某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
そんな毎月の支払いを安くしたいと思っている方におすすめなのが、月額600円~という安価で利用することができるLINEモバイルです。
LINEモバイルにはLINEやtwitterなどの良く使うSNSを使ってもデータ量を消費しないプランがあるので、SNSをよく使う方向けの格安SIMです。
まずは、LINEモバイルへの乗り換えのメリットを見ていきましょう。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルへ乗り換えするメリット
大手キャリアや他社格安SIMからLINEモバイルへ乗り換えするメリットは沢山あります。特に料金やSNSの利用を気にしている方にはオススメです。
LINEモバイルのコンセプト
LINEモバイルはLINE株式会社が運営しているシンプルでわかりやすいをモットーに展開されている格安スマホ・格安SIMサービスです。
従来のドコモやauのような大手キャリアとは異なり自社回線を持たずに間借りして運営しているため、コストが非常に抑えられています。そのため月額料金も安めです。
LINEモバイルの料金プランは非常にわかりやすく、通常の料金プランにどれだけSNSのデータフリーをつけるかだけでプランを決定することができます。
対象SNSのデータ消費量が0!
SNS | LINE データフリー |
SNS データフリー |
SNS音楽 データフリー |
---|---|---|---|
LINE |
〇 | 〇 | 〇 |
Twitter |
✖ | 〇 | 〇 |
FaceBook |
✖ | 〇 | 〇 |
Instagram |
✖ | ✖ | 〇 |
LINE MUSIC |
✖ | ✖ | 〇 |
それぞれのフリープランで対象SNSがデータフリー、つまりデータ消費量が0になります。通信制限時もその対象となっているSNSは影響を受けません。
一番安いLINEデータフリープランはLINEでのトークや通話にかかるデータ消費量がなくなります。SNSデータフリープランは加えてTwitterとfacebookがデータフリーです。
LINEモバイルはLINE MUSICという独自の音楽配信サービスも展開しており、SNS音楽データフリープランであればそのLINE MUSICとInstagramもデータフリーとなります。
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月額基本料金が安い
SIM種別 | データ通信 SIM |
音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
格安SIMは大手キャリアに比べて月額料金が半額以下になることも珍しくありません。特にLINEモバイルは一番安いデータSIMであれば600円で契約できます。
大手キャリアと同じように通話もしたい方は音声通話SIMを契約する必要がありますが、こちらも1,100円と大手キャリアに比べて非常に安いです。
500MB~12GBまで幅広くデータ容量を選ぶことができますから、適切なプランを選べばデータ容量が足りなくなったり、また余ってしまうようなこともありません。
子ども用スマホに適した機能やオプションの用意
子どもが大きくなってくると安全のためにスマホを持たせたいと思う親御さんもいらっしゃると思います。LINEモバイルは初めての格安SIMとしてもおすすめできます。
まず子どものデータ通信量などの利用状況を親御さんの方で管理ができるため、勝手にデータ容量を追加購入したり、アプリなどで課金しすぎてしまうリスクも減らせます。
LINEモバイルにはフィルタリングアプリがあり無料で利用が可能です。危険なサイトにアクセスしないことでネット犯罪に巻き込まれる可能性を遠ざけてくれます。
解約手数料1,000円/自動更新なし/縛りは1年
通信会社 | LINEモバイル |
softbank |
ドコモ |
---|---|---|---|
解約 手数料 |
1,000円 | 9,500円 | 1,000円 |
自動更新 の有無 |
なし | あり | なし |
縛り期間 | 1年 | 2年 | 2年 |
大手キャリアや他社格安SIMでもそうですが、契約すると縛りが発生することがあります。LINEモバイルの場合は1年間、その間に解約すると解約手数料が発生します。
ソフトバンクやドコモが2年ですからそれよりも早く縛り期間を終えられるため、乗り換えや解約などがしやすいのはメリットですね。
解約手数料も1,000円しかかからないためどうしても解約しなければいけないときもそこまで費用を考える必要はありません。
少しも費用をかけたくない、出来るだけ抑えたい人は縛り期間が終わるのを待ちましょう。
各種SNSデータフリープランが魅力的
子ども用や初めてのスマホとしても良い
解約手数料が1,000円と少ない
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LINEモバイルへ乗り換える際の注意点
LINEモバイルに乗り換える際、電話番号の引き継ぎ条件や端末のセット購入をするかどうかで費用は大きく変わります。
電話番号の引継ぎには条件がある
電話番号の引き継ぎにはMNP転出番号を発行する必要があります。発行には転出手数料と登録事務手数料が発生し、乗り換え前のキャリアでの申し込みになります。
MNP転出番号を発行できればLINEモバイルに乗り換えた際に同じ電話番号を使用可能です。ですが元の電話番号にこだわらないのであれば新規で取得するのも手です。
新規取得の際はMNP転出の手続きが必要ないため転出手数料等はかかりません。新たにSIMカードが発行されるためそれを端末に挿し込めばすぐに新たな電話番号が使えます。
セット購入する端末の料金が高い可能性がある
乗り換えをする際、どうせだから新しい端末を購入しようと考える方は多いです。ですが格安SIMはそれぞれ取り扱い端末が異なり、料金もまた異なります。
セット購入の場合端末料金が安くなることもありますが、他社格安SIMと料金を比べてから購入した方が失敗するリスクが減ります。
その日だけチェックするのではなく少し長期的に見た方が急激に安くなるチャンスも逃さずに済みます。
LINEモバイルは端末を別で用意して、SIMカードのみ契約することも可能ですからセット購入に固執する必要はありません。
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乗り換えには費用がかかる
乗換元の 通信会社 |
softbank |
au |
ドコモ |
---|---|---|---|
MNP 転出料 |
3,000円 | 3,000円 | 2,000円 |
契約 解除料 |
9,500円 | 9,500円 | 1,000円 |
MNP転入契約 事務手数料 |
3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
SIMカード 発行手数料 |
400円 | 400円 | 400円 |
合計費用 | 15,900円 | 15,900円 | 6,400円 |
大手キャリアから格安SIMに乗り換える際は乗り換え費用が発生します。上述したMNP転出手数料、キャリアとの契約手数料、事務手数料が大きな金額になりがちです。
契約解除料は2年が経過しているか、キャリアの契約終了から更新までの期間内であれば発生しないため、乗り換えする際は時期に気をつけると費用を抑えることも可能です。
ドコモは契約解除料がとても安いため、そこまで契約時期にこだわる必要はありません。MNP事務手数料やSIMカード発行手数料は三社とも変わりません。
キャリアメールが使えない
LINEモバイルに乗り換えると大手キャリアで使えていた「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbnk.ne.jp」のキャリアメールが使用できなくなります。
またLINEモバイルは独自のメールアドレスの提供はしておりません。そのためもしメールを使いたい場合はGoogleやYahoo!などのフリーメール登録が必要です。
Android端末であればGoogleプレイストアを利用するためにいずれにしろGmailアドレスを作らなければいけないため、そのアドレスを利用すると手間がかかりません。
乗り換えには契約解除料等の費用がかかる
端末のセット購入をしない方が安い場合も
キャリアメールが使用できない
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LINEモバイルへの乗り換えの方法
大手キャリアや他社格安SIMからLINEモバイルに乗り換えるのはwebから簡単に行うことができます。
乗り換え前の準備
もし現在使用している端末をLINEモバイルでも引き続き使用する場合は、SIMロックの解除をしておきましょう。SIMロック解除をしておくとどの回線でも契約が可能です。
ただし、ドコモのドコモ回線からLINEモバイルのドコモ回線、auのau回線からLINEモバイルのau回線など、同一回線の契約をするのであれば解除しなくても利用できます。
LINEモバイルはトリプルキャリア対応のため乗り換え前と後で回線を変更しなければ、基本的にはSIMロック解除の必要はありません。
乗り換え手順
- MNP予約番号を手に入れる
- LINEモバイルに申し込み
- SIMカードをスマホにセット
- MNP転入切り替え
- APN設定をする
乗り換え元のサイトへアクセスし、ネット・電話・店舗の3パターンから取得方法を選択し、MNP予約番号を取得してください。
次にLINEモバイルのwebページから申し込みをします。申し込み後数日でSIMカードが発送されるため、受け取ります。
SIMカードをスマホにセットしMNP転入切り替えと同時に通信をAPN設定もしましょう。
Androidならモバイルネットワークの設定画面にいき、LINEモバイルを選択すれば完了します。iPhoneなら公式サイトからプロファイルをダウンロードすれば大丈夫です。
LINEモバイルはどの回線でも使える
SIMカードが届いたら利用開始の電話
APN設定をしないと通信が使えない
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LINEモバイルと他のMVNOを比較
他社に乗り換える際と比べるとLINEモバイルの費用や通信速度などはどのように異なるでしょうか。それぞれ比較していきます。
初期費用の比較
MVNO | MNP転入契約 事務手数料 |
SIMカード 発行手数料 |
合計費用 | リンク |
---|---|---|---|---|
LINEモバイル |
3,000円 | 400円 | 3,400円 | – |
OCNモバイルONE |
3,000円 | 394円 | 3,394円 | 公式詳細 |
mineo |
3,000円 | 400円 | 3,400円 | 公式詳細 |
他社格安SIMと初期費用を比較してみましたが、LINEモバイル・OCNモバイルONE・mineo共にそこまで大きな差はありませんでした。
OCNモバイルONEのみSIMカード発行手数料が少しだけ異なりますが、気になるほどではありません。この三社で言えば6円しか変わりませんから。
その他格安SIMも大きな差はないため初期費用の差は気にしなくても良さそうです。事務手数料や端末料金の差などで選ぶと良いですね。
通信速度の比較
MVNO | 通信速度 | リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
8.8Mbps | – |
OCNモバイルONE |
0.1Mbps | 公式詳細 |
mineo |
7.6Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
格安SIMは通信速度が落ちがちですが、LINEモバイルは8.8Mbpsと動画や画像の読み込みも全く問題ない速度が出ているのがわかります。
mineoも7.6Mbpsと普段の利用に支障はありません。ただOCNモバイルONEの0.1MbpsはSNSの利用がギリギリできるくらいの通信速度です。
普段から通信速度が気になったり、読み込みが遅くてイライラしがちな人はLINEモバイルやmineoを選んだ方が良いですね。
ただ、こちらはおおよその平均速度であり、時間帯や日によって少し速度が遅くなることもあるので、目安として覚えていただければと思います。
LINEモバイルの公式サイトへ OCNモバイルONEの公式サイトへ mineoの公式サイトへ
音声通話SIMの月額料金を比較
MVNO | 月額料金 (3GB) |
リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
1,480円 | – |
ワイモバイル |
1,980円 | 公式詳細 |
UQモバイル |
1,980円 | 公式詳細 |
それぞれの格安SIMを月額料金で比較したところ、LINEモバイルは1,480円と他社よりも500円近く安いのがわかります。
ワイモバイルとUQモバイルは料金に差はありませんが、ワイモバイルは半年経過後2,680円になるため、それを考えるとLINEモバイルかUQモバイルの方が長く安く使えます。
音声通話SIMでの比較になるためデータ専用SIMを選べばさらに料金を節約することも可能です。ただしその際は電話番号を使った通話は行えないので注意しましょう。
通話料金の比較
MVNO | 通話料金 | アプリ使用時 | リンク |
---|---|---|---|
LINEモバイル |
20円/30秒 | 10円/30秒 | – |
ワイモバイル |
20円/30秒 | アプリなし | 公式詳細 |
UQモバイル |
20円/30秒 | アプリなし | 公式詳細 |
電話番号を用いた通話料金の比較をします。LINEモバイルはアプリの利用で30秒につき10円に費用を抑えられます。
ワイモバイルとUQモバイルはアプリがないため通常の場合だと通話料金は30秒につき20円かかります。LINEモバイルもアプリから電話しない場合は同様です。
そのためワイモバイルやUQモバイルで通話を多く使うのであれば別途通話オプションをつけた方が節約になります。
UQモバイルとワイモバイルは24時間通話かけ放題があるため、時間を気にしたくないのであればこの二社もおすすめです。
初期費用はどこもあまり変わらない
通信速度は十分に速い
月額料金も他社より安め
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総括:LINEモバイルへの乗り換えはメリットがいっぱい!スマホを安く使いたい向け
LINEモバイルは大手キャリアに比べてもそうですが、格安SIM同士で比べても月額料金を安く抑えられます。
乗り換えることでSNSが使い放題になりますし、通話もLINEモバイルのアプリを使えば安く済ませることも可能です。
LINEモバイルはキャンペーンも多く月額利用料最大2ヶ月間0円など乗り換えしやすい環境が整っています。
スマホ初心者の方でも安心して利用できますから、もしどの格安SIMが良いか悩んでいるのであればLINEモバイルを検討してみてください。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルのQ&A
■ベーシックプランをご利用の場合 最低利用期間:なし SIMタイプ⋅利用期間にかかわらず解約⋅MNP転出する際は解約事務手数料がかかります。 解約事務手数料:1,000円
本人確認審査完了の翌日~1週間でご契約の住所にお届けします。
データフリーとは、対象サービスのデータ通信量(SNSデータフリーでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebookのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
LINEモバイルでは、クレジットカード、またはLINE Pay(クレジットカード登録要)、LINE Pay カードでの申し込みとなっています。 コンビニや銀行振り込み、口座振替はご利用できません。
端末保証は、自然故障や水濡れ、破損など思わぬトラブルに備えるための有料オプションです。LINEモバイルを契約または回線変更の際、「端末+SIMカード」を選択したとき、機種変更のお申し込みをしたときにのみ、お申し込みできます。
LINEモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額500円~ |
端末保証 | 月額450円 端末持ち込み:月額500円 |
初期費用 | ・simカード発行費用400円 ・事務手数料3000円 |
契約期間 | 音声通話SIM:1年 |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・SNSが使い放題 ・2019年4月からau回線利用可能 |
キャンペーン | LINEポイントorLINE Pay残高 5,000相当がもらえる |