某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
モバイルWi-Fiを契約する場合、キャリアでの契約が主となりますが、実は格安SIMでもモバイルWi-Fiを利用できます。
本記事では、モバイルWi-Fiを利用するのにおすすめの格安SIMを比較しながら紹介をしていきます。
モバイルWi-Fiを利用するのにおすすめの格安SIMを探している人はぜひチェックしてください。
MVNO | OCNモバイルONE |
---|---|
月額料金 | 月額900円から |
MVNO評価 | ★★★★ |
特徴 | ・契約期間は6ヵ月! ・他とは異なるデータプラン! |
キャンペーン | 端末価格5,280円~ |
OCNモバイルONEの公式サイトへ
モバイルWi-Fiを比較する前に…
Wi-Fiはパソコンやスマホを接続してインターネットの高速通信を利用できるサービスです。その中でも最近利用者が多いのが持ち運びができるモバイルWi-Fiルーターです。
モバイルWi-Fiは持ち運びができるWi-Fiルーター
モバイルWi-FiルーターはPocketWi-FiやWiMAXが有名ですが、ポケットに入るサイズのWi-Fiルーターのことを指します。
本体は充電式で契約してあるデータ容量、あるいは無制限にデータ通信が行えます。データ通信を契約していないスマホでもWi-Fiルーターに繋ぎインターネットの閲覧が可能です。
契約してあるスマホやサブ機の通信量を気にせずに外出先でも動画やゲームを楽しめるため人気となっています。
モバイルWi-Fiを格安SIMで使うと月額料金が安く使える
モバイルWi-Fiは多くの通信事業者が提供しているサービスではありますが、特に格安SIMが提供しているモバイルWi-Fiは月額料金が抑えられています。
例えばWiMAXであれば月額3000円前後かかりますが格安SIMの場合1GB500円からモバイルWi-Fiを契約できるところも多いです。
自宅にWi-Fiがあり、外出先でのみモバイルWi-Fiを利用するなど使い分けができる人は格安SIMのモバイルWi-Fiを利用した方が月額料金の節約になります。
モバイルWi-Fiを格安SIMで使う場合は通信速度に注意
モバイルWi-Fiは高速回線が売りでもありますが、格安SIMで使う場合はそうとも限りません。大手キャリアが提供しているモバイルWi-Fiに比べて通信速度は遅くなりがちです。
これは格安SIMが通信設備を大手キャリアから間切りしてサービスを提供しているためです。モバイルWi-Fiに限らずスマホの通信速度も遅く感じられます。
そのため高速通信を求めてモバイルWi-Fiを適当に契約してしまうと、思っていたのと違うと感じる人もいるかもしれません。
モバイルWi-Fiは外出先での使用が主
格安SIMでモバイルWi-Fiを使うと安い
通信速度はそこまで速くはない
モバイルWi-Fiを格安SIMで使う方法
モバイルWi-Fiを格安SIMで使うためには当然ですがモバイルWi-Fi端末の準備が必要です。そのためにはいくつか手順があります。
モバイルWi-Fiを格安SIMで使う手順をチェック
モバイルWi-Fiで格安SIMを使うにはSIMフリーのモバイル端末が必要です。SIMフリーとはどの回線でも使えるようにしてある端末を指します。
- SIMフリーのモバイルWi-Fi端末を用意
- 格安SIMを申し込む
- 初期設定をする
SIMフリーじゃないモバイルWi-Fi端末の場合、格安SIMに申し込んで契約をしたとしても通信機能が使えない可能性が生じます。
また申し込み後は初期設定をしないと通信できないため、格安SIM公式サイト等からモバイルWi-Fiの初期設定を確認するようにしましょう。
SIMフリーのモバイルWi-Fi端末を手に入れる方法
ではSIMフリーのモバイルWi-Fi端末はどこで手に入れれば良いでしょうか。実は様々な所で購入することができます。
- Amazonなどで購入する
- 家電量販店などで購入する
- 中古販売店で購入する
一番確実なのがAmazonなどのネットショップから購入する方法です。家電量販店の場合せっかく足を運んだのに在庫がないなどのリスクが伴います。
できるだけ安くSIMフリーのモバイルWi-Fi端末を手に入れたいのであれば中古販売店での購入も良いでしょう。
モバイルWi-Fiをセットで購入できる格安SIMもある
上記はモバイルWi-Fi端末を別で用意し格安SIMに申し込む方法ですが、格安SIMで直接モバイルWi-Fi端末を購入しプランを契約するセット購入も手段の一つです。
セット購入のメリットは初期設定がいらない点です。モバイルWi-Fi端末を別で用意した場合と異なり、APN設定など初期設定済みのモバイルWi-Fiを用意してもらえます。
初めてモバイルWi-Fiを使う人や初期設定が面倒に感じる人は格安SIMで直接セット購入するのをおすすめします。
SIMフリーのモバイルWi-Fi端末を準備
Amazonなどで購入可能
格安SIMでセット購入すると初期設定済
モバイルWi-Fiにおすすめの格安SIMを比較
- OCNモバイルONE
- mineo
- LINEモバイル
モバイルWi-Fiを契約する上でおすすめの格安SIMはOCNモバイルONE、mineo、LINEモバイルの3社です。同じ格安SIMでも異なる特徴があります。
それぞれ月額料金や通信速度、セット購入について比較していきましょう。
月額料金で比較する
格安SIM | 料金 (3GB) |
料金 (10GB) |
料金 (30GB) |
リンク |
---|---|---|---|---|
OCN モバイルONE |
880円 | 2,280円 | 5,380円 | 公式詳細 |
mineo (マイネオ) |
900円 | 2,520円 | 5,900円 | 公式詳細 |
LINE モバイル |
980円 | 2,700円 (12GB) |
– | – |
月額料金を同じデータ容量で比較していきます。全てのデータ容量でOCNモバイルONEが一番安く3GBであれば880円で契約することができます。
低容量のプランであれば3社ともそこまで大きな差ではありませんが、10GB、30GBとなると毎月500円近くの差になるため年間で6000円もの差になります。
LINEモバイルは12GBまでしかないため大容量かつできるだけ料金を安く、という方にはやはりOCNモバイルONEが良いでしょう。
通信速度で比較する
格安SIM | 通信速度 (4/27朝) |
通信速度 (4/27昼) |
通信速度 (4/27夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
OCN モバイルONE |
6.2 Mbps | 9.0 Mbps | 5.8 Mbps | 公式詳細 |
mineo (ドコモ回線) |
9.9 Mbps | 4.6 Mbps | 5.5 Mbps | 公式詳細 |
mineo (au回線) |
8.7 Mbps | 6.7 Mbps | 11.7 Mbps | 公式詳細 |
mineo (softbank回線) |
9.6 Mbps | 4.4 Mbps | 6.6 Mbps | 公式詳細 |
LINEモバイル (ドコモ回線) |
12.1 Mbps | 7.3 Mbps | 6.5 Mbps | – |
LINEモバイル (au回線) |
7.3 Mbps | 5.4 Mbps | 9.3 Mbps | – |
LINEモバイル (softbank回線) |
11.9 Mbps | 1.4 Mbps | 5.1 Mbps | – |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
モバイルWi-Fiを契約する際の指標になる通信速度ですが、OCNモバイルONEは他社に比べて昼のピークタイムに強いことがわかります。
モバイルWi-Fiの主な使い道は外出先でスマホやパソコンをWi-Fiに接続することですから昼間に外出が多い方に適しています。
mineoとLINEモバイルは回線によって通信速度が異なりますが、総じて朝と夜の通信速度は速く、昼の時間帯は遅くなりがちです。
セット購入代金で比較する
格安SIM | Aterm MR05LN |
リンク |
---|---|---|
mineo |
22,800円 | 公式詳細 |
LINEモバイル |
26,180円 | – |
セット購入をする際は端末代金で比較しましょう。OCNモバイルONEはNETGEAR AirCard AC785というモバイルWi-Fi端末を9,000円ほどで購入できます。
mineoとLINEモバイルはAterm MR05LNの取り扱いがありますが、端末料金はmineoが4000円近くも安いです。
とにかく安くモバイルWi-Fi端末を購入したい場合はOCNモバイルONE、Aterm MR05LNを安く契約したい方はmineoを選択すると良いでしょう。
月額料金はOCNモバイルONEが安い
昼によく使うならOCNモバイルONE
同じ端末でも格安SIMで端末代金が異なる
OCNモバイルONEの公式サイトへ mineoの公式サイトへ LINEモバイルの公式サイトへ
SIMフリーモバイルWi-Fiを使うならOCNモバイルONEがおすすめ!
OCNモバイルONEはSIMフリーモバイルWi-Fiをできるだけ料金を節約したい人にとって使いやすい環境が整っています。
OCNモバイルONEの料金プラン
SIM種類 | 音声通話 SIM |
SMS対応 SIM |
データ通信 SIM |
---|---|---|---|
1GB | 1,180円 | – | – |
3GB | 1,480円 | 1,000円 | 880円 |
6GB | 1,980円 | 1,500円 | 1,380円 |
10GB | 2,880円 | 2,400円 | 2,280円 |
20GB | 4,400円 | 3,920円 | 3,800円 |
30GB | 5,980円 | 5,500円 | 5,380円 |
OCNモバイルONEでモバイルWi-Fiを契約する際の料金プランは3GB~30GBまでの5種類のデータ容量から選ぶことができます。
一番低い3GBなら880円、30GBなら5380円。容量が高くなればなるほど1GBあたりの料金はお得になります。
親機となるスマホのデータ容量を可能な限り落とし、モバイルWi-Fiにデータ容量を任せることでさらにお得に月々使えるのは覚えておきましょう。
1GBで できること | 時間 |
---|---|
ゲームアプリ | 4時間 |
動画視聴 | 6時間 |
メッセージアプリ | 800往復 |
WEB閲覧 | 440ページ |
OCNモバイルONEの通信速度
時間帯 | 通信速度 |
---|---|
朝 (4月27日) |
6.2 Mbps |
昼 (4月27日) |
9.0 Mbps |
夜 (4月27日) |
5.8 Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
OCNモバイルONEは自社回線を持たない格安SIMです。そのため通信速度が本来は遅くなりがちですが、OCNモバイルONEの場合は1日を通して安定した速度を保っています。
OCNモバイルONEで契約できる回線はドコモ回線のみになります。一番遅い朝の通信速度でも7Mbpsを超えています。
昼のピークタイムにも強いのが嬉しいですね。SNSの閲覧や通常画質の動画の閲覧、ゲームやアプリの利用が問題なく行えるでしょう。
OCNモバイルONEは節約モード&バースト機能が利用できる
OCNモバイルONEは通信関連のサービスが充実しており、特に人気なのが節約モードとバースト機能です。
節約モードは通信速度が制限時並みに遅くなりますが、節約モードに設定しておけば通信量の消費が起こらないため、データ容量の節約になります。
また節約モード中でも一定の通信量まで毎回読み込み時に高速通信が使えるバースト機能により、SNSの閲覧などは快適に行えるのも魅力的です。
データ容量が大きいほどお得
通信速度はau回線が特に1日を通して安定
節約モード&バースト機能で通信量を節約
OCNモバイルONEの公式サイトへ
モバイルWi-Fiをセット購入するならmineoがおすすめ!
SIMフリーのモバイルWi-Fi端末を準備するのが手間だと感じる方はセット購入が良いです。特にmineoは取り扱い端末が2種類あり好きな方を選べます。
mineoの料金プラン
プラン名 | Aプラン | Dプラン | Sプラン |
---|---|---|---|
回線 | au | ドコモ | ソフトバンク |
1GB | 880円 | ||
5GB | 1,265円 | ||
10GB | 1,705円 | ||
20GB | 1,925円 |
モバイルWi-Fiの利用を目的にmineoを契約する際はシングルプランを契約することになります。トリプルキャリア対応のため全ての回線を選ぶことが可能です。
500MB~30GBまで6種類から選ぶことができますが500MBを契約してしまうとほとんど使わないうちにモバイルWi-Fiが通信制限にかかってしまいます。
また回線によって料金設定が異なるため、少しでも料金を抑えたい場合はAプランかDプランを選ぶと良いでしょう。Sプランはどのデータ容量でも90円高くなります。
mineoの通信速度
時間帯 | 朝 (4月27日) |
昼 (4月27日) |
夜 (4月27日) |
---|---|---|---|
au 回線 |
8.7 Mbps | 6.7 Mbps | 11.7 Mbps |
ドコモ 回線 |
9.9 Mbps | 4.6 Mbps | 5.5 Mbps |
softbank 回線 |
9.6 Mbps | 4.4 Mbps | 6.6 Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
トリプルキャリアが持つ特性は料金設定が異なるだけではなく、通信速度もそれぞれ異なることを覚えておきましょう。
どの回線も遅過ぎるわけではありません。特にau回線は夜の時間帯に10Mbpsを超えるなど高速通信を楽しめます。
昼のピークタイム時にもau回線が強いため、1日を通した通信速度が気になる場合はmineoのau回線を選んだ方が良いでしょう。
mineoの取り扱い端末一覧
取り扱い端末 | Aterm MR05LN |
HUAWEI E5577 |
---|---|---|
販売価格 (一括) |
22,800円 | 9,600円 |
販売価格 (分割) |
950円×24回 | 400円×24回 |
バッテリー 容量 |
2,500mAh | 3,000mAh |
mineoで取り扱いのあるモバイルWi-Fi端末はAterm MR05LNとHUAWEI E5577の2種類です。値段やバッテリー容量だけで言えばHUAWEI E5577がお得です。
長い時間外で使いたい方はHUAWEI E5577が適していますが、通信速度で言えばAterm MR05LNの方が受信最大375Mbpsと優れています。
その分値段は22,800円まで上がります。HUAWEI E5577も遅過ぎることはないため、コストパフォーマンスを考えるとHUAWEI E5577で十分かもしれません。
Aプラン・Dプランの料金がお得
Aプランは通信速度も安定している
モバイルWi-Fi端末の取り扱いは2種類
mineoの公式サイトへ
総括:モバイルWi-Fiを格安SIMで使うならOCNモバイルがおすすめ!
ここまでモバイルWi-Fiを使える格安SIMを比較しましたが、SIMフリーのモバイルWi-Fiを用意して契約するならOCNモバイルONEがおすすめです。
月額料金が安く、そして安定した通信を楽しむことができます。ドコモ回線のため現在スマホをドコモで契約している人ならそのまま乗り換えられるのも魅力的ですね。
モバイルWi-Fi端末をセット購入するのであればmineoもおすすめです。端末の種類が2種類ありHUAWEI端末であれば月々400円で購入できますよ。
MVNO | OCNモバイルONE |
---|---|
月額料金 | 月額900円から |
MVNO評価 | ★★★★ |
特徴 | ・契約期間は6ヵ月! ・他とは異なるデータプラン! |
キャンペーン | 端末価格5,280円~ |
OCNモバイルONEの公式サイトへ
OCNモバイルONEのQ&A
OCN モバイル ONEご利用料金のお支払方法は、クレジットカードのみです。デビットカードを含む、その他のお支払方法はご利用いただけません。
OCN モバイル ONEの最低利用期間は、音声対応SIMカードのお申し込み承諾時点のコースに従って設定されます。2019/11/21以降に新コースのご利用をお申し込みの場合は、最低利用期間はありません。
いいえ、お電話番号をお選びいただけません。 なお、MNP(携帯番号ポータビリティ)を利用される場合は、070/080/090で始まるお使いの携帯電話番号を引き継ぎいただけます。
OCNモバイルONEの日次、月次コースをご契約中のお客さまにOCNモバイルONE Wi-Fiスポットを無料でご利用いただけるサービスです。
はい、ございます。インターネットの固定回線がOCNの「光サービス」で、同住所で「OCN モバイル ONE」をご契約いただきますと、最大5契約まで割引可能な「OCN光モバイル割」がございます。
OCNモバイルONEの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額900円~ |
端末保証 | gooの端末保証 月額340円~ あんしん保証(持ち込み)月額500円 |
初期費用 | 初期手数料3,000円 SIMカード手配料394円 |
契約期間 | 音声通話sim:半年 データSIM:なし |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・端末料金が安い ・口座振替可能 |