某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
またLINEモバイルには、特定のサービスについてデータ消費しないで使える「データフリー」があるなどメリットも多くあります。
今回の記事では、そんなLINEモバイルへ乗り換える方法や、契約にかかる費用などを詳しく紹介していきます。
LINEモバイルへ乗り換える初期費用や料金プランなどを知りたい方は、ぜひチェックしてみてください!
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルへの乗り換えにかかる初期手数料について
LINEモバイルの初期費用と、現在契約している大手キャリアからの転出手数料をまとめています。
LINEモバイルの契約にかかる手数料
手数料 | 料金 |
---|---|
事務手数料 |
3,000円 |
SIMカード 発行手数料 |
400円 |
LINEモバイルとの契約時にかかる費用は、表にまとめている通りです。SIMカード発行手数料を手数料に組み込んでいる格安SIMもありますが、LINEモバイルは別途請求します。
登録手数料の請求は、利用開始翌月の5日ごろです。SIMカード発行手数料は、初月の利用料と合算されて引き落とされます。
初月の利用料金は月額ではなく、日割りで計算されます。ただし、日割りされるのは基本料金のみで、そのほかのサービス料金などは満額請求です。
大手キャリアの転出手数料
事業者 | MNP転出手数料 |
---|---|
au |
3,000円 |
ドコモ |
2,000円 |
softbank |
3,000円 |
MNP転出とは、現在使用している電話番号を保持したままの状態で携帯会社を乗り換えることです。
もしも、電話番号を変更しても良いのであれば、この費用はかかりません。ただし、大手キャリアは解約する時期や契約内容によっては、解約する際に違約金が必要です。
特に2年縛りと呼ばれる2年定期契約を結ばれている方は、更新月に解約手続きを行わないと高い違約金が発生します。乗り換えはできるだけ更新月に行ってください。
初期手数料無料のエントリーパッケージとは
少しでも初期費用を抑えたい方におすすめなのが、LINEモバイルの「エントリーパッケージ」です。16桁の番号が印字された紙で、通販や家電量販店で購入できます。
このエントリーパッケージを使用するだけで、事務手数料が無料になります。ただし、パッケージ自体が300~500円するので、実質無料ではなく2,500円ほどの割引です。
お得なエントリーパックですが、キャンペーンが適用されない場合もあるので注意してください。キャンペーンの内容を確認し、併用できるかどうか確認が必要です。
初期費用には3,400円かかる
番号の保持にはMNP転出手数料必要
エントリーパッケージで割引
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LINEモバイルにMNP乗り換えする方法
電話番号を保持したままLINEモバイルに乗り換える方法です。MNP予約番号の取得方法から解説していきます。
MNP予約番号を取得
事業者 | 電話 | web |
---|---|---|
au |
TEL:0077-75470 (携帯/一般電話) |
My au |
ドコモ |
携帯:151 一般電話:0120-800-0000 |
My docomo |
ソフトバンク |
携帯:*5533 一般電話:0800-100-5533 |
My softbank |
大手キャリアのMNP予約番号取得は、電話・Web・店頭の3種類の方法があります。電話や店頭での受付は受付時間が決まっているため、Webからの手続きが便利です。
Webの手続きは、それぞれのキャリアの専用のサイトで行います。解約時にかかる費用などを確認し、手続きを行いSMSで予約番号が通知されると完了です。
MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間です。失効する前に乗り換え先の手続きが必要になります。
開通手続き
- LINEモバイルに申し込む
- MNP利用開始手続き
- ネットワーク設定
LINEモバイルの新規手続きは、Webから行えます。必要書類とプランなどが決まっていたら10分ほどで完了です。
申し込みが完了したらSIMカードが郵送されるので、到着後に利用開始手続きを行います。いくつか方法がありますが、一番簡単で早い方法はマイページからの手続きです。
マイページにログインし、内容を確認しながら進めば、数分~3時間程度で利用手続きが完了する仕様です。ラストのネットワークの設定方法は、次の項目で紹介します。
ネットワーク設定を行う(APN設定)
- SIMカードの挿入
- 設定画面からモバイルネットワークを選択
- LINEモバイルのAPNを追加/設定
ネットワーク設定は、SIMカードを本体に挿入してから行います。設定は必ずWi-FiをOFFにしてから行ってください。
まずは、設定画面のモバイルネットワークからアクセスポイント名のAPN画面を表示します。APN一覧にLINEモバイルが表示されているのなら、選択すれば完了です。
無かった場合にはLINEモバイルを追加してから、選択します。追加に必要な情報などはLINEモバイル公式サイトを参考にしてください。
APNは使用する端末や契約プランによって、選択するAPN名が異なります。間違えないように設定を行いましょう。
手続きはWebが早くて簡単
SIMカードが到着してから初期設定
開通手続きは数分~3時間ほどで終了
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LINEモバイルの料金プラン
各プランのSMS機能付きデータSIMと音声通話SIMの価格です。電話番号を使用した通話を行う場合には、音声通話SIMを選択してください。
LINEデータフリー
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
LINEデータフリーは、LINEをデータフリーで使用できるプランです。データフリーは、対象のサービス使用時にデータ容量を消費しません。
契約したデータ容量を使い切っても、データフリー対象のLINEは通信制限の対象外なので、制限がかからずスムーズに使用できます。
価格も500MB600円と安いので、とにかく料金を抑えたい方や小さいお子さんの初めてのスマホにおすすめのプランです。
SNSデータフリー
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 880円 | 1380円 |
3GB | 1,260円 | 1,760円 |
6GB | 1,980円 | 2,480円 |
12GB | 2,980円 | 3,480円 |
SNSデータフリーでは、LINEに加えTwitterとInstagramがデータフリーの対象となります。SNSを普段から良く使用する方におすすめのプランです。
SNSデータフリーは、ベーシックプランに月額プラス280円で使用できます。SNSの基本的な機能はデータフリーで使用できるので、とてもお得です。
データ容量は3GB~12GBから選べます。価格としては容量が大きいコースの方が高くなりますが、1GB当たりの価格は容量が大きい方が安くなる仕様です。
SNS音楽データフリー
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 1,080円 | 1,580円 |
3GB | 1,460円 | 1,960円 |
6GB | 2,180円 | 2,680円 |
12GB | 3,180円 | 3,680円 |
SNS音楽データフリープランの対象サービスは、SNSデータフリープランの3つにInstagram・LINE MUSIC・Spotify・AWAが追加されたプランです。
合計7つのサービスがデータフリーで楽しめます。特徴としては、音楽のサービスが追加された点です。SNSに加え、音楽をよく聞く方におすすめできます。
ただし、LINE MUSICは別途LINE MUSIC自体と契約が必要です。SNS音楽データフリーとの契約で、自動的にLINE MUSICとの契約されるわけではありません。
データを使用せずにサービスを使用可能
LINEはどのプランでもデータフリー
データ容量が大きいと1GBの単価が安い
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契約する前に通信速度もチェックしておこう
時間帯 | 通信速度 (8/4 朝) |
通信速度 (8/4 昼) |
通信速度 (8/4 夜) |
---|---|---|---|
au |
0.5Mbps | 0.2Mbps | 0.5Mbps |
ドコモ |
9.4Mbps | 0.3Mbps | 6.0Mbps |
ソフトバンク |
9.3Mbps | 0.9Mbps | 4.7Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
前提としてLINEモバイルは、大手キャリア3社から回線を選択可能です。使用エリアは各キャリアのサービスエリアに準じます。
また、通信可能周波数は3Gと4Gに分かれ、その中でもBandが分かれる設定です。au回線だけは、通信可能周波数が4Gのみとなります。
通信速度を計測すると、結果は表の通りです。昼の時間帯は通信速度が低下しますが、ドコモ回線とソフトバンク回線は朝と夜の時間帯は安定した速度を維持できています。
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LINEモバイルで実施中のキャンペーン
キャンペーンの期間はそれぞれで異なります。終了日未定のキャンペーンもあるので、申し込みの際は再度確認してください。
月額基本利用料3ヶ月500円キャンペーン
スマホ基本料ワンコインキャンペーンは、音声通話SIMのベーシックプランの3GB以上の契約が対象です。対象プランの新規契約で、3カ月間基本料金が980円引きされます。
LINEデータフリーだと、3GBの契約で3カ月間基本料が500円になるキャンペーンです。初月は日割り計算のため除外されるので、2~4カ月間が割引対象となります。
対象外となるのはデータ通信専用SIMとデータ容量500MBの契約です。プラン変更者も対象となりますが、過去に指定のキャンペーンが適用されていた回線は除外されます。
格安スマホぽっきりSALE
格安スマホぽっきりSALEは、最低月額500円から対象の機種が購入できるキャンペーンになります。対象スマホとプランをWebサイトからセットで購入された方が対象です。
対象の機種はHUAWEI nova lite 3とOPPO A5 2020など4機種となります。どの機種も在庫に限りがあるので、早めの契約をおすすめします。
店舗での購入は対象外となるので、注意してください。また、分割の支払いはクレジットカードのみで受け付けています。
3,000ポイントゲットできる招待キャンペーン
招待キャンペーンは、招待した方が音声通話SIMに契約することでLINEポイントがもらえるキャンペーンです。ポイントは契約1人につき、3,000ポイントになります。
招待する方は招待URLを発行し、LINEなどで共有します。招待された方は、招待URLから申し込みを行うことでキャンペーン対象者となる仕組みです。
招待された方にも特典があり、URLから申し込みを行うことでWeb契約手数料が最大無料になります。少しでも初期費用を抑えたい方におすすめです。
基本料金が3カ月間980円引き
月額500円からスマホ本体を購入可能
招待した方が契約するとポイント付与
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LINEモバイルと他の格安SIM2社を比較
比較する内容は、各プランの料金と通信速度になります。比較しやすいように、料金プランのデータ容量は3GBで統一しています。
3社の音声通話SIMを比較
格安SIM | 料金 (容量) |
リンク |
---|---|---|
LINE モバイル |
1,480円 (3GB) |
– |
mineo (au回線) |
1,510円 (3GB) |
公式詳細 |
UQ モバイル |
1,980円 (3GB) |
公式詳細 |
単純に料金だけで比較すると、LINEモバイルが一番お得に契約することができます。音声通話SIMを契約される方は、通話オプションの内容も確かめておいてください。
今回紹介する格安SIMには、すべて10分かけ放題オプションが用意されています。月額費用はLINEモバイルが880円でmineoが850円、UQモバイルが700円です。
基本料金と合算すると、LINEモバイルとUQモバイルが同額の2,360円になります。基本料金も大切ですが、必要なオプションの料金も確かめて総額を抑えることも重要です。
3社のデータ通信SIMを比較
格安SIM | 料金 (容量) |
リンク |
---|---|---|
LINE モバイル |
980円 (3GB) |
– |
mineo (au回線) |
900円 (3GB) |
公式詳細 |
UQ モバイル |
980円 (3GB) |
公式詳細 |
データ通信SIMは、どの格安SIMも1,000円以内で契約できます。その中でもLINEモバイルはLINEをデータフリーで使用できるので、データ容量を節約できる格安SIMです。
mineoのデータ通信SIMは、SMS機能を無料で追加することができます。また、スマホの使用頻度が低い方には、500MB700円もおすすめです。
UQモバイルはデータ高速プランの料金を記載しています。毎月3GBまでは最大225Mbpsの通信速度で使用できるプランです。このプランは最低利用期間を設けていません。
3社の通信速度を比較
格安SIM | 通信速度 (8/3 朝) |
通信速度 (8/3 昼) |
通信速度 (8/3 夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
LINEモバイル (ドコモ回線) |
9.4Mbps | 0.3Mbps | 6.0Mbps | – |
mineo (au回線) |
4.8Mbps | 0.3Mbps | 4.3Mbps | 公式詳細 |
UQ モバイル |
13.8Mbps | 7.5Mbps | 12.4Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
今回記載している通信速度は、あくまでも参考値です。通信速度は日によって変わり、統一した値を出すことはできません。
複数回線を有しているLINEモバイルは、回線によっても通信速度が異なります。その中でもおすすめなのは朝と夜が安定するドコモ回線です。
mineoの回線も、LINEモバイルと同じように昼の時間帯に速度が落ちます。その点、UQモバイルは、1日を通して安定した速度を維持している格安SIMです。
基本料金が安いLINEモバイル
500MBから契約できるmineo
通信速度が安定しているUQモバイル
LINEモバイルの公式サイトへ mineoの公式サイトへ UQモバイルの公式サイトへ
総括:乗り換えるならデータフリーがお得なLINEモバイルがおすすめ!
LINEモバイルの大きな特徴が、SNSのデータフリーです。対象のサービスはデータ量を消費せずに利用できるので、少ないデータ容量でも毎月無理なくスマホを利用できます。
また、大手キャリア3社の回線を選択できるので、現在契約している回線を変えることなく乗り換えることができる格安SIMです。
契約はすべてWeb上で行えるので、忙しい方でも自宅で申し込みを行えます。少しでも初期費用を抑えたい方は、通販などで購入できるエントリーパッケージがおすすめです。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルのQ&A
■ベーシックプランをご利用の場合 最低利用期間:なし SIMタイプ⋅利用期間にかかわらず解約⋅MNP転出する際は解約事務手数料がかかります。 解約事務手数料:1,000円
本人確認審査完了の翌日~1週間でご契約の住所にお届けします。
データフリーとは、対象サービスのデータ通信量(SNSデータフリーでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebookのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
LINEモバイルでは、クレジットカード、またはLINE Pay(クレジットカード登録要)、LINE Pay カードでの申し込みとなっています。 コンビニや銀行振り込み、口座振替はご利用できません。
端末保証は、自然故障や水濡れ、破損など思わぬトラブルに備えるための有料オプションです。LINEモバイルを契約または回線変更の際、「端末+SIMカード」を選択したとき、機種変更のお申し込みをしたときにのみ、お申し込みできます。
LINEモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額500円~ |
端末保証 | 月額450円 端末持ち込み:月額500円 |
初期費用 | ・simカード発行費用400円 ・事務手数料3000円 |
契約期間 | 音声通話SIM:1年 |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・SNSが使い放題 ・2019年4月からau回線利用可能 |
キャンペーン | LINEポイントorLINE Pay残高 5,000相当がもらえる |