某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
そこで、この記事ではP20 liteで格安SIMを利用する方法について解説しています。また、P20 liteが使える格安SIM業者の紹介もしていきます。
格安SIMの料金や通信速度の比較も行っていきますので、ぜひ格安SIMを検討する際の参考にしてみてはいかがでしょうか?
HUAWEI P20 liteを格安SIMで使う
HUAWEI P20 liteはHUAWEI製の高性能で低価格の端末。MVNOでの購入や格安SIMの利用ができます。
セット販売しているP20 liteを購入
HUAWEI P20 liteを格安SIMで利用する場合は、契約するつもりのMVNOで端末とSIMをセットで購入するのがおすすめです。
多くのMVNOではスマホ端末の販売をしていて、HUAWEI P20 liteを販売しているMVNOも多くあります。セットで購入すれば設定や手続きが簡単になるのでおすすめです。
まだHUAWEI P20 liteを購入していない場合は、契約するMVNOを探すのと同時にそのMVNOでHUAWEI P20 liteを購入できるかも確認してみてください。
現在使っているP20 liteのまま乗り換える
乗り換え先の格安SIMの対応回線を確認する
すでにHUAWEI P20 liteを持っていて、格安SIMに乗り換えようとしている場合は、端末が対応している回線に注意してください。
同じHUAWEI P20 liteの端末でも、購入したキャリアによって対応している回線が異なります。たとえばauで購入したHUAWEI P20 liteであれば、au回線にしか対応していません。
そのためauで購入したHUAWEI P20 liteをそのまま利用できるのはau回線を利用している格安SIMのみ。回線を変えたい場合はSIMロックの解除が必要になります。
P20 liteが動作確認済みか確認する
回線の確認と合わせて、契約するつもりの格安SIMがHUAWEI P20 liteで利用できるかも確認する必要があります。
MVNOの公式サイトの動作確認済端末一覧ページを見ると、そのMVNOの格安SIMで利用できる端末の一覧が確認できます。
回線が対応していても、その端末では格安SIMが利用できない可能性もあるので、動作確認済端末一覧にHUAWEI P20 liteが含まれている格安SIMに契約してください。
MVNOで端末を購入できる
端末とSIMのセット購入がおすすめ
回線や動作確認済端末一覧をチェック
HUAWEI P20 liteの設定方法
新しい格安SIMをHUAWEI P20 liteで利用する場合は、いくつかの設定が必要になります。
まずはSIMカードを挿入する
乗り換え先のSIMカードが届いたら、まずは端末にSIMカードを挿入します。この際に端末の電源は切っておくようにしましょう。
電源を切ったら、端末の側面にあるSIMカードを置くトレイを取り出します。トレイは取り出しにくいので、付属品の取り出し用のピンやクリップなどを利用してください。
取り出したトレイにSIMカードを置きます。このときにSIMカードのサイズや向きなどを間違えないようにしましょう。
そして、トレイを正しい向きでスマホに戻せばSIMカードの挿入は完了です。
APN設定(ネットワーク設定)をする
- Wi-Fiをオフにする
- 「設定」を選択
- APN情報を入力
- 通信状態を確認
APN設定とは端末のインターネット通信ができるようにする設定です。作業はWi-Fiを切った状態で行ってください。
APN設定の手続きは「設定」アプリをタップし、「無線とネットワーク」、「モバイルネットワーク」、「アクセスポイント名」の順で選択します。
そして、右上のバーをタップし「新しいAPN」を選択のうえ、格安SIMの設定情報を入力します。入力が完了し、スマホ画面の上段に4Gなど通信状態が示されていれば設定完了です。
Googleアカウントを設定する
HUAWEI p20 liteではGoogleアカウントと連携するとPlay StoreやGoogle chrome、Google Photoなどの便利なサービスが利用できるようになります。
すでにGoogleアカウントを持っている人は「設定」アプリでGmailアドレスなどを入力してアカウントを設定します。
まだGoogleアカウントを持っていない場合は新たなGoogleアカウントを取得します。新たなGoogleアカウントの作成も「設定」アプリから簡単にできるので安心です。
SIMカードの挿入は電源を切ってから
APN設定でインターネット接続
Googleアカウントを連携させる
ワイモバイルならP20 liteが購入できる
ワイモバイルはP20 liteとSIMをセットで購入できるのでおすすめ。料金プランや通信速度について紹介します。
ワイモバイルの料金プラン
プラン (データ量) | 月額料金 (税込) |
---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 |
シンプルR (25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルのスマホ向けのプランはスマホベーシックプラン。データ容量に応じて、S、M、Rの3種類のプランが用意されています。
スマホベーシックプランの特徴は10分かけ放題が基本料金に含まれていること。追加申込をせずに10分かけ放題が利用できるので、10分以内の通話を頻繁にする人にはおすすめです。
また、割引が豊富なのも魅力。契約から半年間は新規割が適用されて月額が700円引きになるほか、家族割やおうち割などのお得な割引も用意されています。
3GBでできること | 時間 |
---|---|
ゲームアプリ |
12時間 |
動画視聴 |
18時間 |
メッセージアプリ |
2400往復 |
WEB閲覧 |
1320ページ |
My Y!mobileの初期登録をして利用開始
P20 liteでワイモバイルの格安SIMを利用する場合は、まずワイモバイルの初期登録をします。これは、Yahooのサービスの利用やワイモバイルのメールアドレスの利用の際に必要になります。
ワイモバイルの初期設定は、ホーム画面にある「かんたん設定」というアプリを用いて行います。この際に、契約時に設定した暗証番号が必要になるので準備してください。
さらに、ワイモバイルの初期設定にはヤフージャパンIDが必要です。すでにもっている人はそのまま手続きが可能で、まだ持っていない人はIDを新規発行します。
ワイモバイルの通信速度
時間帯 | 通信速度 |
---|---|
朝 (8:00-8:30) |
20.9 Mbps |
昼 (12:15-12:45) |
17.0 Mbps |
夜 (19:00-22:00) |
7.9 Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
ワイモバイルの通信速度は、朝と昼が非常に速く、夜も十分な速度が出ています。一般的に10Mbps以上で快適に通信ができるといわれているので、ワイモバイルの通信速度は速いといえます。
ワイモバイルの通信速度が速いのは、大手キャリアのソフトバンクのサブブランドであることが理由。他の格安SIMよりも優先的に回線が割り当てられます。
多くの格安SIMでは回線が混雑する時間帯などは通信速度が不安定になる傾向がありますが、ソフトバンクのサブブランドのワイモバイルなら安定した高速通信が利用できます。
10分かけ放題が無料
初期登録にはヤフージャパンIDが必要
通信速度が速い
ワイモバイルの公式サイトへ
今のP20 liteのまま乗り換えられる格安SIM
すでにP20 liteを持っていて、格安SIMへの乗り換えを検討している人にはUQモバイルとmineoがおすすめです。
通信速度が速いUQモバイル
UQモバイルの料金プラン
プラン | 月額料金 (税込) |
---|---|
くりこしプランS (3GB) | 1,628円 |
くりこしプランM (15GB) | 2,728円 |
くりこしプランL (25GB) | 3,828円 |
UQモバイルでは音声対応SIMとデータSIMのそれぞれのプランがありますが、通話をする場合は音声対応SIMのスマホプランがおすすめ。
スマホプランにはデータ容量に応じて、S、M、Lの3種類のプランがあります。そして、3つの通話オプションから自分にあったものを選べるのが魅力。
とくに時間と回数が無制限の完全かけ放題は格安SIMではほとんど見られない通話オプションなので、通話を存分にしたい人にはおすすめです。
UQモバイルの通信速度
時間帯 | 通信速度 |
---|---|
朝 (8:00-8:30) |
17.9 Mbps |
昼 (12:15-12:45) |
9.9 Mbps |
夜 (19:00-22:00) |
15.5 Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
UQモバイルは格安SIMのなかでトップレベルで通信速度が速い点が特徴。1日を通して10Mbpsを下回ることがほとんどありません。
UQモバイルは大手キャリアのauのサブブランド。ワイモバイルと同様に大手キャリアのサブブランドなので、他の格安SIMよりも優先的に回線が割り当てられ、通信速度が速くなります。
多くの格安SIMでは回線が混雑する昼や夕方には通信速度が1Mbpsを下回りますが、UQモバイルなら安定して10Mbps以上で通信できる点が魅力です。
UQモバイルの公式サイトへ
とにかく安いmineo
デュアルタイプ(音声通話 + データ通信)
プラン名 | Aプラン | Dプラン | Sプラン |
---|---|---|---|
回線 | au | ドコモ | ソフトバンク |
1GB | 1,298円 | ||
5GB | 1,518円 | ||
10GB | 1,958円 | ||
20GB | 2,178円 |
mineoでは音声通話をする人向けのデュアルタイプのSIMと音声通話をしない人向けのシングルタイプのSIMが用意されていて、おすすめはデュアルタイプのSIM。
デュアルタイプのプランでは500MBから30GBまでの6種類のデータ容量が用意されていて、幅広いデータ容量から自分にあったものを選べるのが特徴です。
また、mineoはトリプルキャリアに対応していて、選択する回線によって料金が異なります。デュアルタイプのプランなら、au回線のAプランが最もお得になっています。
mineoの通信速度
時間帯 | 朝 |
昼 |
夜 |
---|---|---|---|
au 回線 |
0.7 Mbps | 0.2 Mbps | 13.5 Mbps |
ドコモ 回線 |
1.1 Mbps | 0.3 Mbps | 5.1 Mbps |
softbank 回線 |
0.8 Mbps | 0.2 Mbps | 2.8 Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
トリプルキャリアに対応しているmineoでは、通信速度も回線によって異なっています。回線が混雑する朝と昼はどの回線でも通信速度が遅くなっています。
通信速度が1Mbpsを下回ると、画像や動画の読み込みがほとんどできなくってしまいます。一方で、どの回線も夜は通信速度が速くなります。
夜の通信速度がとくに速いのはau回線のAプラン。mineoに契約する人で通信速度を重視する場合はAプランがおすすめです。
UQモバイルはauのサブブランド
UQモバイルは通信速度が速い
mineoはAプランがお得
mineoの公式サイトへ
P20 liteが使える格安SIM3社を比較
ここまでに紹介したワイモバイル、UQモバイル、mineoの月額料金と通信速度を比較します。
月額料金を比較
MVNO | 月額料金 (容量) |
リンク |
---|---|---|
ワイ モバイル |
1,980円 (3GB) |
公式詳細 |
UQ モバイル |
1,980円 (3GB) |
公式詳細 |
mineo (Dプラン) |
1,600円 (3GB) |
公式詳細 |
ワイモバイルのスマホベーシックプランSに契約すると、基本料金は2,680円ですが、最初の6ヶ月間は新規割が適用されて月額が1,980円になります。
3つのなかで最も料金が安いのはmineoで、UQモバイルは新規割が適用されたワイモバイルと同じ金額になっています。
単純に金額だけならmineoが安いですが、ワイモバイルのスマホベーシックプランには10分かけ放題が含まれていることを考えると、通話をする場合はワイモバイルがお得だと言えます。
通信速度を比較
MVNO | 通信速度 (朝) |
通信速度 (昼) |
通信速度 (夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
ワイ モバイル |
20.9 Mbps | 17.0 Mbps | 7.9 Mbps | 公式詳細 |
UQ モバイル |
17.9 Mbps | 9.9 Mbps | 15.5 Mbps | 公式詳細 |
mineo (ドコモ回線) |
1.1 Mbps | 0.3 Mbps | 5.1 Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので通信速度が安定していて、とくに朝と昼の通信速度が非常に速いのが魅力です。
UQモバイルもワイモバイルと同様に大手キャリアのサブブランドなので、通信速度が速くて安定しています。一方でmineoは通信速度が不安定で、とくに昼の通信速度が大きく落ちています。
多くの格安SIMはmineoと同様に昼の通信速度が1Mbps以下、それ以外の時間帯も5Mbps前後となっています。ワイモバイルとUQモバイルは格安SIMの中でトップレベルで通信速度が速いのが特徴です。
mineoは料金が安い
通話するならワイモバイルがお得
ワイモバイルは通信速度が速い
ワイモバイルの公式サイトへ UQモバイルの公式サイトへ mineoの公式サイトへ
総括:ワイモバイルはHUAWEI P20 liteが購入できておすすめ
HUAWEI P20 liteを格安SIMで利用する場合は、SIMとスマホをセットで購入する方法とスマホを自分で用意してから格安SIMを契約する方法があります。
手続きなどが簡単なのはMVNOでスマホとSIMをセットで購入する方法で、おすすめのMVNOはワイモバイルです。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで通信速度が速いのが特徴。また、スマホベーシックプランには10分かけ放題が含まれているのも魅力。
安い料金でお得にHUAWEI P20 liteが使える格安SIMであるワイモバイルをぜひ検討してい見てください!
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
ワイモバイルの公式サイトへ
ワイモバイルのQ&A
データ通信容量が上限に満たなかった場合でも、余ったデータ通信容量を翌月へくりこすことはできません。
データ通信料が1GBの場合、メールの送受信は「約2,090通」、ニュースサイトなどの閲覧は「約3,490ページ」などが利用可能目安となります。
スマートフォン/タブレット/ケータイ(ガラケー)、PHSは、月途中の加入の場合、基本使用料は日割り計算されます。Pocket WiFiは、ご契約中のプランによって異なりますが、日割り計算または満額請求になります。
請求締め日は毎月末日です。お支払い期日は翌月26日ごろです。
個人のお客さまであること、ワイモバイルを対象料金プランでご契約すること、固定通信サービス(SoftBank Air、SoftBank 光など)をお申し込み後180日以内に開通(契約成立)することなどが条件です。
ワイモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額1,480円~ |
端末保証 | 故障安心パックプラス 故障安心パック 故障安心パック-S 故障安心パックライト |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・ソフトバンクのサブブランド ・通信速度が速い |