某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
スマホデビューをしたいと考えているシニア世代の人に特におすすめのスマホですが、キャリアで購入すると月額料金が高く、不安に思う人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、シニアスマホが購入できる格安SIMについて紹介します。
格安SIMなら月額料金も安く、シニアスマホが使えるので、シニアスマホでスマホデビューを検討している人はぜひチェックしてください。
シニアスマホって何?他のスマホとなにが違うの?
シニアスマホと聞くとなんとなくイメージが湧きますが、具体的にどんなスマホなのでしょうか?
よく使うメニューボタンが大きく、画面上に設置されている
シニアスマホは各ボタンが大きくホーム画面に設置されているのが大きな特徴。見やすく押しやすいボタンになっており、お年寄りの方でも使いやすいです。
画面もシンプルで、無駄がありません。よく使うメニューを厳選して表示することもできますし、必要最低限の機能を使うには十分です。
スマホ初心者の方でもすぐに慣れますし、シニア向けではあるものの「誰でも使いやすいスマホ」とも言えるでしょう。
電話のショートカット機能で電話メインのシニアでも使いやすい
家族や友人に電話をかける場合、通常は電話アプリを起動→連絡先をタップ→発信という流れになるかと思います。これって少し面倒ですよね。
シニアスマホではほとんどの機種で、よく電話をかける相手をショートカットに登録できるので電話がメインの人にもおすすめです。
ホーム画面にショートカットを作成しておくと、わざわざ電話アプリを起動せずに済み、ホーム画面からワンタップで電話を発信できるようになりますよ。
各ボタンが大きく見やすい
機能がシンプルで使いやすい
ショートカットに登録できる
シニアスマホを使うなら格安SIMがおすすめの理由
シニアスマホを使うなら、格安SIMを使うとかなりお得です。その理由は何か?さっそく見ていきましょう。
月額料金が安くシニアスマホを使える
携帯会社 | 3GBの月額料金 | リンク |
---|---|---|
ドコモ |
3,980円 | – |
ワイモバイル |
半年間:1,980円 以降:2,680円 |
公式詳細 |
シニアスマホを格安SIMで使う一番のメリットといえば月額料金が安く済むことです。目安としてドコモとワイモバイルの3GBの料金を比較してみましょう。
ドコモを1年間利用すると47,760円、ワイモバイルを1年間利用すると27,960円。年間19,800円もワイモバイルの方が安いです。
ワイモバイルは基本料金に10分かけ放題が含まれていますし、完全なかけ放題も60歳以上なら無料。ちなみに通話がメインであれば3GBでも問題ない容量です。
使い方に合わせてプラン・会社を幅広く選べる
キャリアはau・ドコモ・ソフトバンクの3社しかありませんが、格安SIMは100を超える会社があります。
どのような使い方をしたいかは人それぞれですが、各会社様々な料金プランを用意しているので、それぞれにあった料金プランや会社を選んでお得に利用できますよ。
データ使い放題だったりオプションが充実しているところだったり、一度一通り検索してみてもいいでしょう。おすすめの格安SIMについては後ほどご紹介します。
どこもキャリアよりは費用が安く、1年でも数万円の差になります。先述した通り格安SIMを使う一番のメリットは料金が安く済むことなので、ぜひ検討してみてくださいね。
月額料金が安く済む
1年でも数万円の差になる
それぞれにあった使い方ができる
シニアスマホを格安SIMで使うときの注意点
シニアスマホのメリットをお伝えしましたが、シニアスマホを格安SIMで使うときの注意点もチェックしておきましょう。
サポートは電話やオンラインになるので注意が必要
数多くの会社が存在しますが、実店舗のない会社も多くあります。(その分安くサービスを提供しています。)
格安SIMに乗り換えると基本的にはオンラインもしくは電話での問い合わせとなるので注意しましょう。
これまで店舗でサポートを受けてきた、という方は少し不安になるかもしれませんが、案外オンラインや電話での問い合わせが楽だったりします。
もちろん実店舗のある格安SIMもあるのでご安心ください。契約にあたりサポート体制についてもチェックしておきましょう。
クレジットカードを持っていない場合は口座振替が可能な格安SIMに
多くの格安SIMでは、月額料金の支払いに「クレジットカード」が必要になります。キャリアでは引き落としだった、という人も多いでしょう。
クレジットカードのみ対応というところが多いため、支払い方法についても事前に確認しておいてください。
中には口座振替に対応している格安SIMもあるため、クレジットカードを持っていない人は「口座振替」に対応している格安SIMから選択するようにしましょう。
実店舗のない会社もある
クレジットカードのみのところもある
口座振替に対応しているところもある
シニアスマホが購入できる格安SIMは?
ここからはシニアスマホが購入できる格安SIMを厳選してご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ワイモバイルなら通話し放題でシニアスマホが使える
ワイモバイルの料金プラン
プラン (データ量) | 月額料金 (税込) |
---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 |
シンプルR (25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルの料金プランはシンプルに3種類で、6ヶ月間は700円引きで使えます。今ならキャンペーンで1年間データ容量も増量中。
2回線目以降に適用される「家族割」で500円割引されるので、ワイモバイルは家族での利用にもおすすめです。家族割は最大9回線まで割引が適用されます。
また、ソフトバンク光またはソフトバンクエアーとのセット契約でも「おうち割」で500円割引されます。
「家族割」と「おうち割」の併用はできませんが、ワイモバイルはキャンペーンが充実しているのでよく検討してみてくださいね。
ワイモバイルのシニアスマホ「かんたんスマホ2」のスペック
端末 | かんたんスマホ2 |
---|---|
サイズ | 約H159×W71×D8.9mm |
重量 | 約151g |
ディスプレイ | 約5.6インチ 有機EL |
RAM容量 | 3GB |
ROM容量 | 32GB |
バッテリー容量 | 3,300mAh |
ワイモバイルで購入できるシニアスマホ「かんたんスマホ2」のスペックをまとめた表がこちらです。
かんたんスマホはシルバー・レッド・ネイビーの3色あり、軽くて使いやすい、かつ使いやすいスマホになります。
カメラ画素数は約1,300万画素+約500万画素で、防水・防塵にも対応しています。困ったときには「サポート」ボタンを押すだけでスマホが自己解決。
大きなボタンで押し間違えを防げて、ホーム画面にはよく使う連絡先を4件まで登録できます。
ワイモバイルの公式サイトへ
UQモバイルならデータ繰り越しで無駄なくシニアスマホが使える
UQモバイルの料金プラン
プラン | 月額料金 (税込) |
---|---|
くりこしプランS (3GB) | 1,628円 |
くりこしプランM (15GB) | 2,728円 |
くりこしプランL (25GB) | 3,828円 |
UQモバイルの料金プランはプランSとプランRの2種類で、わかりやすいプラン体系となっています。
プランSとプランRは速度制限時の速度が異なり、プランSが300kbps、プランR1がMbpsです。
UQモバイルは低速時の通信速度も速く、余ったデータ容量は翌月に繰り越すこともできます。
通話オプションは3種類用意されているので、必要に応じて検討してみるといいでしょう。
UQモバイルのシニアスマホ「BASIO 4」のスペック
端末 | BASIO 4 |
---|---|
サイズ | 約H159×W71×D8.9mm |
重量 | 約151g |
ディスプレイ | 約5.6インチ |
RAM容量 | 3GB |
ROM容量 | 32GB |
バッテリー容量 | 3,300mAh |
UQモバイルのシニアスマホ「BASIO 4」のスペックをまとめた表がこちらです。縦長のスタイリッシュなスマホで、カラーはシャンパンゴールドとワインレッドの2種類。
持ったときに誤って押すことのないようにデザインされたボタン形状で、電話やメールの専用ボタンが着信時に光ってお知らせしてくれます。
3,300mAhの大容量電池を搭載しており、長時間の外出でも安心です。メインカメラ約1300万画素+サブカメラ約500万画素で、綺麗な写真を撮ることもできます。
シンプルな料金プラン
持ちやすいデザイン
はじめての方でも安心
UQモバイルの公式サイトへ
ワイモバイルとUQモバイルどっちのシニアスマホがおすすめなの?
ワイモバイルとUQモバイルを紹介しましたが、よりお得なのはどちらなのか?調査してみました。
月額料金で比較する
格安SIM | 3GBの月額料金 | リンク |
---|---|---|
ワイモバイル |
半年間:1,980円 以降:2,680円 |
公式詳細 |
UQモバイル |
1,980円 | 公式詳細 |
音声通話SIMの料金プランを比較してみたところ、半年間は同じ料金で使えることがわかりました。
UQモバイルの方が料金は安く使えますが、UQモバイルは基本料金に10分かけ放題が含まれていないので、通話オプションを追加するとワイモバイルの方が安くなります。
繰り返しになりますが、ワイモバイルは「10分かけ放題」が基本料金に組み込まれています。
また、高速データ通信をたくさん使いたい場合は、ワイモバイルなら最大17GBまで使えますよ。
通話料金で比較する
格安SIM | 10分かけ放題 | 24時間かけ放題 | リンク |
---|---|---|---|
ワイモバイル |
基本料金込み | 無料 | 公式詳細 |
UQモバイル |
700円 | 6ヶ月間無料 7ヶ月目からは700円 |
公式詳細 |
ワイモバイルは10分かけ放題が基本料金に組み込まれているだけでなく、60歳以上なら無料で時間制限のないかけ放題が追加されます。
通常月額1,000円のオプションですが、60歳以上なら無料になるということで、通話をたくさんする人はワイモバイルを選ぶとお得です。
UQモバイルの通話オプションは表の通りです。基本はどちらも30秒につき20円の通話料がかかるのですが、オプションによりかけ放題が実現します。
通信速度で比較する
格安SIM | ワイモバイル |
UQモバイル |
---|---|---|
通信速度 (8/27朝) |
10.6Mbps | 13.4Mbps |
通信速度 (8/27昼) |
14.8Mbps | 4.0Mbps |
通信速度 (8/27夜) |
7.6Mbps | 12.3Mbps |
リンク | 公式詳細 | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
通信速度を比較したところ、どちらも速い速度で安定して使えるということがわかりました。
格安SIMは昼間の通信に弱いというデメリットがあるのですが、キャリアのサブブランドであるワイモバイルとUQモバイルなら昼間も通信速度が安定しています。
そのためWi-Fi環境が無い場合でも安心して使えて、通信速度でストレスを感じることがほとんどありません。
シニアスマホの価格で比較する
格安SIM | 端末 | 値段 | リンク |
---|---|---|---|
ワイモバイル |
かんたんスマホ2 | 30,960円 | 公式詳細 |
UQモバイル |
BASIO 4 | 11,880円 | 公式詳細 |
2社で発売されてるシニアスマホの価格を比較したところ、端末代金はUQモバイルの方が安いという結果になりました。
どちらも安い価格で購入できるものの、UQモバイルの方が安い価格でシニアスマホを購入できるので、料金を重視するならUQモバイルを検討してみるといいでしょう。
スペックに大きな差ななく、どちらもボタンが大きかったり「使いやすさ」にこだわった端末となっています。
サービス内容で比較する
サービス内容 | ワイモバイル |
UQモバイル |
---|---|---|
メールアドレス | ○ | ○ |
口座振替 | ○ | × |
サポート | ・電話 ・Web ・ショップ |
・電話 ・Web ・ショップ |
端末保証 | 690円 | 380円 |
リンク | 公式詳細 | 公式詳細 |
最後にサービス内容を比較していきましょう。2社とも口座振替やメールアドレスも使える格安SIMなので安心して乗り換えることができます。
端末保証サービスはワイモバイルの方が高いのですが、端末保証以外にデータ復旧サービスやセキュリティなどもついているので安心です。
「端末保証は必要ない」という人も多いですし、加入するかどうかはよく検討してくださいね。
ワイモバイルはかけ放題が無料
どちらも速い速度で安定している
端末代金はUQモバイルの方が安い
総括:シニアスマホの購入はワイモバイルがおすすめ!
ワイモバイルのシニアスマホなら、通話し放題で利用でき、サービス内容も充実しているのでおすすめです。
10分かけ放題に加え、「完全なかけ放題」も60歳以上なら無料ということで、他にはないサービスを提供しています。
「家族割」または「おうち割」を利用すれば、さらに費用を抑えられてお得です。ワイモバイルは通信速度も速く、ネットもサクサク楽しめますよ。
どこよりもお得に利用したいなら、シニアスマホが購入できる格安SIMで、かつ料金プランも良心的な「ワイモバイル」をぜひ検討してみてくださいね!
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
ワイモバイルの公式サイトへ
ワイモバイルのQ&A
データ通信容量が上限に満たなかった場合でも、余ったデータ通信容量を翌月へくりこすことはできません。
データ通信料が1GBの場合、メールの送受信は「約2,090通」、ニュースサイトなどの閲覧は「約3,490ページ」などが利用可能目安となります。
スマートフォン/タブレット/ケータイ(ガラケー)、PHSは、月途中の加入の場合、基本使用料は日割り計算されます。Pocket WiFiは、ご契約中のプランによって異なりますが、日割り計算または満額請求になります。
請求締め日は毎月末日です。お支払い期日は翌月26日ごろです。
個人のお客さまであること、ワイモバイルを対象料金プランでご契約すること、固定通信サービス(SoftBank Air、SoftBank 光など)をお申し込み後180日以内に開通(契約成立)することなどが条件です。
ワイモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額1,480円~ |
端末保証 | 故障安心パックプラス 故障安心パック 故障安心パック-S 故障安心パックライト |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・ソフトバンクのサブブランド ・通信速度が速い |