某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
このスマホはハードもソフトも高齢者向けになっていて、防水防滴を施した壊れにくさに加え、見やすい画面やわかりやすい操作が魅力です。
また、ワイモバイルなら通話料金が無料になるなど料金プランにも魅力があります。
ワイモバイルのかんたんスマホを契約しようと考えている人に向けて、その料金や注意点などを詳しく解説していきます。
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
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ワイモバイルのかんたんスマホの特徴
ワイモバイルのかんたんスマホにはどんな特徴があるのでしょうか?おすすめポイントについてまとめてみました。
防水防塵耐衝撃の堅牢さ
ワイモバイルのかんたんスマホは、外的要因で壊れにくい堅牢なスマホであり丈夫です。そのため「ついスマホを落としてしまう」など、うっかりが多い人にもおすすめ。
ただし、画面はガラスなので落下時に破損する可能性もあるので、より強化したい場合は保護フィルム等で守ることをおすすめします。
使いやすさはもちろんですが、外的要因で壊れにくいかどうかもチェックしたいところですよね。
ワイモバイルのかんたんスマホは防水でかつ壊れにくい丈夫なスマホなので、シニアでも安心して持つことができます。
ワンタッチであらゆる機能を利用可能
かんたんスマホは、ホーム画面に大きく表示されるアプリケーションや、一発で電話をかけられるボタンなどが用意されています。
名前の通りかんたんに操作できるスマホなので、機械音痴の方でもすぐ使い方に慣れるはず。困った時は「押すだけサポート」をタップして電話で相談することもできますよ。
よく使う連絡先を登録したりして、必要最低限の機能をわかりやすく表示できるので、シニアの方でも使ってみて困ったりストレスになることはないでしょう。
大きな文字と画面で見やすさ抜群
「小さい文字は見にくい」「スマホは目が疲れる」というイメージからスマホを持たない人もいますが、かんたんスマホは約5インチサイズの画面を採用。
画面に表示される文字は高齢者を想定して大きく表示してくれるので、見やすさも申し分ありません。
スマホのサイズですが、日本人に人気が高かったiPhone SEとほぼ同等サイズで、大きすぎず小さすぎないサイズ感です。
大きすぎても不便ですし、手に収まる程度でベストサイズともいえます。使いやすさを追求したスマホなのですね。
防水でかつ壊れにくい丈夫なスマホ
操作が簡単ストレスがない
使いやすさを追求したスマホ
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ワイモバイルのかんたんスマホの料金
使いやすさを追求したワイモバイルの「かんたんスマホ」ですが、気になるのは料金ではないでしょうか。ここからは料金についてチェックしていきましょう。
端末料金
支払い方法 | 販売価格 | 賦払金 |
---|---|---|
一括払い |
32,400円 | – |
24回払い |
32,400円 | 1,350円 |
36回払い |
32,400円 | 900円 |
かんたんスマホの端末は比較的安いです。iPhoneのように10万円を越すようなスマホではなく、一括でもこの価格になります。
「このくらいなら一括でいい」と思うかもしれませんが、支払いは分割払いも可能で、手数料や金利が掛からないので分割してしまうのがおすすめです。
分割なら月々の料金も非常にリーズナブルで負担が少ないですよね。月額料金と端末料金を足しても安いです。
月々の利用料金
プラン (データ量) | 月額料金 (税込) |
---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 |
シンプルR (25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルのスマホベーシックプランではシンプルに3プラン用意されていて、契約月から6ヶ月間は700円割引になります。
新規割というもので、契約翌月から6ヵ月間基本使用料が700円割引になるキャンペーンです。
プランSの場合料金は通常2,680円ですが、半年間は新規割で1,980円になるというわけです。
加えて「データ増量無料キャンペーン」もあるので、データ容量も1年増量されされていますよ。料金にしろデータ容量にしろ、申し分ないサービス内容といえます。
3GBでできること | 時間 |
---|---|
ゲームアプリ |
12時間 |
動画視聴 |
18時間 |
メッセージアプリ |
2400往復 |
WEB閲覧 |
1320ページ |
1回10分間の通話料金が無料
スマホベーシックプランには「10分かけ放題」が無料でついてくるので、1回につき10分間の電話料金が無料になります。
10分以内の国内通話が何度でも無料になるサービスですが、10分超過分後は30秒につき20円の通話料が発生するので注意しましょう。
簡単な伝言など、よく電話を利用するという人にはありがたいサービスですよね。長電話したい場合は掛け直すか無料通話アプリを利用するといいでしょう。
ちなみに60歳以上なら時間制限なくかけ放題になりますよ。これについてはこの後詳しく解説します。
60歳以上なら時間の上限なく通話料金無料
ワイモバイルには時間制限のない完全かけ放題オプション「スーパーだれとでも定額」もあります。
スーパーだれとでも定額は通常1,000円の月額料金がかかりますが、60歳以上なら無料で自動的に適用されますよ。
1,000円の月額料金が無料なので、たくさん電話をしたいシニアの方にもワイモバイルはおすすめです。
つい長電話をしてしまう方も多いのではないでしょうか。「国内通話無料」はかなり助かります。
合計:月々の支払い料金モデルケース
契約内容 | 契約から 6ヶ月間 |
6ヶ月目 以降 |
---|---|---|
プランS (4GB) |
1,980円 | 2,680円 |
本体代 (36回払い) |
900円 | 900円 |
通話料金 (60歳以上) |
無料 | 無料 |
合計 (月額) |
2,880円 | 3,580円 |
スマホベーシックプランのプランS、スマホ端末36回払い、60歳以上で契約した場合の料金モデルをまとめました。
ワイモバイルは6ヶ月間毎月700円引きが適用されるので、7ヶ月目を境に料金が変動します。合計月額料金は半年2,880円で、7ヶ月目以降3,580円です。
繰り返しになりますが、この料金はスマホ端末料金を含んだ金額になります。それでこの安さを実現しているのですね。
60歳以上なら電話もし放題ですし、かなりコスパがいいです。端末を変えたい方も、この機にかんたんスマホに乗り換えてみてもいいですね。
端末を分割しても手数料や金利が掛からない
新規割で6ヶ月間毎月700円引きが適用される
60歳以上なら電話もし放題でコスパが良い
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ワイモバイルのかんたんスマホの注意点
コスパ抜群のかんたんスマホですが、注意したい点もあります。ワイモバイルのかんたんスマホの注意点について確認しておきましょう。
契約時にはクレジットカードが必要
ワイモバイルをオンライン上で申し込む場合、クレジットカードが必要になります。(デビットカードは利用できません。)
クレジットカードを持っていない場合、契約者を家族の名義にして使用者を当人にすることも可能です。
また、契約者とクレジットカードの名義が異なる場合は、支払名義人同意書(支払名義人本人が記載、捺印したもの)が必要になります。
支払名義人同意書は公式ホームページにあるPDFファイルを印刷し、記入したものをカメラやスマホで撮影して画像ファイルをアップロードで送ればOKです。
充電器は付属していない
かんたんスマホに充電器は付属しておらず別売りです。充電器はオプション品から購入する必要があるので注意しましょう。
スマホと充電器は当たり前のようにセットとなっていると思っている人も多いですが、格安sim会社で端末を購入する場合はこのようなケースも珍しくありません。
とはいえワイモバイルは端末料金や月額料金が安いので、「充電器くらい別売りでもいっか」となるのではないでしょうか。
契約にはクレジットカードが必要
家族の名義にして契約もできる
充電器は付属しておらず別売り
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ワイモバイルのかんたんスマホの契約方法
かんたんスマホの特徴・料金・注意点を把握したところで、ここからは契約方法について解説していきます。
オンライン上から簡単に申し込み可能
かんたんスマホへの申し込みはオンライン上から簡単に行うことができるので、ワイモバイルの公式ホームページにアクセスしましょう。
必要なのはクレジットカードと本人確認書類だけ。本人確認書類には以下のものが該当しますので、いずれかを準備しておきましょう。
- 運転免許証
- 健康保険証
- 住民基本台帳カード
- 日本国パスポート
- マイナンバーカード
先述した通り、契約者とクレジットカードの名義が異なる場合は「支払名義人同意書」を用意してください。
のりかえと新規契約に注意
契約方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
のりかえ |
電話番号を変えずに 新しい携帯に変更できる |
契約時にMNP予約番号 の発行が必要 |
新規契約 |
簡 単に契約可能 (古い携帯は解約が必要) |
電話番号が新しいものに 変わってしまう |
契約の際には「他社からの乗り換え」と「新規契約」の2通りがあります。通常はのりかえを選ぶことが普通ですが、そのためにはMNP予約番号の発行が必要になります。
MNP予約番号はこれまでの電話番号そのままで乗り換える際に必要になるのですが、高齢者には敷居が高い可能性があります。
新規契約は電話番号が変わってしまうものの比較的簡単に契約できるので、「電話番号は新しいものでもいい」ということであれば新規契約の方が簡単なのでおすすめです。
オンライン上から簡単に申し込める
乗り換えだとMNP予約番号の発行が必要
新規契約は比較的簡単でおすすめ
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ワイモバイルとと、シニア向けスマホを扱っている他社との比較
ワイモバイルは本当にお得なのか?他社の料金プランや通信速度を同時にチェックしていきましょう。
音声通話SIMの料金プランを比較
MVNO | ワイモバイル |
UQモバイル |
---|---|---|
料金 (容量) |
1,980円 (4GB) |
1,980円 (3GB) |
10分間 かけ放題 |
無料 | 700円 |
合計金額 (月額) |
1,980円 | 2,680円 |
リンク | 公式詳細 | 公式詳細 |
まずは音声通話SIMの料金プランを比較してみましょう。同じくシニア向けのスマホを扱っているuqモバイルで調査してみました。
2つを比較すると、10分間かけ放題オプションをつけた場合はワイモバイルの方が安くなります。
7ヶ月目からは同額ですが、ワイモバイルは60歳以上なら無料で時間制限のないかけ放題が追加されます。
そのため、少しでも費用を抑えたい方や、電話することが多い方にはワイモバイルの方がおすすめです。
通話料金を比較
MVNO | 60歳未満 | 60歳以上 | リンク |
---|---|---|---|
ワイモバイル |
1回10分間の通話無料 それ以降30秒ごとに20円 |
無料 | 公式詳細 |
UQモバイル |
30秒ごとに20円 | 無料 | 公式詳細 |
料金プランはワイモバイルとUQモバイルでは似ています。どちらも「10分かけ放題」が基本料金に含まれますし、かけ放題も60歳以上なら無料。
通話料金を比較すると60歳以上の場合はどちらも無料ですが、60歳未満なら料金はワイモバイルの方が安くなる可能性が高いでしょう。
というのも、UQモバイルのかけ放題オプションは月額1,700円なのです。ワイモバイルはかけ放題オプションが月額1,000円になります。
通信速度を比較
MVNO | 通信速度 (5/30 朝) |
通信速度 (5/30 昼) |
通信速度 (5/30 夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
ワイモバイル |
11.2Mbps | 8.9Mbps | 6.3Mbps | 公式詳細 |
UQモバイル |
14.0Mbps | 12.2Mbps | 12.0Mbps | 公式詳細 |
OCNモバイルONE |
7.8Mbps | 6.9Mbps | 6.3Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
通信速度を比較するとauのサブブランドであるUQモバイルには多少劣ってしまうものの、こちらもソフトバンクのサブブランドなので申し分ない速さが出ています。
例えばOCNモバイルONE(ちなみにシニア向けスマホの扱いなし)などと比較してみると、決して遅いわけではないので安心して利用してください。
基本的に1Mbps以上の速さが出ていれば、ストレスなくネットを利用可能です。ワイモバイルは通信速度が安定している格安simとしても知られていますよ。
ワイモバイルの方が安くなる
60歳未満の方にもワイモバイルはおすすめ
通信速度は比較的安定している
ワイモバイルの公式サイトへ UQモバイルの公式サイトへ OCNモバイルONEの公式サイトへ
総括:ワイモバイルのかんたんスマホは電話代も安いのでおすすめ!
ワイモバイルの「かんたんスマホ」について詳しく解説しました。ワイモバイルならシニア向けのスマホを低価格で入手することができます。
60歳以上なら通話料金が無料になることも大きなメリットで、高齢者に優しいプランも用意されているが特徴です。
半年間割引されることや、端末の分割手数料や金利がかからないのも嬉しいポイントですよね。
シニア向けスマホが必要で、かつ「たくさん電話をかける可能性がある」という人は、ぜひワイモバイルのかんたんスマホを検討してみてください。
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
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ワイモバイルのQ&A
データ通信容量が上限に満たなかった場合でも、余ったデータ通信容量を翌月へくりこすことはできません。
データ通信料が1GBの場合、メールの送受信は「約2,090通」、ニュースサイトなどの閲覧は「約3,490ページ」などが利用可能目安となります。
スマートフォン/タブレット/ケータイ(ガラケー)、PHSは、月途中の加入の場合、基本使用料は日割り計算されます。Pocket WiFiは、ご契約中のプランによって異なりますが、日割り計算または満額請求になります。
請求締め日は毎月末日です。お支払い期日は翌月26日ごろです。
個人のお客さまであること、ワイモバイルを対象料金プランでご契約すること、固定通信サービス(SoftBank Air、SoftBank 光など)をお申し込み後180日以内に開通(契約成立)することなどが条件です。
ワイモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額1,480円~ |
端末保証 | 故障安心パックプラス 故障安心パック 故障安心パック-S 故障安心パックライト |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・ソフトバンクのサブブランド ・通信速度が速い |