某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
LINEモバイルでは、データの種類によって1カ月間の繰り越しができます。
データ容量を節約することも、必要な月にプランで契約している以上の通信料を確保することもできるのです。
この記事では、無駄なく使えるLINEモバイルのデータ繰り越し機能について詳しく説明していきます。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルのデータ繰り越し機能
月末時期になっても通信量が余っているとなんだか損をしたような気持ちになりますよね。通常の場合翌月にその余った分は消失してしまいますがLINEモバイルは違います。
残ったデータ容量を繰り越しできる
LINEモバイルのデータ繰り越し機能を利用すれば、当月に余ってしまったデータ容量を翌月に繰り越して使用することができます。
例えば3GBのプランを契約していて当月に2GBしか使わず1GB余った場合は、翌月は3GBに余った1GBを足して4GB使えるのです。
データ通信量を使う月と使わない月の波が大きい人でも安心して使えるのは嬉しいですね。余った翌月は多く使って、余らなかった月は節約するなど使い勝手が良いです。
データ繰り越しは手続きの必要なし
LINEモバイルでデータ繰り越し機能を使うために必要な手続きは特にありません。電話やネットから申し込む必要なく利用できます。
月末に残っている容量が自動的に翌月に繰り越されるため、月末に急いでデータ容量を使い切ろうとする必要もありません。
ただし繰り越せるのは翌月まで、それ以降は消失してしまいます。繰り越された分からデータ消費されますので、そこは安心ですね。
データ繰り越しの確認方法
自動的にデータ通信量が繰り越されるとはいえ、実際に繰り越されているか、どれくらいのデータ通信量が繰り越されているかは気になりますよね。
LINEモバイルでは利用データ通信量を確認するサービスがあります。LINEモバイルのマイページにアクセスし、データ残量確認を選択しましょう。
そこで現在使っている利用データ通信量と通信制限までの最大通信量を確認することができます。どれだけ繰り越されたかわかれば使い方も変わりますからね。
余ったデータ容量を翌月まで繰り越せる
データ繰り越しは申し込み必要なし
マイページから通信量は確認可能
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データの種類によっては繰り越しできない
便利なデータ繰り越しですがプランや種類によってはデータ繰り越しができない場合もあるため注意が必要です。
契約プランのデータ
契約プランの基本データ量が繰り越しの対象となります。LINEデータフリー・SNSデータフリー・SNS音楽データフリー全ての基本データ量が繰り越し可能です。
使用期限は翌月末までです。基本データ容量-使ったデータ容量が1MB単位まで計算されて繰り越されます。
回線により契約プランを途中でベーシックプランに変更した場合は、データ通信量が繰り越されないため注意しましょう。
前月からの繰り越しデータ
前月からの繰り越しデータは上述したとおり、当月に繰り越され優先的に消費されます。前月からの繰り越しデータが使い終わってから当月分のデータ容量に移行するのです。
さらに翌月、前月から見ると翌々月までデータ通信量が余ってしまうと、その分は完全に消えてしまうため、できる限り当月中に使い切るようにしましょう。
翌々月に消えてしまうシステム上、繰り越されて増えるデータ容量は契約プランの倍までが最大値になります。
プレゼントデータ
LINEモバイルは同じLINEモバイルユーザーにLINEアプリを通じてデータ容量をプレゼントすることができます。
繰り越されたデータ容量もプレゼントできるため、また当月も余ってしまう可能性がある場合、家族や友人にデータをプレゼントした方が無駄になりません。
ただしプレゼントしたデータは当月末までが期限です。そのためプレゼントする際は月初にした方が相手も使い切りやすくなります。
月末に渡すとすぐ期限が来てしまうためプレゼントしても消失してしまうのは覚えておきましょう。
追加チャージデータ
回線 | 追加チャージ 料金 |
---|---|
ドコモ 回線 |
500円(0.5GB) 1,000円(1GB) 3GB(3,000円) |
softbank 回線 |
500円(0.5GB) 1,000円(1GB) |
au 回線 |
500円(0.5GB) 1,000円(1GB) |
もしデータ容量が足りない場合、通信制限に入ってしまいますが、追加でデータをチャージすることでまた高速回線を利用することができます。
500MB・500円から追加することができます。チャージされたデータは翌月末までに使い切れば良いため、急いで消費する必要はありません。
またチャージされたデータの消費優先度は一番後になるため、契約データや繰り越されたデータが無駄になってしまう心配もありません。
繰り越しデータから使用される
プレゼントデータは当月末が期限
チャージしたデータは翌月末が期限
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繰り越ししたデータの有効期限に注意
データの種類によって有効期限が異なることがわかったかと思いますが、気をつけるべきはこの有効期限については何のアナウンスもない点です。
有効期限が近づいてきてもメールなどで連絡が来ることがないため、気がつかないうちにデータ容量が消えてしまっている可能性もあります。
せっかく使えるデータ容量があるのに使わずに消えてしまうのはもったいないですから、こまめにLINEモバイルのマイページから確認するようにしましょう。
データフリー×データ繰り越しでお得
LINEモバイルの魅力はデータ繰り越しだけじゃなく、データ通信量がカウントされないフリーサービスが挙げられます。
データフリーについて
データフリーは契約したプランの対象サービスを利用した際に発生するデータ通信量をゼロとする機能のことを指します。
LINEフリープランならLINEが、コミュニケーションフリープランなら加えてFacebookとTwitter、MUSIC+プランならInstagramとLINE MUSICが対象サービスです。
これらのサービスに関してはもし通信制限にかかってしまっても、通信速度が落ちることなく利用することができます。
データフリー×データ繰り越しの料金
では各プランの月額使用料をデータ容量やプラン別にみていきましょう。
ベーシックプランの月額使用料
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
LINEモバイルのプランは500MB~12GBまでの中で4つの中から選ぶだけのシンプルな内容となっています。
データ容量が大きくなればなるほど1GBあたりの料金は安くなります。3GBだと980円ですが12GBだと2700円で済みます。
繰り越しがあることを考えると無理に大きな容量を選ぶのではなく少ない容量で繰り越しを利用しながら使うと節約しやすいですね。
500MBで できること | 時間 |
---|---|
ゲームアプリ | 2時間 |
動画視聴 | 3時間 |
メッセージアプリ | 400往復 |
WEB閲覧 | 220ページ |
データフリー使用時の月額使用料
データフリー | 月額料金 |
---|---|
LINE データフリー |
0円 |
SNS データフリー |
280円 |
SNS音楽 データフリー |
480円 |
データフリーをつけた際の月額料金ですが、契約プランの月額料金に加えてSNSデータフリーなら280円、SNS音楽データフリーなら480円がかかります。
LINEのみが対象のLINEデータフリーであれば追加料金は発生しません。SNSを複数使う人、Instagramを使う人が追加で月額料金がかかると思っておくと良いでしょう。
音楽や複数のSNSで動画像の視聴などをする人は、最初からデータフリーをつけておくことで基本プランのデータ容量を低くでき、総合して節約が可能です。
データフリーと合わせると節約可能
繰り越しを踏まえて基本プランを選択
複数SNSを使ってる人と相性が良い
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プラン・回線変更してもデータ繰り越しできる?
契約しているプランを変更しても継続して繰り越しができることもありますが、いくつかの条件から外れると対象外になる可能性もあります。
プラン変更した場合
契約しているプランを例えば3GBから12GBにしたり、SNS音楽データフリーからSNSデータフリーにしたりしても繰り越しは可能です。
ただしドコモ回線でデータフリープランを全て解除し、ベーシックプランに変更した場合はデータ繰り越しは成されないため注意が必要です。
変更する際にデータ容量が余っているようであれば、ベーシックプランには変更しない方がお得に繰り越しを利用することができます。
回線変更した場合
LINEモバイルはトリプルキャリアに対応しているため、ドコモ回線からau回線、au回線からソフトバンク回線など変更することが可能です。
ですが回線変更するとデータ繰り越しサービスは向こうとなってしまいます。できる限りは回線変更しない方がお得にデータ通信量を使えるでしょう。
またLINEモバイルは現在回線変更の申し込みを受け付けておりません。再開は未定で、ブログ等で告知されます。
フリープランを外すと繰り越せなくなる
回線変更をすると繰り越しはできない
現在回線変更は受け付けていない
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他社格安sim2社と比較
ではLINEモバイル以外の格安SIMはデータ繰り越しがあるかどうか、期限や月額料金はどう違うのかを比較しながらみていきましょう。
データ繰り越しの有無
MVNO | データ繰り越しの有無 | リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
有 | – |
OCNモバイルONE |
有 | 公式詳細 |
UQモバイル |
有 ※プラン別上限あり |
公式詳細 |
今回人気のOCNモバイルONEとUQモバイルを含めて比較してみましたが、3社の格安SIM共にデータ繰り越しはあります。
OCNモバイルONEはLINEモバイルと同じ形で繰り越しを利用できますが、UQモバイルはコースによって繰り越し上限が存在します。
上限を気にせず利用したい場合はLINEモバイルかOCNモバイルONEを利用すると良いでしょう。
データ繰り越しの期限
MVNO | 繰り越しデータの期限 | リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
翌月末 | – |
OCNモバイルONE |
翌月末 | 公式詳細 |
UQモバイル |
翌月末 ※日コースは翌日 |
公式詳細 |
データを繰り越せる期限についてですが、基本的には3社とも繰り越しデータから消費され翌月末に消失します。
UQモバイルは月額ではなく日コースがあり、その日で使いきれなかったデータ容量があった場合は、翌日までは繰り越されますがその後は消失してしまいます。
OCNモバイルONEにも同じように日コースがあります。月額コースであれば翌月末まで、日コースであれば翌日までと覚えておきましょう。
データSIMの月額料金を比較
MVNO | 最安値 (容量) |
リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
600円 (500MB) |
– |
OCNモバイルONE |
880円 (3GB) |
公式詳細 |
UQモバイル |
980円 (3GB) |
公式詳細 |
音声機能のついていないデータ通信専用SIMの料金を比較してみてみるとLINEモバイルが一番安く契約できるのがわかります。
LINEモバイルは500MBの料金になるため、3GBしっかりとデータ容量が欲しい場合はOCNモバイルONEやUQモバイルでも良いでしょう。
安い月額料金でデータ繰り越しを利用して節約しながら使いたいという方にはLINEモバイルが適していると言えます。
データ繰り越しは3社ともある
日コースは翌日が繰り越し期限
繰り越しを駆使するならLINEモバイル
LINEモバイルの公式サイトへ OCNモバイルONEの公式サイトへ UQモバイルの公式サイトへ
総括:LINEモバイルはデータ繰り越しができるから便利!
ここまでLINEモバイルを含め3社の格安SIMを比較しましたが、LINEモバイルはデータフリーがあるため繰り越しとの相性が良いのがわかりますね。
LINEやTwitterなど複数のSNSを使う人であれば、動画を見たり通話をしたりするだけで多くの通信量を消費していたでしょう。
データフリーを契約し、その消費量をゼロにすれば基本プランのデータ容量を引き下げても問題ありませんし、さらに余るようでも繰り越しがあるため安心です。
効率よくデータ容量を使いこなしたい人にこそLINEモバイルは適しています。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルのQ&A
■ベーシックプランをご利用の場合 最低利用期間:なし SIMタイプ⋅利用期間にかかわらず解約⋅MNP転出する際は解約事務手数料がかかります。 解約事務手数料:1,000円
本人確認審査完了の翌日~1週間でご契約の住所にお届けします。
データフリーとは、対象サービスのデータ通信量(SNSデータフリーでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebookのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
LINEモバイルでは、クレジットカード、またはLINE Pay(クレジットカード登録要)、LINE Pay カードでの申し込みとなっています。 コンビニや銀行振り込み、口座振替はご利用できません。
端末保証は、自然故障や水濡れ、破損など思わぬトラブルに備えるための有料オプションです。LINEモバイルを契約または回線変更の際、「端末+SIMカード」を選択したとき、機種変更のお申し込みをしたときにのみ、お申し込みできます。
LINEモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額500円~ |
端末保証 | 月額450円 端末持ち込み:月額500円 |
初期費用 | ・simカード発行費用400円 ・事務手数料3000円 |
契約期間 | 音声通話SIM:1年 |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・SNSが使い放題 ・2019年4月からau回線利用可能 |
キャンペーン | LINEポイントorLINE Pay残高 5,000相当がもらえる |