某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
「宣伝で見かけるので、とりあえずワイモバイルが気になっている」などこのように考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?
この記事では、ワイモバイルへの乗り換えを検討している方のために以下を解説しています。
- 他社からワイモバイルへ乗り換える方法
- ワイモバイルの取り扱いプランの紹介
- ソフトバンクから乗り換える場合
- ソフトバンクへ乗り換える場合
- MVNO同士で特徴を比較
格安SIMへの乗り換えを検討中の方は、是非参考にしてみてください。
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
ワイモバイルの公式サイトへ
ワイモバイルに乗り換えるには?手順や端末を紹介!
ワイモバイルに乗り換える方法や乗り換える際に準備するものなどを紹介します。
ワイモバイルへの乗り換え手順を解説!
- MNP予約番号を取得
- オンラインショップで申し込み
- 本人確認書類を提出
- 商品を配送
ワイモバイルに乗り換える際に電話番号を継続して使うならMNP予約番号が必要です。MNP予約番号はワイモバイルに申し込む前に乗り換え前の携帯電話で取得します。
MNP予約番号を取得したら、オンラインショップで端末や契約プラン、オプションを選択。この際にMNP予約番号も必要です。
そして、本人確認書類をアップロードすればワイモバイルへの乗り換えは完了です。商品が届けばワイモバイルの利用を開始できます。
乗り換え時に準備するものを解説!
- MNP予約番号
- クレジットカード
- 本人確認書類
先ほども紹介したとおり、乗り換え前の携帯会社から電話番号を引き継ぐ場合のみMNP予約番号が必要になります。
また、クレジットカードは月々の支払いのために必要になります。ワイモバイルでは支払い方法としてはクレジットカードしか対応しておらず、デビットカードは利用できません。
本人確認書類に該当するものは運転免許証やパスワード、マイナンバーカードなどです。Webで申し込む場合は写真をアップロードするので、事前に写真を用意しておきましょう。
ワイモバイルで扱っている端末について解説!
- iPhone7
- Android One X5
- HUAWEI P20 lite
2020年3月の時点でワイモバイルで扱っているiPhoneはiPhone7とiPhone6Sです。最新機種には対応していませんが、時間がたてばiPhone8以降の機種も購入できます。
また、iPhone以外でもAndroidの人気機種や高齢者向けのかんたんスマホなども用意されています。
さらに、スマホだけでなくタブレットの購入もできます。スマホとタブレットを併用する人にもワイモバイルはおすすめです。
申し込みはWebか店舗
電話番号を引き継ぐならMNP
人気端末を販売している
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ワイモバイルへの乗り換え!プランの料金や内容は?
ワイモバイルの料金プランであるスマホベーシックプランについて詳しく紹介します。
スマホベーシックプランは通話もネットも良く使う人へ!
プラン (データ量) | 月額料金 (税込) |
---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 |
シンプルR (25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルのスマホ向けの料金プランはスマホベーシックプラン。S、M、Rの3種類のデータ容量から自分にあったものを選べます。
スマホベーシックプランの特徴は10分かけ放題が基本料金に含まれている点。10分以内の短い通話を頻繁にする人におすすめです。
また、スマホベーシックプランでは新規割が利用できます。新規割を利用すると、S、M、Rのどのプランでも契約から6ヶ月間の月額が700円引きになります。
スマホベーシックプランはお得なサービスや特典が沢山!
- パケット定額サービス
- 10分以内の国内通話が無料
- Yahooプレミアムの特典が使える!
- yahooを使ってパケット増量!
スマホベーシックプランは10分かけ放題がお得に使えるのが魅力。10分を超えた場合には、30秒20円の基本通話料が発生します。
また、S、M、Rのデータ容量は現時点に実施されているキャンペーンにより増量されています。データ増量オプションは1年目以降は月額500円になります。
さらに、ヤフージャパンなどのサービスを使うことでマイルが貯まり、貯まったマイルのランクに応じて高速で使えるデータ容量の追加料金が無料になるサービスも利用できます。
スマホベーシックプランはYahoo!プレミアムが通話料金に含まれている
スマホベーシックプランに契約すると、ヤフープレミアムのサービスが無料で利用できます。ヤフープレミアム会員ならヤフーのサービスをお得に使えるのが魅力。
ヤフープレミアム会員になると、以下のような特典があり、貯まるポイントが増えたり、買い物のトラブルを年間10万円まで補償されたりします。
- お買い物でポイント還元!
- かんたんバックアップ
- お買いものあんしん補償
普段ヤフー関連のサービスを使うことが多い人や、すでにヤフープレミアム会員になっている人はワイモバイルを利用することで節約になります。
10分以内の通話がかけ放題
新規割で月額700円引き
ヤフープレミアムが無料
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ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際の注意点
ワイモバイルに乗り換える場合はSIMロックやMNPに関して事前に確認しておくことでスムーズに乗り換えられます。
料金の仕組みをチェックしよう
スマホベーシックプランの料金は、最初の6ヶ月間は新規割が適用されて700円引きですが、それ以降は通常の基本料金に戻ります。
例えば、スマホベーシックプランSは契約から6ヶ月間は月額1,980円で利用できますが、7ヶ月目以降は月額2,680円になります。
スマホベーシックプランではS、M、Rのどのプランでも、契約から6ヶ月たつと月額が700円高くなるので注意してください。
端末をそのまま使う場合はSIMロック解除が必要
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える際に、ソフトバンクで使用していた端末をワイモバイルでも使い続けるならSIMロックの解除が必要になります。
SIMロックの解除の手続きは、Webもしくは店舗でできます。手数料はWebなら無料ですが、店舗では3,000円になります。
店舗での手続きは手数料がかかるうえに、営業時間内に行く必要があるので、SIMロックを解除するならWebで手続きをするのがおすすめです。
MNP予約番号には有効期限がある
ワイモバイルに乗り換える際に電話番号を引き継ぐなら、乗り換え前の携帯会社でMNP予約番号を発行します。MNP予約番号は有効期限が15日です。
MNP予約番号の発行はWeb、電話、店舗のいずれかでできますが、MNP予約番号を発行したらなるべく早く乗り換え手続きをするのがおすすめです。
15日間の有効期限が切れると再発行しなければならず、再び手数料が発生するので注意してください。
7ヶ月目以降は料金アップ
SIMロックの解除を確認
MNP予約番号の有効期限は15日間
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ワイモバイルに乗り換える時の不安を解決!
ワイモバイルに乗り換えるにあたって、そもそもワイモバイルや格安SIMについて知っておくべきことを紹介します。
ワイモバイルって何?格安スマホ(MVNO)とは?
そもそもワイモバイルとは、ソフトバンクのサブブランドとして格安SIMや格安スマホを提供している通信事業者です。
大手キャリアのau、ドコモ、ソフトバンクとは異なり、自社で通信回線を持たずに通信サービスを提供しているワイモバイルのような事業者はMVNOと呼ばれます。
MVNOは自社で通信回線や通信設備を持っていない分、かかる費用が安いので、大手キャリアよりも安く通信サービスを提供できています。
ワイモバイルの回線は?ちゃんと繋がってくれる?
MVNOは大手キャリアの通信回線を借りて通信サービスを提供しているので、大手キャリアよりも通信速度が遅くなる傾向にあります。
しかし、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、通信回線を借りてはいるものの、他のMVNOよりも優先的に通信ができるようになっています。
また、ソフトバンクの通信回線は最新技術によって駅や繁華街などの人が密集するエリアでも高速通信ができるようになっているので安心です。
ワイモバイルのような格安スマホってデメリットはないの?
格安スマホは料金が安い分、不便なデメリットもあります。たとえば、乗り換えをした場合に新しいSIMが届くまではスマホが使えない期間が発生することがあります。
また、年齢認証ができずLINEのID検索などのサービスが利用できないことや大手キャリアでは使えるキャリア決済ができないこともあります。
ただ、これらのデメリットはすべての格安スマホにあてはまるわけではないので、乗り換える格安スマホにこのようなデメリットがないか確認するのがおすすめです。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド
MVNOは大手キャリアの回線を借りている
デメリットはMVNOによって異なる
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ワイモバイルへの乗り換えがいいの?MVNOを比較しよう
人気のあるOCNモバイルONE、mineoとワイモバイルの速度や料金を比較していきます。
どこが速い?速度を確認しよう!
MVNO | 通信速度 (2/24/朝) |
通信速度 (2/24/昼) |
通信速度 (2/24/夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
ワイモバイル |
7.6Mbps | 8.0Mbps | 6.0Mbps | 公式詳細 |
OCNモバイルONE |
11.3Mbps | 12.8Mbps | 9.8Mbps | 公式詳細 |
mineo (au回線) |
12.8Mbps | 3.4Mbps | 9.6Mbps | 公式詳細 |
mineo (softbank回線) |
6.1Mbps | 3.2Mbps | 5.3Mbps | 公式詳細 |
mineo (docomo回線) |
10.4Mbps | 8.5Mbps | 5.8Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
3社の通信速度を比較すると、OCNモバイルONEやmineoのau回線の通信速度が速くなっています。
ワイモバイルは特別に通信速度が速いわけでありませんが、どの時間も6~8Mbpsになっているので、安定して通信できるといえます。
MVNOでは、多くの人が通信して回線が混雑する昼や夕方の時間帯に通信速度が遅くなる傾向にあります。
しかし、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので通信速度が不安定になりにくくなっています。
月額利用料金を確認しよう!
MVNO | 月額料金 (容量) |
リンク |
---|---|---|
ワイモバイル |
1,980円 (4GB) |
公式詳細 |
OCNモバイルONE |
1,480円 (3GB) |
公式詳細 |
mineo |
1,510円 (3GB) |
公式詳細 |
3社の月額を比較すると、金額だけをみればOCNモバイルONEが最も安くなっています。
ワイモバイルは金額は高いですが、データ容量が2社よりも多く、10分かけ放題が料金に含まれていることを考えるとお得といえます。
実際に10分かけ放題オプションを追加した値段を比較すると、ワイモバイルが最も安くなります。
また、mineoは回線によって料金が異なり、今回は最も料金が安いau回線のプランの料金を紹介しています。
データ容量の追加が可能なのか確認しよう!
MVNO | 料金 (追加容量) |
リンク |
---|---|---|
ワイモバイル |
500円 (500MB) |
公式詳細 |
OCNモバイルONE |
500円 (500MB) |
公式詳細 |
mineo |
165円 (100MB) |
公式詳細 |
3社ともデータ容量を追加することができます。料金はmineoに比べるとワイモバイルとOCNモバイルONEがお得になっています。
どのMVNOも基本プランのデータ容量を超過すると、通信速度が制限されて1Mbps以下になってしまいます。1Mbps以下では快適に通信ができないため、データ容量の追加購入がおすすめです。
ただ、ワイモバイルでは2020年3月の時点ではデータ増量キャンペーン中で、契約から1年間は無料でデータ容量が増量されています。
通信が速いのはOCNモバイルONE
通話をするならワイモバイルがお得
ワイモバイルはデータ容量が無料
ワイモバイルの公式サイトへ OCNモバイルONEの公式サイトへ mineoの公式サイトへ
総括:ワイモバイルへの乗り換えはメリット沢山でおすすめ!
ワイモバイルへの乗り換えはWebで簡単にできます。乗り換える際にはクレジットカードと本人確認書類が必要。
また、電話番号を引き継ぐ場合は乗り換え前にMNP予約番号を取得する必要があります。また、SIMロックの解除が必要かどうかも事前に確認しておきましょう。
ワイモバイルのスマホベーシックプランは10分かけ放題が基本料金に含まれているのが特徴。また、新規割で最初の6ヶ月の月額が700円引きです。
ワイモバイルに契約するとヤフーのサービスもお得に使えるので、乗り換えるならワイモバイルがおすすめです。
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
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ワイモバイルのQ&A
データ通信容量が上限に満たなかった場合でも、余ったデータ通信容量を翌月へくりこすことはできません。
データ通信料が1GBの場合、メールの送受信は「約2,090通」、ニュースサイトなどの閲覧は「約3,490ページ」などが利用可能目安となります。
スマートフォン/タブレット/ケータイ(ガラケー)、PHSは、月途中の加入の場合、基本使用料は日割り計算されます。Pocket WiFiは、ご契約中のプランによって異なりますが、日割り計算または満額請求になります。
請求締め日は毎月末日です。お支払い期日は翌月26日ごろです。
個人のお客さまであること、ワイモバイルを対象料金プランでご契約すること、固定通信サービス(SoftBank Air、SoftBank 光など)をお申し込み後180日以内に開通(契約成立)することなどが条件です。
ワイモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額1,480円~ |
端末保証 | 故障安心パックプラス 故障安心パック 故障安心パック-S 故障安心パックライト |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・ソフトバンクのサブブランド ・通信速度が速い |