某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
SMSを付けるのには追加料金が必要な場合もあるので、つけるべきかどうか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
本記事で紹介するワイモバイルであれば、SMSが無料かつ申込不要で利用できます。
ワイモバイルのSMSについてや、SMSが必要な場面、他の格安SIMと比較してワイモバイルはどのような格安SIMなのかまとめて紹介しますので、ワイモバイルへの乗り換えを検討している人はぜひチェックしてください。
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
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ワイモバイルでSMSは無料で使える?
ワイモバイルでは様々なプランでSMSを利用可能。SMSの使用でかかる料金や利用する際の注意点を紹介します。
ワイモバイルはすべてのプランでSMSが無料&申し込み不要
- スマホベーシックプランS/M/L
- データベーシックプランS/L
- データSIMプラン
ワイモバイルにスマホで契約する場合はスマホベーシックプランになります。スマホベーシックプランは、音声通話ができる音声通話SIMを利用するプランです。
また、データベーシックプラン、データSIMプランは音声通話をができないデータSIMを利用するプラン。データSIMプランはSIMスターターキット購入者向けのプランです。
データベーシックプランはタブレット向けのプランで、2020年4月時点でも受付中。音声通話ができないデータSIMでも電話番号が付与され、SMSが利用できます。
ワイモバイルのSMS送信時に必要な料金は?
SMS送信料 | 2Byteで 換算した場合 |
半角英数字 のみの場合 |
---|---|---|
3円 | 1〜70文字 | 1~160文字 |
6円 | 71〜134文字 | 161~306文字 |
9円 | 135〜201文字 | 307~459文字 |
12円 | 202〜268文字 | 460~612文字 |
15円 | 269~335文字 | 613~765文字 |
18円 | 336~402文字 | 766~918文字 |
21円 | 403~469文字 | 919~1,071文字 |
24円 | 470~536文字 | 1,072~1,224文字 |
27円 | 537~603文字 | 1,225~1,377文字 |
30円 | 604~670文字 | 1,378~1,530文字 |
ワイモバイルでは、SMSを月額無料で利用できますが、1回の送信ごとの料金が発生する点に注意してください。
ワイモバイルのSMSは、1回あたりの送信文字数に応じて3~30円の料金が発生する仕組みになっています。文字数が増えるほど、料金も高くなります。
また、全角か半角かで同じ文字数でも料金が異なるので注意してください。さらに、受信する場合は料金が発生しないので、迷惑メール等で利用料金が取られる心配はありません。
ワイモバイルのSMSを利用するときの注意点
1つのメールで送れる文字数が異なる
先ほど、送信文字数が多いほど料金も高くなると紹介しましたが、SMSは1回あたりの送信文字数には上限があり、料金も1回あたり最大30円になっています。
ただ、この送信文字数の上限は端末やアプリによって異なるので注意してください。上限が低く設定されて、料金が30円になる全角604~670字のメッセージをそもそも送れない場合もあります。
ただ、上限が低く設定されている場合は複数回に分けてメッセージを送信すれば問題ありません。複数回に分けても基本的に料金は変わりません。
1日に最大200通までしか送れない
ワイモバイルのSMSでは、1日あたりの送信数にも上限があります。これは迷惑SMS対策として制限がなされていて、1日あたりの上限は200通です。
200通という上限には、国内でのやり取りだけでなく、海外とのやり取りである国際SMSも含まれます。
基本的に200通の上限を超えることはありませんが、万が一送信数が200通を超えてしまった場合はその後24時間は利用が規制されるので注意してください。
ワイモバイルのSMSは月額無料
送信ごとに料金発生
文字数や送信数に上限がある
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そもそもSMSって?どんなときに必要なの?
ワイモバイルはSMSを月額無料で使えますが、そもそもSMSはどのようなときに使えるのでしょうか。
SMSとは
そもそもSMSとは、ショートメッセージサービスの略で、電話番号宛てにチャット形式でメッセージのやり取りができるサービスです。
似た名前のMMSというサービスもありますが、これはキャリア独自のメールアドレスを利用することによって、長文や写真つき、絵文字つきのメッセージをチャット形式でやり取りできるサービス。
SMSの特徴はMMSとは異なり、写真や絵文字が送れないことや文字数の制限があること、送信文字数によって料金が異なることなどがあります。
SMSがあると便利な場面
電話番号しか知らない相手へメッセージを送るとき
SMSは電話番号宛にメッセージを送る機能なので、仕事上の関係者など、電話番号しか知らない相手と連絡する際に便利です。
例えば、以前電話したけどメールアドレスやLINEは知らない相手や名刺に電話番号しか記載していない相手にメッセージを送りたい場合はSMSが使えます。
また、相手もSMSを利用していれば、相手に電話番号しか伝えなくてもその相手からSMSで連絡してもらえます。
SMS認証で本人確認や会員登録ができるとき
SMSはアプリや会員制サービスなどの個人認証でも使えます。これらのサービスではSMSに認証コードを送ることで、本人確認を行っています。
SMS以外の認証方法も用意しているアプリやサービスもありますが、なかにはSMSしか認証方法がないものもあります。
SMSがないと、使いたいサービスやアプリを使えない可能性もあるので、幅広いサービスやアプリを使いたいならSMSを利用するのがおすすめです。
SMSを電話番号宛に送信する
連絡できる相手が増える
使えるアプリが増える
ワイモバイルってどんな格安SIM?
ワイモバイルは通話の便利さや通信速度の速さなどが特徴です。ワイモバイルについて詳しく紹介します。
ワイモバイルの料金プラン
音声通話プラン「スマホベーシックプラン」
プラン (データ量) | 月額料金 (税込) |
---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 |
シンプルR (25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルのスマホベーシックプランはスマホ向けの音声通話SIMのプラン。データ容量に応じてS、M、Lの3種類のデータ容量があり、2020年4月時点ではデータ増量オプションが1年間無料になっています。
データベーシックプランの特徴は、10分かけ放題サービスが基本料金に含まれていること。スマホベーシックプランに契約すれば、10分以内の国内通話がかけ放題です。
また、お得な割引が豊富にある点も魅力。半年間の月額が700円引きになる新規割りや家族でお得に使える家族割、家のネットや光のサービスと合わせて使えるおうち割などが用意されています。
データ通信専用プラン「データSIMプラン」
プラン | 月額料金 (容量) |
---|---|
データSIMプラン |
980円 (1GB) |
データSIMプランは、スマホ向けのデータSIMのプラン。ワイモバイルのSIMスターターキットを購入し、公式サイトから申し込むことで利用可能です。
プランは1種類のみで、データ容量は1GB、月額は980円となっています。端末とセットでの契約はできないので、自分で端末を用意する必要があります。
ワイモバイルのSIMスターターキットはAmazonなどで購入可能。通話をしない人で、お得にワイモバイルを利用したい人におすすめです。
タブレット用プラン「データベーシックプラン」
プラン | 月額料金 (容量) |
---|---|
データベーシック プランS |
1,980円 (1GB) |
データベーシック プランL |
3,696円 (7GB) |
データベーシックプランは、タブレット向けのデータSIMのプラン。タブレット専用のプランで、スマホでは利用できません。
データベーシックプランは、1GBのプランと7GBのプランの2種類。プランは少なくなっていますが、高速通信で快適にデータ通信をできるのが魅力です。
タブレットでデータ通信をしたい人やスマホとタブレットの2台持ちをしたい人にはデータベーシックプランはおすすめです。
1GBで できること | 時間 |
---|---|
ゲームアプリ | 4時間 |
動画視聴 | 6時間 |
メッセージアプリ | 800往復 |
WEB閲覧 | 440ページ |
ワイモバイルの通信速度
時間帯 | 通信速度 |
---|---|
朝 (4月3日) |
18.7Mbps |
昼 (4月3日) |
8.9Mbps |
夜 (4月3日) |
7.5Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
通信速度が速いのもワイモバイルの魅力。ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、他の格安SIMよりも優先的に回線が割り当てられます。
一般的に快適にデータ通信ができる通信速度は10Mbps以上といわれていて、ワイモバイルは1日を通して安定して10Mbps前後の通信速度が出ています。
多くの格安SIMでは、回線が混雑する昼の通信速度が遅くなる傾向にありますが、ワイモバイルは通信速度が遅くなる時間帯がないのが特徴。安定した通信ができるのもワイモバイルの魅力です。
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ワイモバイルの特徴
特徴①口座振替が使える
多くの格安SIMではクレジットカード払いのみに対応していて、口座振替を利用できません。しかし、ワイモバイルは支払い方法として、クレジットカードと口座振替のどちらかを選択できます。
ワイモバイルは口座振替に対応しているため、クレジットカードを持っていない人も利用できるのは大変うれしいですね。
また、口座振替で利用できる金融機関も幅広いので、より多くの人が利用しやすい格安SIMとなっています。
特徴②キャリアメールに対応
格安SIMのなかでは珍しく、キャリアメールに対応しているのもワイモバイルの特徴です。ワイモバイルのキャリアメールは、「@ymobile.ne.jp」のついたアドレスで利用できます。
キャリアメールは絵文字を使ったメールや写真などを添付することもできるメールで、ワイモバイルでは月額無料、申込不要で利用できます。
キャリアメールは信頼性が高く、ネットバンキングの取引や学校や会社の連絡網など重要な場面では現在でも重宝されています。
特徴③完全なかけ放題が使える
ワイモバイルでは、スマホベーシックプランで10分かけ放題が利用できますが、10分では物足りない人向けの完全かけ放題も用意されています。
ワイモバイルの完全かけ放題は月額1000円のスーパーだれとでも定額。通話時間や通話回数が無制限になっています。
10分かけ放題サービスを用意している格安SIMは多くありますが、完全かけ放題サービスを用意している格安SIMはほとんどありません。長電話を頻繁にするならワイモバイルはおすすめです。
口座振替が利用可能
キャリアメールが付与される
無制限で通話できる
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ワイモバイルと他の格安SIMを比較
人気の格安SIMのmineo、LINEモバイルとワイモバイルを比較します。
SMSの月額料金で比較する
格安SIM | SMS 利用料 |
申し込み 要・不要 |
リンク |
---|---|---|---|
ワイモバイル |
無料 | 不要 | 公式詳細 |
mineo |
180円 | 必要 | 公式詳細 |
LINEモバイル |
無料 | 不要 | – |
紹介したとおり、ワイモバイルは申込不要、月額無料でSMSを利用できます。同様にLINEモバイルも音声通話SIM、データSIM のどちらに契約した場合でも申込不要、月額無用でSMSを利用可能です。
一方で、mineoは音声通話SIMに契約した場合はSMSを利用できますが、データSIMに契約した場合はSMSオプションを申し込む必要があります。
mineoのSMSオプションは選択する回線によって月額が異なります。ソフトバンク回線の場合は、月額180円です。
通信速度で比較する
格安SIM | ワイ モバイル |
mineo (マイネオ) |
LINE モバイル |
---|---|---|---|
通信速度 (4/3/朝) |
18.7Mbps | 10.3MBps | 1.9Mbps |
通信速度 (4/3/昼) |
8.9Mbps | 0.5Mbps | 0.8Mbps |
通信速度 (4/3/夜) |
7.5Mbps | 10.9Mbps | 2.6Mbps |
リンク | 公式詳細 | 公式詳細 | – |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルは、回線が他の格安SIMよりも優先的に割り当てられるため、通信速度が速く、安定しているのが魅力です。
mineoは朝と夜の通信速度が10Mbps超えていて高速で通信ができます。ただ、mineoもLINEモバイルもとくに昼の通信速度が大きく落ち込んでいるのが特徴。
mineoはやLINEモバイルなどの多くの格安SIMは、回線が混雑する昼の時間帯は通信速度が遅くなり、1Mbpsを下回ることもあります。1Mbps以下の通信速度では画像や動画の読み込みがほとんどできません。
ワイモバイルはSMSをお得に使える
mineoではSMSの申込みが必要
ワイモバイルは高速通信が安定
ワイモバイルの公式サイトへ mineoの公式サイトへ LINEモバイルの公式サイトへ
総括:ワイモバイルはSMSが無料かつ申込不要で使えるおすすめの格安SIM!
SMSは電話番号を利用したメールサービスで、電話番号しか知らない相手との連絡や、アプリの個人認証などに使えます。
ワイモバイルでは、スマホやタブレット向けのプランに契約すれば、SMSを申込不要かつ月額無料で使えるのが魅力。
また、ワイモバイルは口座振替に対応していたり、キャリアメールが使えたりしてより多くの人が便利に使えるようになっています。
さらに、通信速度が速く、完全かけ放題サービスがあるのもメリット。格安SIM選びに迷ったら、ワイモバイルがおすすめです。
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
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ワイモバイルのQ&A
データ通信容量が上限に満たなかった場合でも、余ったデータ通信容量を翌月へくりこすことはできません。
データ通信料が1GBの場合、メールの送受信は「約2,090通」、ニュースサイトなどの閲覧は「約3,490ページ」などが利用可能目安となります。
スマートフォン/タブレット/ケータイ(ガラケー)、PHSは、月途中の加入の場合、基本使用料は日割り計算されます。Pocket WiFiは、ご契約中のプランによって異なりますが、日割り計算または満額請求になります。
請求締め日は毎月末日です。お支払い期日は翌月26日ごろです。
個人のお客さまであること、ワイモバイルを対象料金プランでご契約すること、固定通信サービス(SoftBank Air、SoftBank 光など)をお申し込み後180日以内に開通(契約成立)することなどが条件です。
ワイモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額1,480円~ |
端末保証 | 故障安心パックプラス 故障安心パック 故障安心パック-S 故障安心パックライト |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・ソフトバンクのサブブランド ・通信速度が速い |