某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
本記事では、LINEモバイルへ乗り換える前に確認しておきたい低速になる条件や解除方法について紹介します。
LINEモバイルへの乗り換えを検討している人や、カウントフリー時の速度はどうなのか知りたい人はぜひチェックしてください。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルが低速になるときは、どんな時?
はじめに、LINEモバイルの通信速度が低速になるのはどのような時なのかを見ていきましょう!
契約しているデータ量を使い切った時
LINEモバイルではデータ容量を500MB・3GB・6GB・12GBから選ぶことができ、契約しているデータ容量を使い切ってしまうと、通信速度が低速になってしまいます。
例えば、3GBのデータ容量で契約している場合だと、3GBまでは高速データ通信が可能ですが、データ使用量が3GBを超えてしまうと通信速度が低速になるわけです。
低速通信時は通信速度が最大200kbpsになり、動画の視聴などに支障をきたす場合がありますが、データ容量を追加購入すると、低速モードから元の通信速度に戻ります。
データフリーも使いすぎてしまうと低速になる
LINEモバイルには、LINEやSNS、LINE MUSICが使い放題になるデータフリーオプションがありますが、データフリーオプションも使いすぎると低速になる場合があります。
例えば、SNSデータフリーだと、TwitterなどのSNSのデータ消費量がゼロになりますが、Twitterのライブストリーミング動画の視聴などはデーターフリーの対象外になります。
また、外部リンクへ接続した場合のデータ通信量はデータフリーの対象外になり、契約しているデータ容量をオーバーしてしまうと、通信速度が低速になってしまいます。
契約中のデータ容量を超えると低速になる
データ容量を追加購入すると低速から回復
外部リンクなどはデータフリーの対象外
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LINEモバイルが低速になったらどうしたらいい?
では次に、LINEモバイルが低速になってしまった場合はどうすれば良いのかを見ていきましょう!
データ容量を追加で購入する
データ量 | 料金 |
---|---|
0.5GB | 550円 |
1GB | 550円 |
契約中のデータ容量を使い切ってしまうと低速になりますが、上記の金額でデータ容量を追加購入することが可能で、データ容量を追加で購入すると元の通信速度に戻ります。
ただし、データ容量は無制限で追加購入はできず、ベーシックプランは1ヶ月間で10回まで、LINEフリー・コミュニケーションフリー・MUSIC+は3~10回までしか追加できません。
なお、追加購入したデータ容量の有効期限は購入した翌月の末日までとなり、有効期限を過ぎると追加購入したデータ容量は無効になってしまいます。
翌月に速度制限が解除されるまで待つ
データ容量を追加購入するには、データ容量に応じてお金がかかりますが、お金を支払うのがもったいない場合は、翌月に速度制限が解除されるまで待つしかありません。
翌月になるまでは速度制限が継続するため、最大200kbpsの低速通信での使用になりますが、Wi-Fiを利用すると高速データ通信が可能になり、快適にスマホを使用できます。
モバイルWi-Fiを使用すると、外出先でも高速データ通信が可能ですので、データ消費量が多い方は、モバイルWi-Fiの使用を検討されると良いでしょう。
頻繁にデータ量を消費して低速になる場合は契約データ量を変更する
頻繁にデータ容量が不足する場合は、データ容量の追加購入を続けていると通信料金が割高になってしまいますので、料金プランの変更をおすすめします。
もし、3GBコースだとデータ容量が不足しがちになる場合は、6GBや12GBコースに変更すると、月額基本利用料は720円~1,720円アップしますが、追加購入をするよりお得です。
また、ベーシックプランを利用していて、TwitterやFacebookなどのSNSの利用が増えた場合は、月額280円を追加してSNSデータフリープランに変更すると良いでしょう。
データ容量の追加購入で低速を回避できる
Wi-Fiを利用すると低速を回避できる
データ容量の不足が頻繁な場合はプラン変更
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LINEモバイルってどんな格安SIM?
LINEモバイルとはどのような格安SIMなのでしょうか?では次に、LINEモバイルの料金プランと特徴を見ていきましょう!
LINEデータフリープラン
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
LINEモバイルの料金プランは、ベーシックプランに好みのデータフリーオプションを選ぶことによって決定され、LINEデータフリープランのオプション料は無料です。
LINEモバイルに申し込むと、LINEデータフリーは初めから付いてくるため、ベーシックプランの料金を支払うと、LINE利用時のデータ通信量がゼロになります。
もし、データ容量を全て使い切った場合でも、LINEアプリの通話(音声通話SIMのみ)やトークは低速にはならず、LINEアプリは使い放題で利用することが可能です。
公式のホームページではこのようにまとめられています。
SNSデータフリープラン
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 880円 | 1380円 |
3GB | 1,260円 | 1,760円 |
6GB | 1,980円 | 2,480円 |
12GB | 2,980円 | 3,480円 |
SNSデータフリープランは、ベーシックプランに月額280円を追加すると、LINEだけでなく、TwitterとFacebookも使い放題で利用できる料金プランです。
LINE・Twitter・Facebookはデータ容量を使い切っても低速にはならず、高速のまま使い放題で利用できるので、LINEやTwitter、Facebookをよく利用する人には最適でしょう。
なお、LINEやTwitterのライブストリーミング動画や外部リンク先のブラウザの閲覧などはデータ消費量に加算されるため、使いすぎると低速になることがあります。
SNS音楽データフリープラン
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 1,080円 | 1,580円 |
3GB | 1,460円 | 1,960円 |
6GB | 2,180円 | 2,680円 |
12GB | 3,180円 | 3,680円 |
SNS音楽データフリープランは、ベーシックプランに月額480円を追加すると、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC、Spotify、AWAが使い放題になるプランです。
SNS音楽データフリープランは、LINEやSNSだけでなく、LINE MUSICなどの音楽配信サービスも聴き放題になりますので、スマホで音楽をよく聴く人には最適でしょう。
ただし、SNS音楽データフリープランに加入しても、LINE MUSICを制限なしで聴き放題にするには、LINE MUSICのプレミアムプラン(980円/月)に加入する必要があります。
LINEモバイルの通信速度
時間帯 | ドコモ 回線 |
au 回線 |
ソフトバンク 回線 |
---|---|---|---|
6月16日朝 | 11.8Mbps | 5.5Mbps | 3.1Mbps |
6月16日昼 | 0.6Mbps | 0.2Mbps | 1.3Mbps |
6月16日夜 | 11.3Mbps | 7.2Mbps | 5.6Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
LINEモバイルはドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線のトリプルキャリアに対応しており、時間帯にもよりますがドコモ回線が速いので、ドコモ回線での利用がおすすめです。
格安SIMは朝の通勤時や昼のランチタイム、夕方などの時間帯は通信速度が低速になる傾向があり、LINEモバイルは昼のランチタイムの通信速度が落ちる傾向があります。
使用エリアにもよりますが、昼の時間帯を除くと十分な速度が出ていますので、YouTubeなどの動画アプリや地図アプリ、サイトの閲覧などは特に支障はないでしょう。
LINEモバイルの特徴
特徴①LINEの年齢認証・ID検索が可能
LINEモバイルはLINEアプリとの相性が抜群であることが大きな特長です。LINEモバイルはLINEアプリの年齢認証に対応しており、ID検索でLINEの友だち追加を簡単に行えます。
LINEモバイルは「音声通話SIM」と「データSIM(SMS付き)」から選べますが、データSIMを選んだ場合でも、SMS認証なしでLINEのアカウントを簡単に開設できます。
データSIMを選ぶと月額600円でLINEモバイルのデータ通信を利用でき、LINEアプリのトークが使い放題で利用できるので、LINEでメッセージ交換をよくする人には最適でしょう。
特徴②データ容量を家族・友達にシェアできる
LINEモバイルはデータ容量を家族や友達などとシェアができ、LINEアプリを使って余ったデータ容量を家族や友達にプレゼントしたり、プレゼントされたりすることが可能です。
家族や友達などがLINEモバイルを利用していることが条件になりますが、身の回りでLINEモバイルを使っている人が多いほど、データ容量のシェアがやりやすくなるでしょう。
なお、当月中に使い切れずに余ってしまったデータ容量は翌月に繰り越すことも可能ですので、データ容量を無駄にすることなく有効に活用できます。
特徴③i-フィルターが無料で使える
LINEモバイルにはフィルタリングオプションがあり、有害情報を含むサイトやネット被害に遭う危険性のあるサイトを遮断できるi-フィルターを無料で使用できます。
i-フィルターを使用すると、有害なページをブロックするだけでなく、利用者の携帯の使い過ぎを防いだり、検索履歴のチェックや利用者の居場所を確認することも可能です。
i-フィルターを使用すると、お子様にスマホを持たせても安心なので、i-フィルターを無料で使用できるLINEモバイルは子供に持たせるスマホとしても最適でしょう。
LINEモバイルは月額600円でLINEが使い放題
データ容量のシェアや翌月への繰越が可能
LINEモバイルはお子様に持たせても安心
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LINEモバイルを他の格安SIMと比較すると…?
では最後に、LINEモバイルと他の格安SIMの月額料金やサービス内容を比較してみましょう!
月額料金で比較する
格安SIM | 3GBの月額料金 | リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
1,480円 | – |
OCNモバイルONE |
1,480円 | 公式詳細 |
mineo(au回線) |
1,510円 | 公式詳細 |
LINEモバイルは月額料金が安く、音声通話SIMで契約した場合、3GBコースだと月額1,480円であり、LINEデータフリーが無料で付いてくるので、LINEは使い放題で利用できます。
LINEモバイルで最も月額料金が安いのは、データSIM(SMS付き)のデータ容量500MBコースで、音声通話はできませんが、月額600円でLINEのトークを使い放題で利用できます。
OCNモバイルONEも月額料金は安く、3GB/月コースだと月額1,480円でスマホを利用でき、mineoもau回線のAプランの3GBコースだと月額1,510円なので料金は安いと言えるでしょう。
通信速度で比較する
時間帯 | LINE モバイル |
mineo (ドコモ回線) |
OCN モバイルONE |
---|---|---|---|
6月16日朝 | 11.8Mbps | 7.4Mbps | 8.4Mbps |
6月16日昼 | 0.6Mbps | 0.4Mbps | 13.7Mbps |
6月16日夜 | 11.3Mbps | 6.8Mbps | 10.4Mbps |
リンク | – | 公式詳細 | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
LINEモバイルの通信速度は上記のように昼の時間帯が低速になる傾向がありますが、他の時間帯は10Mbps以上の速度が出ているので、YouTubeの動画も快適に視聴できるでしょう。
YouTubeの動画の場合、1Mbpsの低速だと低画質~標準画質での視聴になりますが、10Mbps以上の速度が出ていると、高画質(720p)でYouTubeの動画を楽しめます。
OCNモバイルONEは自社のドコモ回線を使用できるため通信速度は速く、mineoは昼の時間帯の通信速度が落ちる傾向がありますが、他の時間帯は快適に使用できるでしょう。
低速時の速度とデータ容量の追加料金で比較する
格安SIM | 低速時 速度 |
追加容量 | リンク |
---|---|---|---|
LINEモバイル |
200kbps | 0.5GB:550円 1GB:550円 |
– |
OCN モバイルONE |
200kbps | 1GB:550円 (アプリ経由) |
公式詳細 |
mineo |
200kbps | 100MB:150円 | 公式詳細 |
LINEモバイルの低速時の通信速度は200kbpsで、他の格安SIMと比べても標準的です。200kbpsの通信速度だと、低画質であればYouTubeの動画はなんとか視聴できます。
LINEモバイルは1GBあたり550円でデータ容量を追加購入でき、追加料金の価格設定は他の格安SIMと比べても標準的で、良心的な価格設定であると言えるでしょう。
OCNモバイルONEはアプリを使うとデータ容量の追加料金が他の格安SIMと比べると安くなり、mineoは他の格安SIMと比べるとデータ容量の追加料金はやや高めです。
カウントフリーサービスで比較する
格安SIM | SNS | 音楽 | 通話 | リンク |
---|---|---|---|---|
LINE モバイル |
LINE Face book Twi tter Insta gram |
LINE MUSIC |
– | – |
OCN モバイルONE |
– | Amazon Music ANiUTa AWA dヒッツ Play Music LINE MUSIC Rec Music Spotify ひかり TV ミュー ジック |
050 plus |
公式詳細 |
mineo |
– | – | LaLa Call |
公式詳細 |
LINEモバイルは、LINEのトークや通話は最初から無料でカウントフリーになっており、スマホでLINEをよく利用する人にとってはメリットが大きいです。
月額280円を追加すると、TwitterやFacebookもカウントフリーになり、SNSがカウントフリーになるのはLINEモバイルだけですので、これはLINEモバイルの大きな魅力でしょう。
OCNモバイルONEは追加利用料なしで人気ミュージックサービスがカウントフリーになるMUSICカウントフリーがあり、mineoはLaLa Call同士なら通話料が無料になります。
3社とも月額料金が安い
LINEモバイルはLINEやSNSがカウントフリー
OCNモバイルONEは通信速度が安定している
総括:LINEモバイルが低速になる条件をチェックした上で、LINEモバイルへ乗り換えよう!
LINEモバイルは契約中のデータ容量を超えると低速になりますが、月額料金が安く、カウントフリーになる対象が多いので、LINEモバイルへの乗り換えをおすすめします。
LINEモバイルは追加料金無しでLINEは使い放題で利用でき、月額280円を追加するとTwitterとFacebookもカウントフリーになるので、SNSをよく利用する人にもおすすめです。
OCNモバイルONEとmineoも月額料金が安く、料金の安さで選ぶなら、両社を選んでも良いでしょう。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額500円~ |
端末保証 | 月額450円 端末持ち込み:月額500円 |
初期費用 | ・simカード発行費用400円 ・事務手数料3000円 |
契約期間 | 音声通話SIM:1年 |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・SNSが使い放題 ・2019年4月からau回線利用可能 |
キャンペーン | LINEポイントorLINE Pay残高 5,000相当がもらえる |