某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
ソフトバンク回線のMVNOの中にも料金が安いMVNOや速度が速いMVNOもありますのでこの記事を参考に自分に合うMVNOを見つけてくださいね!
またMVNOの中でもソフトバンク回線を利用する、メリット・デメリットもあるのでそちらも紹介します。
ソフトバンク回線のMVNOを利用するメリット・デメリット
ここでは、ソフトバンク回線のMVNOのメリットやデメリットをわかりやすく説明します。
ソフトバンク回線のMVNOを利用するメリット
ソフトバンクの場合そのままスマホを利用できる
ソフトバンク回線を使った「LINEモバイル」や「mineo」、「ワイモバイル」は、スマートフォンを買い替えずに乗り換えることができます。
ソフトバンクの端末はもちろん、ドコモやauで使用していた端末をそのまま使えるところも多く、新しく端末を購入する必要がないというのは大きなメリットのひとつです。
ただし、機種によってはソフトバンクショップでのSIMロック解除が必要な場合も。ワイモバイルからソフトバンクでの乗り換えの場合はSIMロック解除は必須となっていますので注意が必要です。
ソフトバンクの時より料金が安くなる
通信業者 | softbank |
LINEモバイル |
---|---|---|
料金 (容量) |
7,480円 (5GB) |
2,480円 (6GB) |
プラン名 | ミニモンスター | SNSデータフリー |
LINEモバイルの音声通話の付いたSNSデータフリー(6GB)の料金と比べてみても、これだけの差が生じます。
毎月のデータ通信量が少ない人の場合はさらに低額のプランが用意されているところも多くあるため、自身の毎月のデータ通信量を調べてみるのがおすすめです。
ソフトバンクの場合、ソフトバンクのLINE公式アカウント上、もしくはMy Softbank内で毎月の使用データ量を確認することができます。
LINEモバイルの公式サイトへ
テザリングができる
ソフトバンク回線のMVNOでもスマートフォンをデータ通信端末として利用して、他の端末をインターネットに接続することができます。
そのため、パソコンやタブレット、ゲーム機などをスマートフォンを介してインターネットに接続したいという人も便利に利用することができます。
これまでソフトバンクのスマートフォンでテザリングを使用していたという人も、今まで通り使用することができますので、安心して乗り換えることが可能です。
ソフトバンク回線のMVNOを利用するデメリット
mineo 料金プラン |
Aプラン | Dプラン | Sプラン |
---|---|---|---|
回線 | au |
ドコモ |
softbank |
月額料金 | 1,510円 (3GB) |
1,600円 (3GB) |
1,950円 (3GB) |
例えばmineoの月々の料金を比べてみるとソフトバンク回線を使った「Sプラン」が一番高くなっているのがわかります。
このように、MVNOによってはソフトバンクの回線を使ったプランが一番高額なところもあるというデメリットがあることは否定できません。
しかしソフトバンクからの乗り換えの場合、Sプランを使うことでSIMロックの解除をする必要がないため、スムーズに乗り換えができるという側面もあります。
現在のスマートフォンをそのまま利用可能
ソフトバンクに比べると料金が格安
他と比べて基本料金が割高な場合も
mineoの公式サイトへ
ソフトバンク回線のおすすめMVNO3社を比較!
ソフトバンク回線が利用できるMVNOを選ぶ際には、どこを選べば良いのでしょうか?ここではおすすめのソフトバンク回線が利用可能なMVNOを紹介します。
LINEモバイル
月額600円から始められるLINEモバイルは、下記のSNSやサービスを利用する際にデータ通信量を消費しないデータフリーを利用できます。
- LINE
- LINE MUSIC
毎月のデータ容量を使い切って通信速度制限がかかっても、データフリー対象サービスの通信速度は落ちませんのでSNSを頻繁に利用する人にはおすすめ。
月額基本料5ヶ月間半額などのサービスも行っています(音声通話SIM限定)。
LINEモバイルの公式サイトへ
mineo
mineoは関西電力グループのオプテージが提供する格安MVNOです。ソフトバンクをはじめ、ドコモやauなどの3キャリア回線にも対応しているのが一番の特徴です。
大手キャリアと同じ通信サービスを利用することができるため、乗り換え前と同じ環境で利用することができます。
契約期間の縛りがなく、一ヶ月後に解約したとしても手数料がからないので気軽な気持ちで始められます。
mineoの公式サイトへ
ワイモバイル
大手キャリアのソフトバンク社自体が提供する格安MVNOで、全国に約1,000のワイモバイルショップを展開しています。
ソフトバンクが提供しているという安心感があるため、はじめてMVNOを利用するという方もスムーズに利用することが可能です。
音声通話サービスでは10分以内の国内通話無料、さらにはオプションを付けることで完全無料という音声通話に特化したサービスのあるMVNOでもあります。
SNSをよく使う人はLINEモバイル
違うキャリアから一度に乗り換えはmineo
安心して利用しやすいワイモバイル
ワイモバイルの公式サイトへ
ソフトバンク回線のMVNO3社の料金プランを比較!
ここからはソフトバンク回線の利用できるMVNO3社の比較を行っていきます。
LINEモバイルの料金プラン
LINEデータフリー
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
LINEモバイルのLINEデータフリーは、600円からはじめられるリーズナブルなプランで、音声通話SIMを付けても月額1,100円の安さが魅力です。
こちらのLINEデータフリーでは、LINEアプリでの通話やトークでのデータ消費がゼロのため、データ容量を使い切っても、対象サービスの通信速度は落ちません。
とにかく毎月の通信費を安く抑えたいという方や、子供にはじめてスマートフォンを持たせる際のプランとしておすすめです。
SNSデータフリー
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 880円 | 1380円 |
3GB | 1,260円 | 1,760円 |
6GB | 1,980円 | 2,480円 |
12GB | 2,980円 | 3,480円 |
LINEモバイルのSNSデータフリーは、月額料金1,260円から利用でき、データ通信(SMS付き)のプランと、音声通話も付いた2つのプランから選べます。
またLINEモバイルでは下記のSNSのデータ通信が無料なので、SNSを頻繁に使うという人におすすめです。
- LINE
通話オプションでは通話アプリからの発信で何度でも10分以内の電話かけ放題の「10分電話かけ放題」や、万が一の際の端末の交換修理が可能な「端末保証」がおすすめです。
SNS音楽データフリー
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 1,080円 | 1,580円 |
3GB | 1,460円 | 1,960円 |
6GB | 2,180円 | 2,680円 |
12GB | 3,180円 | 3,680円 |
LINEモバイルのSNS音楽データフリーは、月額料金1,460円から利用可能。データ通信とSMSが利用できるデータSIMと、音声通話も付いた音声通話SIMの2つのプランから選べます。
LINEを始めとする主要SNSのデータ通信に加え、LINE MUSICのデータ通信も無料で利用できるため、音楽を聴きながらSNSを楽しむことができます。
SNSだけでなく、LINE MUSICも頻繁に使っているという人におすすめのプランです。なお、LINEMUSICの利用には別途利用料金(月額980円)が発生します。
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mineoの料金プラン
デュアルプラン
プラン名 | Aプラン | Dプラン | Sプラン |
---|---|---|---|
回線 | au | ドコモ | ソフトバンク |
1GB | 1,298円 | ||
5GB | 1,518円 | ||
10GB | 1,958円 | ||
20GB | 2,178円 |
mineoのデュアルプランは月額料金1,310円から利用可能で、データ通信と音声通話がセットになったプランです。
auの回線を使ったAプラン、ドコモの回線を使ったDプラン、ソフトバンクの回線を使ったSプランの3つのプランから選べるのが特徴です。
どこのキャリアを利用していても、これまでと同じような環境で利用できるため、違うキャリア同士の家族で一度に乗り換える際などにも便利に乗り換えできます。
また、家族での契約の際に、各回線の基本料金が50円安くなる家族割引をうまく活用することで、さらに安くなるのでおすすめです。
シングルプラン
プラン名 | Aプラン | Dプラン | Sプラン |
---|---|---|---|
回線 | au | ドコモ | ソフトバンク |
1GB | 880円 | ||
5GB | 1,265円 | ||
10GB | 1,705円 | ||
20GB | 1,925円 |
mineoのシングルプランは月額料金700円から利用可能なデータ通信のみが使えるプランです。契約する回線によって料金が異なります。
タブレットやスマートフォンなどでデータ通信しか利用しないという人は、格安で利用することができるためおすすめです。
オプションでSMSを付ける場合、auのAプランは無料ですが、ドコモのDプランでは120円、ソフトバンクのSプランでは月額180円かかってきます。
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ワイモバイルの料金プラン
スマホペーシックプラン
プラン (データ量) | 月額料金 (税込) |
---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 |
シンプルR (25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルのスマホベーシックプランは月額2,680円から利用できる、通話もデータ通信も可能で縛りなしの基本的なプランです。
月々のデータ通信量によってS、M、Rの3つから選択することができ、どれも1回10分以内の国内無料通話が付いています。
6ヶ月間700円割引の付いた「新規割」や、2回線以上の利用で500円割引の「家族割」の適用もあります。
データベーシックプラン
プラン | 基本料金 |
---|---|
データベーシックプランS (1GB) |
1,980円 |
データベーシックプランL (7GB) |
3,696円 |
ワイモバイルのデータベーシックプランは月額1,980円から利用できる、4G高速通信に対応したデータ通信専用のプランです。
音声通話が付いていませんので、特にタブレットを利用いただく際にはおすすめのプランとなっています。通信容量は1GBと7GBの2つのプランが用意されています。
月々のデータ通信量が上限を超えた場合、データ通信の低速化が行われますが、500円の追加料金で500MBプラスすることができます。
利用料が格安のLINEモバイル
環境を変えずに乗り換えやすいmineo
様々な割引のあるワイモバイル
ワイモバイルの公式サイトへ
ソフトバンク回線のMVNOの料金を比較
三社三様それぞれの特徴がありますが、MVNOを選ぶにあたって重要な要素のひとつが料金です。
音声通話SIMの料金を比較
MVNO | 月額料金 | リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
1,760円 (3GB) |
– |
mineo |
1,950円 (3GB) |
公式詳細 |
ワイモバイル |
2,680円 (3GB) |
公式詳細 |
キャリアから乗り換える際にそのまま音声通話も利用するという人は、音声通話SIMのサービスが付いたプランを選択するかと思います。
比較してみたところ、料金が一番安いのはLINEモバイルでした、また、LINEモバイルは主要SNSがデータフリーの為、実質3GB以上使えます。
ワイモバイルの割引を利用すれば、最大1,200円の割引を受けることができるため、月額1,480円と最安値になりますが、新規割は6ヶ月間限定の割引になっています。
そのため、6ヶ月以降は家族割のみ適用の月額1,980円になりますので、やはりLINEモバイルのプランが一番格安になっています。
データSIMの料金を比較
MVNO | 月額料金 (SMSあり) |
月額料金(SMSなし) | リンク |
---|---|---|---|
LINEモバイル |
980円 (3GB) |
– | – |
mineo |
1,170円 (3GB) |
990円 (3GB) |
公式詳細 |
ワイモバイル |
1,980円 (1GB) |
ー | 公式詳細 |
二台目のスマートフォンやタブレットの場合、データ通信しか行わないため音声通話が必要ないという人もいるでしょう。
SMSありのプランで各社の料金を比較してみると、もっとも最安値のプランを提供しているのは月額980円から利用できるLINEモバイルです。
次いでmineoも月額1,170円とLINEモバイルとほとんど変わりません。ただし、契約する回線によって料金が異なる点は注意してください。
音声通話付きで一番安いのはLINEモバイル
データ通信のみで一番安いのもLINEモバイル
ワイモバイルが一番安くなるのは期間限定
LINEモバイルの公式サイトへ mineoの公式サイトへ ワイモバイルの公式サイトへ
総括:ソフトバンク回線のMVNOを選ぶならLINEモバイル がおすすめ!
ソフトバンクでスマートフォンを利用している方がMVNOに乗り換える場合、現在利用しているスマートフォンを乗り換え先でも利用できる可能性は高いです。
また、現在利用しているソフトバンク回線をそのまま利用することになりますので、大きな環境の変化もほとんどありません。
その中でも料金的に一番安いのはLINEモバイル。さらにはSNSのデータ通信も無料で利用できるプランがあるため、LINEなどのSNSの利用が多い人にもおすすめです。
ソフトバンクユーザーの方でMVNOへの乗り換えを考えている方は、LINEモバイルの利用を考えてみてはいかがでしょうか。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
LINEモバイルの公式サイトへ
LINEモバイルのQ&A
■ベーシックプランをご利用の場合 最低利用期間:なし SIMタイプ⋅利用期間にかかわらず解約⋅MNP転出する際は解約事務手数料がかかります。 解約事務手数料:1,000円
本人確認審査完了の翌日~1週間でご契約の住所にお届けします。
データフリーとは、対象サービスのデータ通信量(SNSデータフリーでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebookのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
LINEモバイルでは、クレジットカード、またはLINE Pay(クレジットカード登録要)、LINE Pay カードでの申し込みとなっています。 コンビニや銀行振り込み、口座振替はご利用できません。
端末保証は、自然故障や水濡れ、破損など思わぬトラブルに備えるための有料オプションです。LINEモバイルを契約または回線変更の際、「端末+SIMカード」を選択したとき、機種変更のお申し込みをしたときにのみ、お申し込みできます。
LINEモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額500円~ |
端末保証 | 月額450円 端末持ち込み:月額500円 |
初期費用 | ・simカード発行費用400円 ・事務手数料3000円 |
契約期間 | 音声通話SIM:1年 |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・SNSが使い放題 ・2019年4月からau回線利用可能 |
キャンペーン | LINEポイントorLINE Pay残高 5,000相当がもらえる |