモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額480円から |
MVNO評価 | ★★★★ |
特徴 | ・月額料金が格安 ・シェアプランがある |
キャンペーン | 2年契約なし 解約金ゼロ |
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イオンモバイルのデータsimの特徴
今回の記事では、データSIMのプランを中心に解説していきます。まずは、データSIMで契約できる回線や特徴についての説明です。
タイプ1とタイプ2に分かれている
イオンモバイルのSIMカードタイプは、タイプ1とタイプ2に分かれています。色々と違いがありますが、大きな違いは対応プランが異なる点と回線の種類です。
タイプ1はauとドコモ回線から選択でき、音声とデータSIMどちらの契約にも対応できます。タイプ2は回線がau回線のみで、データSIMにしか対応していません。
それぞれの詳しい内容については、下記にまとめています。データSIMの契約はどちらのタイプでも対応できるので、比較して良い方を選んでください。
タイプ1とタイプ2の特徴
タイプ | タイプ1 |
タイプ2 |
---|---|---|
プラン | 音声通話プラン シェアプラン データプラン |
データプラン |
回線 | au/ドコモ | ドコモ |
通信速度 (高速時) |
下り最大370Mbps 上り最大25Mbps |
下り最大788Mbps 上り最大50Mbps |
通信制限 | 3日間で6GBまで | なし |
タイプによる回線と契約できるプランの違いは、上記で説明している通りです。ここでは、それ以外の違いについて解説していきます。
同じドコモ回線でも、選択するタイプによって通信速度は大きく異なります。また、タイプ1は通信制限の対象です。データ量を大量に消費する方は使用頻度に気を付けてください。
ただし、際限なくデータ量を追加できるタイプ1と違い、タイプ2は月に最大6回までしかデータ量を追加できません。料金は1GB480円でどちらも同じです。
データSIMを利用するならタイプ2がおすすめ!
タイプ2はタイプ1と比べて、利用できるプランや回線に制限があります。しかし、タイプ2は、通信速度が速く3日間に及ぶ通信制限もかかりません。
そのため、快適にデータ通信を楽しみたい方におすすめなのはタイプ2のSIMカードタイプです。
また、回線は端末のSIMロックを解除することで自由に選択できます。au回線を利用している方も、ロックを解除してタイプ2のドコモ回線に移行が可能です。
データSIMにはタイプ2がおすすめ
タイプ2は通信制限の対象外
通信速度が速いのはタイプ2
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イオンモバイルの料金プランなどを紹介!
紹介するのはデータSIMの料金プランと通信速度、050から始まる電話番号についてです。
イオンモバイルの料金プラン
データ容量 | データプラン (タイプ1・2対応) |
---|---|
1GBプラン | 480円 |
2GBプラン | 780円 |
3GB (やさしいプラン) |
680円 |
4GBプラン | 980円 |
6GB (やさしいプラン) |
1,080円 |
6GBプラン | 1,480円 |
8GB (やさしいプラン) |
1,580円 |
8GBプラン | 1,980円 |
12GBプラン | 2,680円 |
20GBプラン | 3,980円 |
30GBプラン | 4,980円 |
40GBプラン | 6,480円 |
50GBプラン | 8,480円 |
イオンモバイルの料金プランは、音声・データ・シェアの3種類あります。大きな特徴は、最大データ容量が大きい点と料金が安い点です。
データ容量は50GBまで選択できるので、動画やゲームを楽しみたい方にもおすすめできます。
データプランは1GBから選択できますが、音声プランは60歳以上限定で200MBから契約できます。
シェアプランはSIMカードを最大5枚まで追加できるプランです。データ量をシェアすることで、契約を分散するよりも料金がお得になります。
イオンモバイルの通信速度
時間帯 | 朝 (8月23日) |
昼 (8月23日) |
夜 (8月23日) |
---|---|---|---|
通信速度 (タイプ1/au) |
3.8Mbps | 5.3Mbps | 7.6Mbps |
通信速度 (タイプ1/ドコモ) |
11.9Mbps | 5.1Mbps | 5.9Mbps |
通信速度 (タイプ2/ドコモ) |
6.6Mbps | 8.8Mbps | 5.5Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
前述している通り、イオンモバイルの回線はauとドコモの2回線です。また、タイプによっても通信速度には違いがあります。
通信速度が落ち込みやすい時間帯を選んで計測していますが、どの回線もある程度の通信速度は維持されています。
スマホの快適利用は、5Mbpsからです。au回線が朝の時間帯に5Mbps以下に落ち込んでいますが、3Mbps以上ならWebサイトの閲覧は問題なく行えます。
通信速度は通信状況やエリアなどによっても異なるので、数値は目安として考えてください。
データSIMだけで使える050かけ放題もある!
イオンモバイルでは、050から始まるIP電話の番号が用意されています。月額1,500円の「050かけ放題」と契約すると、国内の固定電話・スマホ・携帯への連絡は定額です。
IP電話とはインターネット回線を利用した通話サービスです。そのため、電波状況が悪くても、Wi-Fiを利用して通話することもできます。
データ通信専用のSIMカードでも利用できるので、音声通話SIMを契約するよりも価格は抑えられます。
最大データ容量が50GBと大きい
通信速度を安定して供給
データSIMでもIP電話を利用可能
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イオンモバイルのおすすめポイント
イオンモバイルはさまざまなサービスを提供しています。今回は、その中から3つのサービスや機能について紹介していきます。
速度切り替えアプリで節約可能
常に高速通信を行っていると、データ容量はすぐになくなってしまいます。そのためイオンモバイルでは、専用のアプリで簡単に通信速度の切り替えが可能です。
低速通信時はデータ容量が消費されません。必要な時以外低速通信にすることで、データ容量を大幅に節約することができます。
またアプリには、データ容量の残容量も表示されているので管理も簡単です。アプリは無料で、ダウンロードはApp StoreかGoogle Playで行えます。
余ったデータ容量は繰り越しできる
データ容量は翌月に繰り越せるので、無理にすべてを使い切る必要はありません。繰り越せるのは翌月末までになります。
データ容量は繰り越した分から消費されていくので、よほどのことが無い限りデータ容量が無駄になることはありません。
もしも、毎月データ容量を使い切れずに多量に余るのであれば、プランの見直しを推奨します。契約するデータ容量を少なくすれば、それだけ基本料金も節約することが可能です。
解約金がかからない
イオンモバイルは大手キャリアにあるような契約年数による縛り期間が無く、いつ解約しても契約解除料が発生しません。
そのため、プランやSIMタイプが合わなければすぐに変更や乗り換えが行えます。使い勝手が悪ければ変更できるので、格安SIMが初めて方にもおすすめです。
もちろん、MNPにも対応しているので電話番号を保持したままで移動することができます。イオンモバイルから転出する際は、別途MNP転出手数料が必要です。
通信速度はアプリで切り替え
余ったデータ量は翌月に繰り越し
年数による縛りや解約料がかからない
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他にもデータSIMを利用するのにおすすめの格安SIMはある!
今回紹介するのはOCNモバイルONEとmineoです。2つの格安SIMの料金プランと通信速度をまとめています。
ドコモ回線を利用したOCNモバイルONE
OCNモバイルONEのデータSIM料金
データ容量 | SMS対応 SIM |
データ通信 専用SIM |
---|---|---|
3GB | 1,000円 | 880円 |
6GB | 1,500円 | 1,380円 |
10GB | 2,400円 | 2,280円 |
20GB | 3,920円 | 3,800円 |
30GB | 5,500円 | 5,380円 |
OCNモバイルONEはデータ専用のプランと、SMS付きのデータ専用プランがあります。SMS機能はメッセージのやり取りの他に、アプリの認証にも使用される機能です。
スマホでアプリを使用される方は、SMS機能が付いているプランをおすすめします。データ容量はどちらのプランも3GB~30GBです。
データ容量が大きくなると基本料金も高くなりますが、OCN光モバイル割で一律200円引きされます。最大5回線まで加入できるので、最大割引額は月1,000円です。
OCNモバイルONEの通信速度
時間帯 | 通信速度 |
---|---|
朝 (8月23日) |
16.5Mbps |
昼 (8月23日) |
6.3Mbps |
夜 (8月23日) |
7.9Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
通信速度に関しては、どの時間帯もスマホの快適利用に必要な5Mbps以上を維持しています。昼と夜の時間帯に少し落ち込みますが、気にするほどではありません。
動画の再生も問題なく行えますが、4Kなどの高画質な動画の再生は20Mbpsくらいの通信速度が必要です。そのため、Wi-Fi環境下での視聴をおすすめします。
前述していることですが、通信速度は日や時間帯によって左右されます。今回の数値も目安と考えてください。
ただし、たとえ1Mbps以下に速度が低下しても、テキスト中心のメッセージのやり取りに支障はきたしません。
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au回線がお得なmineo
mineoのデータSIM料金
プラン名 | Aプラン | Dプラン | Sプラン |
---|---|---|---|
回線 | au | ドコモ | ソフトバンク |
1GB | 880円 | ||
5GB | 1,265円 | ||
10GB | 1,705円 | ||
20GB | 1,925円 |
mineoは回線ごとに料金が異なります。どのプランもリーズナブルではありますが、一番安く抑えられているのはau回線です。
ドコモ回線も同じ料金ですが、SMS機能を付ける際に別途120円が必要になります。その点、au回線はSMS機能が無料です。
データ容量は500MB~30GBまで選択できます。容量が大きい方が総額は高くなりますが、大きい容量の方が1GB当たりの単価が抑えられている料金設定です。
mineoの通信速度
時間帯 | 朝 (8月23日) |
昼 (8月23日) |
夜 (8月23日) |
---|---|---|---|
通信速度 (au回線) |
7.9Mbps | 0.2Mbps | 4.7Mbps |
通信速度 (ドコモ回線) |
9.1Mbps | 7.0Mbps | 9.2Mbps |
通信速度 (softbank回線) |
0.8Mbps | 0.7Mbps | 0.8Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
mineoでは3回線から選ぶことができますが、回線ごとに通信速度は異なります。共通している点は、昼の時間帯の速度が落ち込むことです。
これは格安SIM全体で共通しているデメリットで、回線の利用が増える昼の時間帯はどの回線もある程度の低下は必ず起こります。
その中でも、mineoのau回線とドコモ回線は朝と夜の時間帯は安定して利用できます。また、au回線は料金の面から見てもおすすめの回線です。
通信速度が安定しているOCNモバイルONE
3回線が利用できるmineo
mineoは料金が安いau回線がおすすめ
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イオンモバイルと他2社の特徴を比較
比較する項目は、データSIMの料金・通信速度・通信制限についてです。複数回線を持つmineoは代表としてau回線を記載しています。
データSIM料金を比較
格安SIM | 料金 (容量) |
リンク |
---|---|---|
イオン モバイル |
980円 | 公式詳細 |
OCN モバイルONE |
880円 | 公式詳細 |
mineo (au回線) |
900円 | 公式詳細 |
イオンモバイルは980円とこの中では一番高額ですが、データ容量は4GBと1GB多い設定です。イオンモバイルでは3GBの提供は60歳以上に限定されます。
1GB多いとその分単価が下がるので、イオンモバイルが一番お得に契約できる格安SIMです。タイプによって料金は変わらないので、通信速度が速いタイプ2をおすすめします。
OCNモバイルONEはOCN光モバイル割が適用されると、200円引きの680円になります。mineoはドコモ回線も同じ価格で契約することが可能です。
通信速度を比較
格安SIM | 通信速度 (8/23 朝) |
通信速度 (8/23 昼) |
通信速度 (8/23 夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
イオンモバイル (タイプ1/au) |
3.8Mbps | 5.3Mbps | 7.6Mbps | 公式詳細 |
イオンモバイル (タイプ1/ドコモ) |
11.9Mbps | 5.1Mbps | 5.9Mbps | 公式詳細 |
イオンモバイル (タイプ2/ドコモ) |
6.6Mbps | 8.8Mbps | 5.5Mbps | 公式詳細 |
OCN モバイルONE |
16.5Mbps | 6.3Mbps | 7.9Mbps | 公式詳細 |
mineo (au回線) |
7.9Mbps | 0.2Mbps | 4.7Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
イオンモバイルのau回線の通信速度は、今回紹介した格安SIMの中では2番目に早い速度です。
イオンモバイルはドコモ回線も利用できます。ドコモ回線のタイプ2はデータ通信専用ですが、通信速度に関しては速度が速く安定しています。
OCNモバイルONEは、この中で一番安定している速度を維持している格安SIMです。mineoのau回線は昼の時間帯の落ち込みは気になりますが、それ以外は安定しています。
通信制限について比較
格安SIM | 通信制限有無 | 制限時速度 | リンク |
---|---|---|---|
イオン モバイル |
タイプ1を3日間で 6GB利用した場合 |
最大200kbps | 公式詳細 |
OCN モバイルONE |
有り | 最大200kbps | 公式詳細 |
mineo (au回線) |
有り | 最大200kbps | 公式詳細 |
イオンモバイルのドコモ回線は、タイプ2なら速度制限なしで利用できます。タイプ1に関しては、直近3日間の使用量で速度制限の対象になるかどうかが決まります。
OCNモバイルONEとmineoも速度制限があり、制限中の速度は200Kbpsです。これは、イオンモバイルも同じです。
どの格安SIMでも言えることですが、データ通信の使いすぎには注意してください。多量の通信が必要な場合には、Wi-Fiの利用を推奨します。
データ容量の単価が安いイオンモバイル
通信が安定しているOCNモバイルONE
通信制限がかからないイオンモバイル
イオンモバイルの公式サイトへ OCNモバイルONEの公式サイトへ mineoの公式サイトへ
総括:イオンモバイルのデータsimはタイプ2がおすすめ!
イオンモバイルのデータSIMは、タイプ2のドコモ回線がおすすめです。通信速度が安定していて、速度制限の対象外となっています。
通常であればデータ専用SIMは電話番号を使用しての通話はできません。イオンモバイルではIP電話の050から始まる番号の付与が可能で、月額1,500円でかけ放題にできます。
データ容量も1~50GBまで用意されているので、使用頻度によって最適なデータ容量を選択することが可能です。縛り期間がないので、乗り換えしやすい格安SIMです。
MVNO | イオンモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額480円から |
MVNO評価 | ★★★★ |
特徴 | ・月額料金が格安 ・シェアプランがある |
キャンペーン | 2年契約なし 解約金ゼロ |
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イオンモバイルのQ&A
SIMフリーもしくはドコモで購入したiPhoneであれば、ご利用が可能です。 以下ページにて動作確認を行っている通信端末をご確認ください。 また、ご利用のiOSに応じて構成プロファイルのインストールが必要です。
■WEBにてSIMカードのみのご契約(MNP転入)される場合 お申し込み後にお手元にSIMカードが到着後、お客さまのご都合に合わせてMNPの切り替えを実施いただけますので、携帯電話が使用できない期間は発生いたしません(お申込み手続き完了から通常1週間前後でSIMカードをお届けします。)
お支払方法はクレジットカードのみとなっております。口座振替でのお支払いは受け付けておりません。また、イオンモバイルでは契約者本人名義以外のクレジットカードでもお支払いいただけます。 だだし、契約者本人名義以外のクレジットカードを登録される際はその方の本人確認も必須となります。
契約月の基本料金は日割り計算となります。 インターネット(イオンデジタルワールド)や商品後日配送店舗でご購入いただいた場合の起算日はSIMカード出荷日の翌々日となります。
メールアドレスの提供はありません。 Yahoo!メールやGmailなどのフリーメールアドレスをご利用ください。
イオンモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額480円~ |
端末保証 | イオンスマホ安心保証 イオンスマホ安心保証パック イオンモバイル持ち込み保証 |
初期費用 | 3,000円(税抜) |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・月額料金が安い ・シェアプランが充実 |