某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
LINEモバイルには、下記の2種類がありますが、データSIMの最安値はなんと月々600円で利用できます。
- 電話が使える音声通話プラン
- データのみのプラン
「でも、音声通話も使いたい・・・」という方もいらっしゃると思います。なので、データのみのプランでも音声通話が使える“裏技”もご紹介したいと思います。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルのデータSIMについて
LINEモバイルのデータSIMにはどのような特徴があるのでしょうか?さっそくみていきましょう。
データSIMと音声通話SIMの違い
データSIMはデータ通信専用のSIMカードになります。SMSの送受信や音声通話ができず、ネット利用のみを目的としたSIMカードです。
一方、音声通話SIMは、SMSの送受信や音声通話ができます。大手キャリアのようなスマホの使い方ができるのが音声通話SIMです。
また、データSIMは音声通話ができないため、当然090/080/070といった電話番号がありません。
音声通話SIMはSMSの送受信や音声通話ができますが、SMS送信料や通話料が別途かかります。
LINEモバイルデータSIMの3つのプランを紹介
- LINEデータフリープラン
- SNSデータフリープラン
- SNS音楽データフリープラン
「データフリー」とは、対象サービス利用時にデータ通信量を消費しない機能のことです。
LINEデータフリープランは「LINE」がデータフリー対象なので、データ無制限で使い放題になります。
SNSデータフリープランは、下記の3つのSNSが通信量を消費しないで利用できます。
- LINE
さらにSNS音楽データフリープランであれば、上記の3つのSNSに加えてInstagramとLINEMUSICの通信量も消費しません。
料金プラン一覧
プラン | LINE データフリー (SMSあり) |
SNS データフリー (SMSあり) |
SNS音楽 データフリー (SMSあり) |
---|---|---|---|
500MB | 600円 | – | – |
3GB | 980円 | 1,260円 | 1,460円 |
6GB | 1,700円 | 1,980円 | 2,180円 |
12GB | 2,700円 | 2,980円 | 3,180円 |
表を見てわかるように、LINEデータフリープランはかなり安いです。容量が最大でも12GBとなりますが、容量を使いきって速度制限になってもLINEは使い放題になります。
500MBだと、テキストメール(300文字)で約33,000回、YouTube(360P)で約2時間、ホームページ(300KB)で約1,600回ほどは使えます。
この数字だけ見ると、「けっこう使える!」と思うかもしれませんね。データフリーがあれば少ないGBでも問題ありません。
データフリー対象サービスはいくらつかってもデータ通信量が消費されないため、かなりお得です。
データSIMはネット利用のみ
データフリー機能がある
1GBはYouTube約4時間
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LINEモバイルデータSIMのメリット
データSIMは音声通話が利用できませんが、どのようなメリットがあるのでしょうか?LINEモバイルのデータSIMのメリットをチェックしていきましょう。
値段が安い
通信業者 | 最安値 (容量) |
リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
600円 (500MB) |
– |
UQモバイル |
980円 (3GB) |
公式詳細 |
イオンモバイル |
480円 (1GB) |
公式詳細 |
データSIMはとにかく料金が安いです!「とりあえずスマホさえ持てるなら、安いものが良い」「090/080/070といった電話番号がなくても困らない」という方にはピッタリですよね。
LINEモバイルでも、600円という破格の値段で利用できますし、電話番号はないものの通話自体は「LINE通話」で代用できます。
音声通話SIMと比べるとかなりスマホ料金を抑えることができますし、何よりLINEモバイルには「データフリー機能」があります。
テザリングの利用が無料
通信業者 | テザリング費用 |
---|---|
LINEモバイル |
無料 |
ソフトバンク |
500円/月 |
テザリングとは、回線を利用して他の端末もインターネットにつなぐことで、Wi-Fiに対応したパソコンやゲーム機を外出先でもネットに接続できるようになります。
簡単に説明すると、スマホをWi-Fiルーターのように利用することができるのです。テザリングは大手キャリアなどでは有料となっています。
例えば、ソフトバンクは月額500円です。テザリング機能は基本的に有料オプションとなっているのですね。
しかし、LINEモバイルはテザリングが無料で利用できます。テザリングでつなげた端末も、データフリーの対象です。
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データのプレゼント等ができる
データの追加購入ができる
回線会社名 | 料金 (容量) |
追加可能回数 |
---|---|---|
softbank 回線 |
・500円(0.5GB) ・1,000円(1GB) |
月10回まで |
ドコモ 回線 |
・500円(0.5GB) ・1,000円(1GB) ・3,000円(3GB) |
月3回まで |
au 回線 |
・500円(0.5GB) ・1,000円(1GB) |
月10回まで |
LINEモバイルのデータSIMは、データ容量を使い切って低速モードになっても、データ容量追加購入して高速データに戻すことができます。
追加購入したデータ量の有効期限は、購入した翌月の末日まで。LINEモバイルは、ドコモ回線/ソフトバンク回線/au回線に対応しているマルチキャリアです。
追加購入できるパケット回数は、回線ごとに上限があり、ドコモ回線の場合0.5GB(500円)、1GB(1,000円)、3GB(3,000円)を1ヶ月のうち合計3回まで。
ソフトバンク回線とau回線の場合は、0.5GB(500円)、1GB(1,000円)を、1ヶ月のうち合計10回まで購入できます。
データのプレゼントについて
通信会社名 | データのプレゼント | リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
〇 | – |
UQモバイル |
✖ | 公式詳細 |
ワイモバイル |
✖ ※データのシェアは可能 |
公式詳細 |
家族や友人から余ったデータ通信量をもらうこともできます。LINEモバイルユーザー間でパケットをプレゼントし合うこともできるのですね。
使い方は簡単で、 LINEモバイル公式アカウントと友だちになり、マイページの契約者情報にある「利用コード」を確認します。
次に、LINEモバイル公式アカウントのメニューより、「利用者連携」→「利用コードを入力」→「データプレゼント」と進みデータ通信量をプレゼントしたい友だちを選択。
500MB〜2,500MBから選んでプレゼントすることができますが、データプレゼントでもらったデータ通信量は翌月に繰り越せません。
パケットを追加購入できる
回線ごとに制限がある
パケットをプレゼントし合える
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LINEモバイルデータSIMのデメリット
LINEモバイル「データSIM」のメリットを解説しましたが、デメリットにはどのような点が挙げられるのでしょうか?
スマホ本体を別途用意する必要あり
LINEモバイルでは、webでのみ端末の販売もおこなっていますが、iPhoneは6sのみしか販売されていません。
とくにこだわりがないのであればいいですが、「もう少し新しいiPhoneがいい」など、人それぞれ欲しい端末がありますよね。
Android端末は比較的豊富に揃えられていますが、iPhoneをはじめ、希望の機種は個人で用意する必要があります。
例えば、iPhone11が欲しいとして、Apple StoreやオークションサイトなどでSIMフリーの端末を購入する必要があります。
電話をすることができない
データSIMプランでは電話することができません。先ほど触れたように、データSIMは「データ通信専用」のSIMカードになります。
090/080/070といった電話番号がなく、電話できないのです。仕事やプライベートで090や080からはじまる電話番号が必要な人にはデータSIMは向いていません。
LINE通話のようなアプリを通して会話することはできますが、電話番号がないのは不便な場面が多くなります。
複数端末を持っており、他の端末に電話番号があるのなら問題ないですが、電話番号の必要性はしっかり考えましょう。
データ量は最大で12GBまで
LINEモバイルのデータSIMは、30GBや50GBのような大容量のプランはありません。どのプランも12GBまでしか設定されていないのです。
スマホの利用量が多く、12GB以上のプランを希望する場合はよく検討する必要があります。
しかし、「1日中スマホが手放せないけど、見るのはほとんどInstagramやtwitter」という場合はデータフリー機能があるため12GBでも十分です。
データフリー対象サービスはいくら使ってもデータ容量が消費されないので、その点を考慮して、12GBまでの料金プランとなっているのでしょう。
iPhoneの販売は6sのみ
電話番号がつかない
12GBまでの料金プラン
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データSIMでも通話ができる裏技を紹介
データSIMでも通話ができる方法は存在します!データSIMで通話を利用する方法をみていきましょう。
IP電話アプリを使う
IP電話アプリを使うことで、データSIMでも電話ができるようになります。「IP電話」とは、050から始まる電話番号のこと。
IP電話とは、インターネット網を経由した通話方法となっています。インターネット網を経由した通話方法なので、データSIMでも電話ができる、というわけです。
050で始まIP電話同士はもちろん、固定電話や他社携帯電話への通話も可能。さらに、通話料は、通常の電話料に比べて安いという特徴があります。
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IP電話アプリの特徴
通話料が安い
通話の種類 | 従量課金料金 |
---|---|
IP電話 (SMARTalk) |
8円/30秒 |
音声通話 (LINEモバイル) |
10円/30秒 |
音声通話 (ソフトバンク) |
20円/30秒 |
IP電話の最大の魅力は、通話料が安いこと。電話代を節約したい人にもおすすめですよ。
LINEの音声通話プランに乗り換えるとソフトバンクよりも通話料が安く済みますが、IP電話はそれ以上に安いのです。
こうしてみると、かなり料金に差があることがわかります。表は30秒あたりの料金ですが、これが1時間、2時間と大きくなるほど、料金に差が出てくるのです。
クレジット(デビット)カードが必要
IP電話の支払い方法では、クレジットカードが必須です。IP電話の支払い方法を「SMARTalk」を例にして簡単に説明します。
SMARTalkの支払方法はクレジットカードのみとなり、楽天カード、VISA、MASTER、JCB、American Express、Diners Clubに対応しています。
また、楽天銀行、スルガ銀行のデビットカード以外のデビットカードでは登録できず、場合によっては対応可能なクレジットカードまたはデビットカードを作成する必要があります。
IP電話アプリ3選
IP電話会社 | 従量課金料金 | 料金 (月額) |
特筆事項 |
---|---|---|---|
SMARTalk |
8円/30秒 | 0円 | ・発着信可能 |
LINE Out |
1~5分/回は無料 以降1~227円/分 |
0円 | ・着信不可 |
La La Call |
8円/30秒 | 100円 | ・留守番電話 機能使用可能 |
ここで、おすすめのIP電話アプリを3つご紹介します。それぞれ料金設定やサービス内容が異なるので注意しましょう。
着信できなくても良い人は、数分無料電話のできる「LINE Out」がおすすめ。留守番電話機能が欲しいのであれば、「LaLa Call」がいいでしょう。
それぞれ利用スタイルや頻度は異なるため、自分にあったIP電話会社を選んでくださいね。
インターネット網を経由した通話方法
IP電話の最大の魅力は通話料が安いこと
IP電話の支払いはクレジットカード
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LINEモバイルの申込手順
LINEモバイルが気になる方のために、LINEモバイルの申込手順をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
新規契約の場合
- 申し込み(WEB or 店舗)
- メール受信
- 商品(SIMカード)が届く
- APN設定
- 再起動
LINEモバイルで新たに電話番号を取得することができます。新しい電話番号を発番する場合の流れは以下の通りです。
申し込みの前に、動作確認が済んでいる端末かを確認します。動作確認が済んでいる端末かどうかは、LINEモバイル公式ホームページからチェックできますよ。
SIMが到着したら、APN設定をおこないます。APN設定とは、通信をするための設定のこと。APN設定方法についてもLINEモバイル公式ホームページに詳しく記載されています。
乗り換え契約の場合
- MNP予約番号を取得する
- スマートフォンを用意する
- 申し込み
- メール受信
- 商品(SIMカード)が届く
- 利用開始手続きをする
- APN設定
- 契約者連携・利用者連携をする
今まで使っていた携帯番号を引き継ぐ場合、まずはMNP予約番号を取得しましょう。
MNP予約番号は、現在ご利用中の携帯電話会社から発行してもらいます。APN設定後は、LINEモバイル公式アカウントと友だちになり、契約者連携と利用者連携が必要です。
ウェブから申し込みをする場合、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている必要があるので、MNP予約番号を取得したら早めにLINEモバイルの申し込みましょう。
新たに電話番号を取得できる
番号をそのまま引き継ぐことも可能
MNP予約番号には有効期限がある
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総括:毎月12GB以下しか利用しない方は、断然LINEモバイルのデータSIMがお得!
毎月の利用量が12GB以下の方、もしくはLINEやSNS利用がメインだという方は、「LINEモバイル」がぴったりです。
LINEモバイルには、対象サービス利用時にデータ通信量を消費しない機能「データフリー」があるので、実質「使い放題」が実現できています。
LINEモバイルユーザー間でパケットをプレゼントし合うこともでき、サービス内容も申し分ありません。
LINEモバイルのデータフリーに興味がある方や、毎月のスマホ料金を抑えたい方は、ぜひLINEモバイルまで!
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルのQ&A
■ベーシックプランをご利用の場合 最低利用期間:なし SIMタイプ⋅利用期間にかかわらず解約⋅MNP転出する際は解約事務手数料がかかります。 解約事務手数料:1,000円
本人確認審査完了の翌日~1週間でご契約の住所にお届けします。
データフリーとは、対象サービスのデータ通信量(SNSデータフリーでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebookのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
LINEモバイルでは、クレジットカード、またはLINE Pay(クレジットカード登録要)、LINE Pay カードでの申し込みとなっています。 コンビニや銀行振り込み、口座振替はご利用できません。
端末保証は、自然故障や水濡れ、破損など思わぬトラブルに備えるための有料オプションです。LINEモバイルを契約または回線変更の際、「端末+SIMカード」を選択したとき、機種変更のお申し込みをしたときにのみ、お申し込みできます。
LINEモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額500円~ |
端末保証 | 月額450円 端末持ち込み:月額500円 |
初期費用 | ・simカード発行費用400円 ・事務手数料3000円 |
契約期間 | 音声通話SIM:1年 |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・SNSが使い放題 ・2019年4月からau回線利用可能 |
キャンペーン | LINEポイントorLINE Pay残高 5,000相当がもらえる |