某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
そんな方のために、この記事では下記について解説します。
- LINEモバイル各回線の比較
- LINEモバイルのおすすめポイント
- 他の格安SIMとの比較
この記事を読めば回線を選ぶポイントやLINEモバイルの良い点が明確になります。LINEモバイルを検討している方はぜひ参考にしてみてください!
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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各回線の共通点
LINEモバイルは、ソフトバンク回線・ドコモ回線・au回線から好きな回線を選べますが、基本のプラン料金は全ての回線で共通です。
プラン料金は全ての回線で共通
ベーシックプランの料金
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
LINEモバイルの基本となるのがベーシックプランで、「SIMタイプ」「データ容量」 「データフリーオプション」を選べます。
SIMタイプはデータSIM(SMSあり)と音声通話SIMの2種類。データ容量は4種類のみとなっています。
後述しますが、必要に応じてお得な「データフリーオプション」を追加しましょう。データフリーオプションは3種類あります。
500MBで できること | 時間 |
---|---|
ゲームアプリ | 2時間 |
動画視聴 | 3時間 |
メッセージアプリ | 400往復 |
WEB閲覧 | 220ページ |
データフリーオプション
オプション | 料金 (月額) |
---|---|
LINE データフリー |
0円 |
SNS データフリー |
280円 |
SNS 音楽データフリー |
480円 |
LINEモバイルの最大の特徴は、対象サービス利用時にデータ通信量を消費しない機能「データフリー」があることです。
ベーシックプランに「データフリーオプション」を追加すると、対象サービスが実質使い放題になります。
LINEモバイルは「LINE」に特化した格安SIMということもあり、LINEデータフリーは無料で追加することができますよ。
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初期費用はどのプランでも共通
LINEモバイルでは初期費用として、web登録事務手数料3,000円とSIMカード発行手数料400円の計3,400円がどのプランでも共通でかかります。
web登録事務手数料の3,000円については、家族用や自身の2回線目を申し込む際に「追加申込」にするとお得になりますよ。
LINEモバイルには、2回線目のweb登録事務手数料が最大無料になるお得なキャンペーンがあるのです。
2回線目以降が音声通話SIMならweb登録事務手数料が無料、データSIMならweb登録事務手数料が500円になります。
オプションが共通
オプション内容 | 料金 (月額) |
---|---|
端末保証 |
450円 |
持込端末保証 |
500円 |
LINE MUSIC オプション |
750円 |
Wi-Fiオプション |
200円 |
ウイルスバスター オプション |
420円 |
フィルタリング オプション |
無料 |
LINEモバイルで利用できるオプションの料金をまとめた表になります。LINEモバイルはどの回線でも基本の料金は一緒です。
フィルタリングオプションは無料ですが、フィルタリングアプリをインストールする必要があります。
LINEモバイルの端末保証オプションは、落下や水没などの万が一のトラブルに備えたオプションで、加入しておけば最低限の負担で端末交換または修理をすることができます。
「LINEモバイルで購入していない端末も対象」ということなので、非常に良心的ですよね。
最低利用期間・解約手数料が共通
最低利用期間や解約手数料に関しても、どの回線でも料金は一緒です。音声通話SIMの場合、利用開始日が属する月を1ヶ月目として12ヶ月目の末日まで条件になります。
したがって、12ヶ月未満の解約の場合は解約手数料が発生します。最低利用期間内に解約または他社へ乗り換えた場合は、解約手数料が1,000円です。
ベーシックプランの場合は、期間に関わらず1,000円の解約手数料が発生します。いずれも解約手数料は1,000円ということですね。
プラン料金は全ての回線で共通
LINEモバイルにはデータフリーがある
解約手数料は1,000円
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各回線の異なる点
基本のプラン料金は全ての回線で共通ですが、音声通話オプションの種類や料金は回線ごとに異なります。
音声通話オプションが異なる
オプション | softbank 回線 |
ドコモ 回線 |
au 回線 |
---|---|---|---|
留守番 電話 |
無料 (30件・72時間) |
なし | なし |
留守番 電話プラス |
300円/月 (100件・1週間) |
300円/月 (20件・72時間) |
300円/月 (99件・1週間) |
グループ 通話 |
200円/月 ※同時通話 6人まで |
なし | 200円/月 ※同時通話 3人まで |
迷惑電話 ストップ |
100円/月 ※20件まで 登録可 |
無料 ※30件まで 登録可 |
100円/月 ※30件まで 登録可 |
国際 ローミング |
なし | 無料 ※通話・通信料 別途必要 |
なし |
上記に音声通話オプションの種類と料金を表にまとめてみました。これを見ると、音声通話オプションの種類や料金は回線ごとに異なることがわかります。
留守番電話が利用できるのはソフトバンク回線のみ、というように対応する通話オプションが異なるだけでなく、料金にも差があります。
例えば「迷惑電話ストップ」。迷惑電話ストップはドコモ回線なら無料となっています。件数も「20件まで登録可」と「30件まで登録可」で違いがありますね。
SIMカードサイズが異なる
SIMカードサイズはそれぞれ異なりますが。SoftBank回線は「iPhone専用ナノ」「ナノ」「マイクロ」の3種類です。
docomo・au回線はマルチのみとなっています。利用の端末によって対応するSIMカードのサイズは異なりるため、「動作確認済み端末検索」にて事前に確認しましょう。
また、回線の種類によって購入できる端末が異なる場合もあります。端末とセットで購入予定の方もしっかりLINEモバイルの「動作確認済み端末検索」を確認しておいてください。
通信エリアが異なる
キャリア | 通信エリア | 通信可能 周波数(3G) |
通信可能 周波数(4G) |
---|---|---|---|
softbank 回線 |
softbankの エリアに準じる |
Band1/8 | Band1/3/8/11 28/42 |
ドコモ 回線 |
ドコモの エリアに準じる |
Band1/6/19 | Band1/3/19/21 28/42 |
au 回線 |
auの4G LTE エリアに準じる |
なし | Band1/3/11/18 26/28/41/42 |
格安SIMは、au・ドコモ・ソフトバンクの回線を借りてサービスを提供しているため、通信エリアもそれぞれ異なります。
表は「回線の通信エリア」についてまとめていますので、住んでるエリアで問題なく通信できる回線を選ぶようにしましょう。
それぞれのサービスエリアに準じる、ということですが、公式ホームページにて詳しい通信エリアを確認できますよ。3回線とも、よほど田舎ではない限り大丈夫でしょう。
音声通話オプションが異なる
SIMカードサイズが異なる
通信エリアが異なる
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LINEモバイルの各回線の特徴を紹介
回線 | 通信速度(昼) | 通信速度(夜) |
---|---|---|
softbank 回線 |
0.9Mbps | 1.4Mbps |
ドコモ 回線 |
0.3Mbps | 0.5Mbps |
au 回線 |
0.2Mbps | 0.3Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
それぞれの回線でどのような特徴があるのか調査してみました。通信速度に関して言えば、ソフトバンク回線が優勢です。1Mbps以上の速さが出ていれば大抵のことはストレスなく行えますよ。
SoftBank回線の特徴
SoftBank回線の特徴は、通信速度が最も安定していることです。先ほども触れたように、通信速度に関して言えば3回線のうち一番速度が出ています。
留守番電話が無料で使えるのも、SoftBank回線の特徴です。国際ローミングには対応していませんが、この点についてはそこまで重視していない人も多いのではないでしょうか。
また、SoftBankで契約したスマホならそのまま使えます。通信速度も申し分なく、SoftBankからの乗り換えにはおすすめですよ。
docomo回線の特徴
docomo回線の特徴は、迷惑電話ストップが無料で使えることと唯一国際ローミングが使えること。海外でも通話・データ通信ができますが、別途通話料および通信料がかかります。
利用開始日が属する月の3ヶ月後の1日からお申し込みができ、申し込み時にはパスポート提出と審査が必要です。
また、docomoで契約したスマホならそのまま使えるので、ドコモからの乗り換えも簡単ですよ。
au回線の特徴
通信速度があまり速くなかったau回線ですが、au回線の特徴はauで契約したスマホがそのまま使えるぐらいしかありませんでした。
通話オプションに関しても、au回線のみが利用できるオプションというものはなく、利用できる通話オプションは5種類。
通話オプションのうち、転送電話と国際電話(別途通話料が発生する)が無料で利用できます。国際電話を利用するのに申し込みは不要です。
SoftBank回線は通信速度が安定している
docomo回線は国際ローミングが使える
LINEモバイルは乗り換えやすい
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LINEモバイルのおすすめポイント
LINEモバイルのおすすめポイントにはどのような点が挙げられるのでしょうか?さっそく見ていきましょう。
SNS利用時にデータ容量を消費しない
LINEモバイルの最大のおすすめポイントといえば、対象サービス利用時にデータ通信を消費しない「データフリー」があることです。
データフリーオプションを使えば、下記の対象サービスが実質使い放題になります。月に契約したデータ容量を使い切っても、データフリー対象サービスの通信速度は落ちません。
- LINE
- LINE MUSIC
SNS使用時のデータ容量を消費せずネットを利用することもできるので、SNSをたくさん利用したい人にもLINEモバイルはおすすめです。
クレジットカード以外の方法で支払うことができる
LINEモバイルは、クレジットカードのほか「LINE PAY決済」や「LINE PAYカード決済」ができます。「LINE PAY決済」は、LINE Payに登録したクレジットカードで決済します。
「LINE Pay カード」はLINE Payのプリペイドカードです。チャージ先を銀行口座にすることにより、間接的に銀行口座決済にすることができます。
さらに、LINEの様々なサービスで貯めることができる「LINEポイント」を毎月の料金に充てることもできますよ。
データ通信量をシェアできる
LINEモバイルには、LINEでつながっている友達や家族とデータ通信量をシェアできる便利なサービスもあります。
LINEモバイルを使っている家族や友だちに、自分のデータ通信量をLINEアプリでプレゼントすることができるので、あまり使わなかった月も無駄なく使い切ることができます。
逆に、データ通信量が不足した際に助けてもらうこともできますよね。iOS、Android端末なら基本的に利用できますが、それ以外の端末の場合は利用できない場合があります。
データ通信を消費しないデータフリーがある
LINEポイントを毎月の料金に充てられる
データ通信量をシェアできる
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LINEモバイルとその他格安SIMを比較
ソフトバンク回線・ドコモ回線・au回線から好きな回線を選べるLINEモバイルですが、他社と比べてお得なのか?調査してみました。
音声通話SIMの料金を比較
格安SIM | 料金 (容量) |
リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
1,480円 (3GB) |
– |
mineo |
1,950円 (3GB) |
公式詳細 |
楽天モバイル |
1,600円 (無制限) ※一部エリアのみ |
公式詳細 |
LINEモバイルのベーシックプラン(通話SIM)、mineoのデュアルプラン(ソフトバンクキャリア)、楽天モバイルのUN-LIMITの料金を比較しています。
比較してみると、LINEモバイルが特に安いことがわかります。mineoは2番目の料金ですが、au回線とドコモ回線ならもう少し安いです。
楽天モバイルは料金が高めです。ただ、楽天回線エリアでは高速データ通信が無制限で利用できるなどのメリットがあります。
通信速度を比較
格安SIM | 通信速度(昼) | 通信速度(夜) | リンク |
---|---|---|---|
LINEモバイル |
0.8Mbps | 1.4Mbps | – |
mineo |
0.4Mbps | 1.4Mbps | 公式詳細 |
楽天モバイル |
0.6Mbps | 1.3Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
通信速度は日によって左右されますが、今回は2020年3月26日の通信が混み合う時間の通信速度を比較してみました。
昼間の混雑時はいずれも1Mbpsを下回っていますが、文字中心のLINEや検索なら問題なく利用できます。
通信が混み合う時間の通信速度だということを考慮すると、通信速度は申し分ありません。19時の通信速度も同じくらいで、通信速度に関しては大差ないことがわかりました。
対応回線を比較
格安SIM | 対応回線 | リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
ドコモ・softbank・au | – |
mineo |
ドコモ・softbank・au | 公式詳細 |
楽天モバイル |
ドコモ・au・楽天 | 公式詳細 |
※楽天モバイルのau回線・docomo回線の新規受付は終了しており、現在は楽天回線のみとなっております。
最後に、対応している回線を比較していきましょう。繰り返しになりますが、LINEモバイルはソフトバンク回線・ドコモ回線・au回線の3回線に対応しています。
mineoもLINEモバイル同様、3回線に対応しているマルチキャリアですが、契約する回線によって料金が異なる点には注意しましょう。
楽天モバイルは現在自社回線である楽天回線のみ新規契約可能となっています。
従来のドコモ回線・au回線を利用している方は、SIMカードを交換することで楽天回線へ移行することもできます。
LINEモバイルはどの回線でも料金が同じ
1GBあたりの料金が安い
通信速度も申し分ない
LINEモバイルの公式サイトへ mineoの公式サイトへ 楽天モバイルの公式サイトへ
総括:LINEモバイルの回線は通信速度が安定のSoftBankがおすすめ!
LINEモバイルは3回線に対応しているマルチキャリアですが、通信速度が安定しているのは「ソフトバンク回線」です。
データフリーがあるLINEモバイルを狙っている人は多いですが、「通信速度が心配」というところではないでしょうか。
ソフトバンクなら他回線よりも通信速度が安定して、よりお得にLINEモバイルを利用することができますよ。
留守番電話が無料で使えるのもソフトバンク回線の特徴。LINEモバイルの回線でお悩みなら、ソフトバンク回線を検討してみてくださいね。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルのQ&A
■ベーシックプランをご利用の場合 最低利用期間:なし SIMタイプ⋅利用期間にかかわらず解約⋅MNP転出する際は解約事務手数料がかかります。 解約事務手数料:1,000円
本人確認審査完了の翌日~1週間でご契約の住所にお届けします。
データフリーとは、対象サービスのデータ通信量(SNSデータフリーでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebookのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
LINEモバイルでは、クレジットカード、またはLINE Pay(クレジットカード登録要)、LINE Pay カードでの申し込みとなっています。 コンビニや銀行振り込み、口座振替はご利用できません。
端末保証は、自然故障や水濡れ、破損など思わぬトラブルに備えるための有料オプションです。LINEモバイルを契約または回線変更の際、「端末+SIMカード」を選択したとき、機種変更のお申し込みをしたときにのみ、お申し込みできます。
LINEモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額500円~ |
端末保証 | 月額450円 端末持ち込み:月額500円 |
初期費用 | ・simカード発行費用400円 ・事務手数料3000円 |
契約期間 | 音声通話SIM:1年 |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・SNSが使い放題 ・2019年4月からau回線利用可能 |
キャンペーン | LINEポイントorLINE Pay残高 5,000相当がもらえる |