
某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
そんな人のために、この記事では容量シェアが可能な業者を紹介し、比較・解説しています。追加できるSIMカードの枚数やタイプは、業者ごとに違います。
そのため、ぜひこの記事を参考にして、自分に合った容量シェアができる格安SIM業者を探してみてください。
格安SIMは複数回線で容量シェアもできる
複数SIMでデータ容量をシェアできる格安SIMはいくつかありますが、容量シェアの特長やポイントについて解説していきます。

シェアプランがある格安SIMならお得

容量シェアが可能な格安SIMはいくつかありますが、その中でも、容量シェア専用のプランを用意しているところがおすすめです。
1契約でも複数のSIMカードで通信容量を共有することができたり、よりユーザーがお得に使いやすくなる工夫がされているのでお得です。
うまく容量シェア専用のプランを利用すれば、スマホ料金をかなり節約できたりもしますよ。
追加できるSIMカードの枚数やタイプを確認
先ほどお伝えしたとおり、サービス内容やルールはさまざまで、格安SIMによって容量シェアで追加できるSIMカードの枚数やタイプが異なります。
1契約でも複数のSIMカードで通信容量をシェアできるプランだと、端末を複数持ちたい方や家族での利用を検討中の方などさまざまなでしょう。
そのため、容量シェアで追加できるSIMカードの枚数は十分なのか、SIMのタイプは自分の使い方に合っているのかなど、自分に合っているプランかを確認する必要があります。
サービス内容やルールはさまざま
自分に合っているプランかを確認
複数持ちや家族での利用にもおすすめ
音声SIMも追加できるOCNモバイルONE
複数持ちや家族での利用にも最適なのがOCNモバイルONEです。まずはOCNモバイルONEからご紹介します。

親回線の料金プラン

リーズナブルな新コース
プラン名 | 音声対応 SIM ![]() |
SMS対応 SIM ![]() |
データ通信 専用SIM ![]() |
---|---|---|---|
1GB | 1,180円 | – | – |
3GB | 1,480円 | 1,000円 | 880円 |
6GB | 1,980円 | 1,500円 | 1,380円 |
10GB | 2,880円 | 2,400円 | 2,280円 |
20GB | 4,400円 | 3,920円 | 3,800円 |
30GB | 5,980円 | 5,500円 | 5,380円 |
新コースは「データSIM」「SMS対応SIM」「通話SIM」の3種類のSIMタイプから好きなデータ容量を選べるようになっています。
30GBまで用意があるので、大容量を検討中の方はもちろん、シェアプランを前提に契約を考えている人にもおすすめです。
「データSIM」や「SMS対応SIM」が安いのは、音声通話がついていないためです。これまで通りのスマホの使い方をしたい場合は、「通話SIM」を選ぶようにしましょう。
新コース以外は少々割高
プラン名 | 音声対応 SIM ![]() |
SMS対応 SIM ![]() |
データ通信 専用SIM ![]() |
---|---|---|---|
110MB | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
170MB | 2,080円 | 1,500円 | 1,380円 |
3GB | 1,800円 | 1,220円 | 1,100円 |
6GB | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GB | 3,000円 | 2,420円 | 2,300円 |
20GB | 4,850円 | 4,270円 | 4,150円 |
30GB | 6,750円 | 6,170円 | 6,050円 |
新コース以外には「110MB/日コース」「170MB/日コース」というように、1日ごとに高速データの通信量がリセットされる日割りコースがあります。
どちらも十分なデータ容量ではありませんが、文字が中心のLINEやメールがメインの人であれば充分使えるので、料金を節約したいならこちらもおすすめです。
高速データの通信量が1日ごとにデータがリセットされるため、気軽さが魅力のコースとなります。しかし、表を見てわかる通り、先ほどの「新コース」と比べると少し割高です。
最大4枚までSIMカードの追加が可能
OCNモバイルONEの容量シェアなら、1契約あたり最大4枚まで追加でき、契約の通信容量を最大合計5枚のSIMカードでシェアすることができます。
家族で通信容量をシェアしたい方はもちろん、タブレット端末やゲーム機など、複数の端末を利用する方におすすめのプランです。
OCNモバイルONEのすべてのコースで容量シェアが可能ですが、容量シェアで追加したSIMカードごとに月額費用がかかります。
また、すでに購入済みのSIM自体を容量シェアの追加SIMカードとして利用することはできないので注意が必要です。
OCNモバイルONEの公式サイトへ
音声対応SIMカードも追加できる
追加できるSIMカードはデータSIMのみなどと制限があるところもある中、OCNモバイルONEの容量シェアは音声対応SIMカードも追加可能です。
音声対応SIMカードは、080や090といった電話番号のあるSIMカードで、大手キャリアの時と同じスマホの使い方ができるSIMカードです。
「家族の中でたくさん使う人と使わない人がいる」という人は、家族でシェアプランを利用すると無駄なく契約した分を消費することができます。
新規申し込みと同時に申し込める追加のSIMカードは最大4枚。「OCNマイページ」からSIMカードの追加を申し込むことも可能です。
容量シェアの追加SIMの初期費用
追加SIM タイプ |
音声対応 SIM ![]() |
SMS対応 SIM ![]() |
データ通信 専用SIM ![]() |
---|---|---|---|
SIMカード 手配料 (共通) |
394円 | 394円 | 394円 |
SIMカード 追加手数料 (新規) |
0円 | 0円 | 0円 |
SIMカード 追加手数料 (追加) |
0円 ※割引後 |
0円 ※割引後 |
0円 ※割引後 |
初期費用は「SIMカード追加手数料」と「SIMカード手配料」です。SIMカード手配料は共通して394円となっています。
SIMカード追加手数料は新規申し込みの場合と追加申し込みの場合で異なり、追加申し込みの場合は料金が発生します。
しかし、現在は追加申し込みの場合でも「SIMカード追加手数料無料キャンペーン」でSIMカード追加手数料が無料になります。
通常は音声対応SIMカード3,000円/枚、データ通信専用SIMカード1,800円/枚のSIMカード追加手数料が無料となるのです。
容量シェアの追加SIMの月額料金
追加SIM タイプ |
音声対応 SIM ![]() |
SMS対応 SIM ![]() |
データ通信 専用SIM ![]() |
---|---|---|---|
容量シェア SIM料金 |
400円 | 400円 | 400円 |
SIMカード 利用料 |
600円 | 120円 | 0円 |
合計 (月額) |
1,000円 | 520円 | 400円 |
容量シェアの月額費用について解説していきます。先述した通り、容量シェアで追加したSIMカードごとに月額費用がかかります。
最初に初期費用を払ったらそれで終わり、ということではないのですね。ネットのみ利用できるデータSIMにはSIMカード利用料が発生しません。
動画用・LINE用・ゲーム用というように、スマホによって使う用途が限られている人はデータSIMを追加した方がお得な場合もあります。
大手キャリアの時と同じスマホの使い方をしたいなら、音声通話SIMを追加し、月額1,000円を払う必要があります。
最大合計5枚のSIMカードでシェア
音声対応SIMカードも追加できる
SIMカードごとに月額費用がかかる
OCNモバイルONEの公式サイトへ
3回線まで一律料金で追加できるワイモバイル
OCNモバイルONEの料金やシェアプランを理解したところで、ワイモバイルの料金やシェアプランについて見ていきましょう。

親回線はスマホベーシックプラン
プラン (データ量) | 月額料金 (税込) |
---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 |
シンプルR (25GB) | 4,158円 |
スマホベーシックプランはシンプルに3プラン。3種類のデータ容量から選ぶことができ、いずれも10分かけ放題が基本料金に含まれます。
10分かけ放題は、10分以内の国内通話が何度でも無料になるサービスです。嬉しいサービスですが、10分超過分後は30秒につき20円の通話料が発生するので注意しましょう。
また、キャンペーン期間中に新規・他社からの乗り換えで新規割が適用され、半年間700円割引が適用されます。
最大3枚までSIMカードの追加が可能
ワイモバイルでは親回線となる契約に子回線となるSIMカードを追加して、データ容量をシェアすることができます。
ワイモバイルの子回線専用プラン(シェアプラン)なら、最大3枚までSIMカード(子回線)の追加が可能です。
親回線は先ほどご紹介した「スマホベーシックプラン」または「データベーシックプラン」。
子回線となるSIMカードは、親回線の基本使用料に、追加SIMの月額料金をプラスすることで利用できます。
データSIM(SMSあり)のみ追加可能

ワイモバイルのシェアプランはデータSIMのみ追加可能なので、音声通話はなくても大丈夫という場合のみシェアプランを利用しましょう。
SMS機能の付いているデータSIMですので、ショートメールによる認証など、データ通信のみで行えるものに使えます。
また、親回線と同時加入でない場合、SIMカードを追加するごとに「契約事務手数料」が発生するので注意しましょう。
ワイモバイルの公式サイトへ
シェアプランの追加SIMの初期費用
追加SIMの初期費用 | 料金 |
---|---|
契約事務手数料 (親回線と同時加入の場合) ![]() |
無料 |
契約事務手数料 (親回線と同時加入でない場合) ![]() |
無料 |
親回線と同時加入でない場合、通常は契約事務手数料が3,000円かかるのですが、現在はキャンペーンで無料となっています。
もともと親回線と同時加入の場合は、契約事務手数料が発生する心配はありません。今なら新規でも後から追加した場合でも契約事務手数料が無料なのです。
また、形状の異なるSIMカードに変更する場合は、発行手数料が別途3,000円かかることは覚えておいてください。
機種変更手数料などさまざまな事務手数料がありますが、事務手数料一覧は公式ホームページから確認できますよ。
シェアプランの追加SIMの月額料金
親回線 プラン |
料金 (月額) |
---|---|
プランS![]() |
980円 |
プランM・R![]() |
490円 |
プランL![]() |
0円 |
親回線の基本使用料に追加SIMの月額料金をプラスすることで利用できますが、シェアプランの追加SIMの月額料金は表の通りです。
シェアプランの基本使用料は、それぞれ3回線まで一律で、シェアプランセット割適用後の料金を記載しています。
「シェアプランセット割」とは、ワイモバイルが指定するプランとシェアプランを契約した方を対象に、シェアプランの基本料金を割引するというサービスです。
先ほどご紹介した「スマホベーシックプラン」のMかRを選べば、子回線の月額料金を安く抑えられますよ。
最大3枚までSIMカードの追加が可能
子回線は音声通話サービスを利用できない
今なら契約事務手数料が無料
ワイモバイルの公式サイトへ
複数SIMで通信容量をシェアできる業者を比較
OCNモバイルONEとワイモバイルをご紹介しましたが、シェアプランがお得なのはどちらでしょうか?

容量シェアのサービス内容を比較
MVNO | OCNモバイルONE![]() |
ワイモバイル![]() |
---|---|---|
シェア専用 プラン有無 |
〇 | 〇 |
親回線の SIMタイプ |
音声SIM/データSIM | 音声SIM/データSIM |
追加可能 SIM枚数 |
4枚 | 3枚 |
追加可能 SIMタイプ |
音声SIM/データSIM | データSIM |
リンク | 公式詳細 | 公式詳細 |
それぞれ容量シェアで追加できるSIMカードの枚数やSIMのタイプは異なりますが、容量シェアのサービス内容を比較すると「OCNモバイルONE」がおすすめです。
OCNモバイルONEは最大4枚追加でき、計5枚のSIMカードで高速データ通信をシェアすることができます。
また、「音声対応SIMカード」も追加可能なので、それぞれこれまで通りのスマホの使い方ができますよ。
ワイモバイルは音声対応SIMを子回線にできないため、ネット利用のみの端末を使用したい人におすすめです。
容量シェアの月額料金を比較
MVNO | OCNモバイルONE![]() |
ワイモバイル![]() |
---|---|---|
料金 (親回線) |
2,880円 (10GB) |
2,980円 (9GB) |
料金 (子回線) |
520円 | 490円 |
合計 | 3,400円 | 3,470円 |
リンク | 公式詳細 | 公式詳細 |
同じような条件になるように、OCNモバイルONEは音声対応SIMカード10GB、ワイモバイルはスマホベーシックプラン9GBとそれぞれ近いデータ容量で比較してみました。
OCNモバイルONEは計3,400円、ワイモバイルは計3,470円。1GBあたりの料金で考えると「OCNモバイルONE」が安いです。
ワイモバイルは6ヵ月間の新規割が適用された価格で、7ヶ月目以降の親回線の基本料金は3,680円になります。
OCNモバイルONEが安い
計5枚のSIMカードでシェアできる
音声対応SIMカードも追加可能
ワイモバイルの公式サイトへ
総括:音声SIMも追加できるOCNモバイルONEの容量シェアがおすすめ!
OCNモバイルONEの容量シェアなら、最大合計5枚のSIMカードで高速データ通信をシェアすることができます。
「音声対応SIMカード」も追加可能ということで、OCNモバイルONEのすべてのコースで容量シェアが可能です。
今なら新規申し込みでも、追加の子回線申し込みでも、「SIMカード追加手数料が無料」でお得ですよ!
OCNモバイルONEは月額料金がリーズナブルな格安SIMです。OCNモバイルONEでお得にシェアプランを利用をしてみてはいかがでしょうか?


MVNO | OCNモバイルONE |
---|---|
月額料金 | 月額900円から |
MVNO評価 | ★★★★ |
特徴 | ・契約期間は6ヵ月! ・他とは異なるデータプラン! |
キャンペーン | 端末価格5,280円~ |
OCNモバイルONEの公式サイトへ
OCNモバイルONEのQ&A

OCN モバイル ONEご利用料金のお支払方法は、クレジットカードのみです。デビットカードを含む、その他のお支払方法はご利用いただけません。
OCN モバイル ONEの最低利用期間は、音声対応SIMカードのお申し込み承諾時点のコースに従って設定されます。2019/11/21以降に新コースのご利用をお申し込みの場合は、最低利用期間はありません。
いいえ、お電話番号をお選びいただけません。 なお、MNP(携帯番号ポータビリティ)を利用される場合は、070/080/090で始まるお使いの携帯電話番号を引き継ぎいただけます。
OCNモバイルONEの日次、月次コースをご契約中のお客さまにOCNモバイルONE Wi-Fiスポットを無料でご利用いただけるサービスです。
はい、ございます。インターネットの固定回線がOCNの「光サービス」で、同住所で「OCN モバイル ONE」をご契約いただきますと、最大5契約まで割引可能な「OCN光モバイル割」がございます。