某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
その上、大手キャリアより安くスマホが使える為、ワイモバイルへの乗り換えを検討中の方も多いのでは?
しかし、乗り換え方や初期費用がどのくらい必要なのかわからないと、乗り換えをためらってしまいますよね。
そこで今回は、ワイモバイルへ乗り換える方法や初期費用について、詳しく調査しましたので、ぜひチェックしてみてくださいね!
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
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ワイモバイルへの乗り換えにかかる初期手数料について
はじめに、大手キャリアからワイモバイルに乗り換える際にかかる初期費用を見ていきましょう!
ワイモバイルの契約にかかる手数料
他社からワイモバイルに乗り換える際には、契約事務手数料として3,000円がかかり、初回請求で月額料金と一緒に請求されます。
ただし、オンラインストアでSIMカードや端末を購入し、対象の契約をして乗り換える場合は契約事務手数料は無料になり、初期費用を低く抑えられます。
なお、他社からワイモバイルに乗り換える際には「下取りプログラム」が適用され、今お使いの端末をワイモバイルが下取りをしてくれ、PayPayボーナスがもらえます。
大手キャリアの転出手数料
事業者 | MNP転出 手数料 |
契約 解除料 |
例外 料金 |
---|---|---|---|
au |
3,000円 | 9,500円 | 2年契約Nに加入 → 1,000円 |
ドコモ |
2,000円 | 9,500円 | 2019/10/1以降契約 → 1,000円 |
ソフトバンク |
3,000円 | 9,500円 | 2019/9/13以降契約 → 0円 |
今お使いの電話番号を引き継いでワイモバイルに乗り換える際には、MNP転出手数料がかかり、MNP転出手数料はドコモは2,000円で、auとソフトバンクは3,000円です。
今お使いの電話番号を引き継がずに、新しい電話番号でワイモバイルに乗り換える際にはMNP転出手数料はかからず、初期費用を低く抑えられます。
なお、契約更新月以外のタイミングで現在のキャリアを解約する場合は、契約解除料がかかるケースがありますので、事前に現在の契約内容を確認しておいてください。
オンラインストアを利用しての契約で事務手数料無料
ワイモバイルのオンラインストアではSIMカードや端末を販売しており、SIMカードや端末を購入して契約も同時に行え、送料無料で発送してくれます。
ワイモバイルショップや取扱店(家電量販店など)で契約をすると3,000円の事務手数料がかかりますので、初期費用を安くしたい場合はオンラインストアの利用がおすすめです。
オンラインストアを利用すると事務手数料が無料になるだけでなく、他社からの乗り換えでスマホベーシックプランM/Rに契約をすると、6,000円分のPayPayボーナスがもらえます。
事務手数料として3,000円の初期費用が必要
電話番号を引き継ぐ場合は転出手数料が必要
オンラインストアだと契約事務手数料は無料
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ワイモバイルにMNP乗り換えする方法
MNP(番号持ち運び制度)を利用すると、今お使いの電話番号を引き継いでワイモバイルに乗り換えられます。
MNP予約番号を取得
事業者 | web | 電話 | ショップ |
---|---|---|---|
au |
My au | TEL:0077-75470 (携帯/一般電話) |
au ショップ |
ドコモ |
My docomo | 携帯:151 一般電話: 0120-800-0000 |
ドコモ ショップ |
ソフトバンク |
My softbank | 携帯:*5533 一般電話: 0800-100-5533 |
softbank ショップ |
MNPを利用してワイモバイルに乗り換える際には、MNP予約番号を取得することが必要です。
MNP予約番号の取得方法には、WEB・電話・ショップの3通りの方法がありますが、WEBでするのが最も楽で、My au・My docomo・My docomo・My softbankから手続きを行えます。
注意点として、WEBでMNP予約番号を取得する際には受付時間があり、auは9:00~20:00、ドコモは9:00~21:30、ソフトバンクは9:00~20:00の時間帯に手続きを行うようにします。
SIMロック解除方法と必要な費用
事業者 | web | 電話 | ショップ |
---|---|---|---|
au |
無料 | 3,000円 | 3,000円 |
ドコモ |
無料 | 不可 | 3,000円 |
ソフトバンク |
無料 | 不可 | 3,000円 |
今お使いの端末のままでワイモバイルに乗り換える際には、SIMロック解除の手続きが必要で、SIMロック解除はWEB・電話・ショップで行えます。
ショップや電話(auのみ)でもSIMロック解除は可能ですが、3,000円の手数料がかかるので、初期費用を安くしたい場合は、SIMロック解除が無料でできるWEBがおすすめです。
なお、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであり、ソフトバンク回線を使用しているため、ソフトバンクで購入した端末であればSIMロック解除の手続きは不要です。
開通手続き
- 商品到着後6日以内に開通手続きを行う
- 回線切替窓口に電話をする
- 必要事項を入力すると手続きは完了
手元にSIMカードが届いたら、6日以内に開通手続きを行うことが必要です。6日以内に開通手続きを行わなかった場合は、自動的に開通手続きが行われます。
開通手続きをする際には、契約時に設定した4桁の暗証番号と携帯電話番号が必要で、用意ができたら、回線切替窓口(0800-919-9809)に電話をします。
回線切替窓口の受付時間は10:00~19:00で、音声ガイダンスに従って、携帯電話番号と4桁の暗証番号を入力すると開通手続きが完了します。
ネットワーク設定を行う(APN設定)
- 端末に届いたSIMカードを挿入する
- APNの設定項目を入力する(Android)
- 専用プロファイルをインストール(iPhone)
ワイモバイルはAndroidとiPhoneが使えますが、どちらの機種もまずは端末の電源をOFFにしてから届いたSIMカードを挿入し、電源をONにします。
Androidの場合は、ホーム画面の「設定」をタップし、無線とネットワーク→モバイルネットワーク→アクセスポイント名の順にタップして、APNの設定項目を入力します。
iPhoneの場合は、Wi-Fiに接続して、iPhoneのカメラ機能でQRコードを読み込み、「APN設定用の構成プロファイル」をタップすると専用のプロファイルがインストールされます。
MNP予約番号の取得はWEBだと無料
ソフトバンクの端末はSIMロック解除は不要
商品到着後に開通手続きとAPN設定を行う
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ワイモバイルの特徴
では次に、ワイモバイルとはどのような特徴がある格安SIMなのかを見ていきましょう!
10分かけ放題が含まれているスマホベーシックプラン
プラン (データ量) | 月額料金 (税込) |
---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 |
シンプルR (25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルのスマホベーシックプランは、音声通話とデータ通信ができるスマホのプランで、データ容量に応じてS・M・Rの3種類の中から選べます。
スマホベーシックプランには、10分以内の国内通話が無料になる「10分かけ放題」が初めから含まれており、オプション料無料で10分かけ放題で通話ができます。
スマホベーシックプランの料金は、契約後半年間は「新規割」の適用で月額基本料は700円割引になり、おうち割や家族割が適用されるとさらに500円割引になります。
タブレットの利用におすすめなデータベーシックプラン
プラン | 料金 (容量) |
---|---|
データベーシック プランS |
1,980円 (1GB) |
データベーシック プランL |
3,696円 (7GB) |
ワイモバイルにはタブレットの利用に最適なデータベーシックプランがあり、4Gの高速データ通信がリーズナブルに楽しめます。
データベーシックプランSは、月額1,980円で1GBまでの高速データ通信ができ、データベーシックプランLは、月額3,696円で7GBまでの高速データ通信が可能です。
高速データ通信ができるデータ容量を使い切ると通信速度が送受信時最大128Kbpsに落ちますが、500MBごとに500円の追加料金を支払うことで通常の速度に戻ります。
無制限かけ放題のスーパーだれとでも定額
ワイモバイルのスマホベーシックプランには「10分かけ放題」が初めから含まれていますが、完全かけ放題になる「スーパーだれとでも定額」のオプションがあります。
スーパーだれとでも定額のオプション料は月額1,000円で、他社も含めた全てのスマートフォンや携帯電話、固定電話への国内通話が何時間でもかけ放題で利用できます。
ワイモバイルにはガラケー専用のケータイプランがあり、ケータイプランで利用されている場合はオプション料1,500円で、国内通話とデータ通信が使い放題になります。
安定して速い通信速度
時間帯 | 通信速度 |
---|---|
朝 (8月6日) |
10.6Mbps |
昼 (8月6日) |
14.8Mbps |
夜 (8月6日) |
10.3Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであり、ソフトバンク回線を優先的に使用できるため、格安SIMの中では通信速度は速いことが特徴です。
格安SIMは大手キャリアから回線を借りており、回線が混み合う時間帯は通信速度が遅くなる傾向がありますが、ワイモバイルは1日を通して通信速度が安定しています。
ワイモバイルのスマホベーシックプランのMとRは、データ容量を使い切っても、最大1Mbpsの比較的速い通信速度で利用することが可能です。
10分かけ放題が月額料金に含まれている
月額1,000円で完全かけ放題で利用できる
ワイモバイルの通信速度は速い
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ワイモバイルで実施中のキャンペーン
ワイモバイルはいろいろなキャンペーンを実施しており、キャンペーンを利用することで、さらにお得に乗り換えられます!
PayPayモールで最大15%ポイント還元キャンペーン
ワイモバイルはソフトバンクグループ傘下のYahoo! JAPANとの親和性が高く、ワイモバイルに乗り換えると、PayPayモールやヤフーショッピングでお得に買い物ができます。
ワイモバイルユーザーがPayPayモールで買い物をすると、最大15%相当のポイントが還元され、ヤフーショッピングで買い物をすると、最大11%相当のポイントが還元されます。
ポイント還元率を最大にするには、Enjoyパック(月額500円)に加入することが必要ですが、PayPayモールやヤフーショッピングで使える500円相当のクーポンがもらえます。
60歳以上の通話無料キャンペーン
指定機種(かんたんスマホ・かんたんスマホ2)を購入した60歳以上の方は、完全かけ放題で利用できる「スーパーだれとでも定額」のオプション料1,000円が無料になります。
指定機種のスマホを使用している60歳以上の方は、オプション料無料で国内通話が完全かけ放題になり、時間を気にせず電話ができるようになるわけです。
指定機種の「かんたんスマホ2」は約5.6インチの縦長大画面で操作がしやすく、高齢者でも使いやすい日本製(京セラ製)のスマホで、オンラインストアで購入できます。
データ増量キャンペーン2
他社からワイモバイルに乗り換えると「データ増量無料キャンペーン2」が適用され、データ増量オプションの月額料が1年間無料になります。
データ増量オプションは、月額500円で高速データ通信量が増量されるオプションで、スマホベーシックプランSは1GB、スマホベーシックプランM・Rは3GB増量されます。
ワイモバイルに乗り換えてから1年間は無料でデータ容量が増量されますので、スマホでインターネットをよくする方にはメリットがあるでしょう。
PayPayモールで最大15%のポイントが還元
指定機種を購入した60歳以上の方は通話無料
データ容量が1年間無料で増量される
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ワイモバイルとUQモバイルを比較
では最後に、ワイモバイルとUQモバイルの料金プランや通信速度などを比較してみましょう!
音声通話SIMを比較
格安SIM | 料金 (容量) |
リンク |
---|---|---|
ワイモバイル |
1,980円 (3GB) |
公式詳細 |
UQモバイル |
1,980円 (3GB) |
公式詳細 |
ワイモバイルはスマホベーシックプランMの料金を掲載しており、契約後半年間は新規割の適用で月額料金が700円安くなり、おうち割や家族割の適用でさらに500円安くなります。
契約後半年を過ぎると月額料金は700円アップしますが、月額料金には10分かけ放題も含まれているので、短時間の通話が多い人は大変お得です。
UQモバイルはスマホプランSの料金で、UQ家族割が適用されると500円割引になり、通話オプションに加入してau IDに登録すると、データ容量が1GB増量されます。
データ通信SIMを比較
格安SIM | 料金 (容量) |
リンク |
---|---|---|
ワイモバイル |
1,980円 (1GB) |
公式詳細 |
UQモバイル |
980円 (3GB) |
公式詳細 |
ワイモバイルはデータベーシックプランSの料金を掲載しており、データベーシックプランSは月額1,980円で1GBの高速データ通信ができるプランです。
月額料金は3,696円になりますが、データベーシックプランLにすると高速データ通信が7GBまでできるので、データベーシックプランLの方がコスパは高いでしょう。
UQモバイルのデータ高速プランは月額980円で3GBまで高速データ通信ができ、月額1,980円で最大500kbpsの通信速度で月間データ容量を無制限に利用できるプランもあります。
通信速度を比較
格安SIM | 通信速度 (8/27 朝) |
通信速度 (8/27 昼) |
通信速度 (8/27 夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
ワイモバイル |
10.6Mbps | 14.8Mbps | 10.3Mbps | 公式詳細 |
UQモバイル |
13.4Mbps | 4.0Mbps | 12.3Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
ワイモバイルはソフトバンク回線を優先的に使用できるため通信速度は速く、回線が混み合う朝・昼・夜の時間帯でも快適にインターネットや動画を楽しめます。
ワイモバイルはNTTグループの格安SIMですが、UQモバイルはKDDIグループの格安SIMで、au回線を優先的に利用できるため、UQモバイルの通信速度も速いです。
実際の通信速度は、使用エリアや端末の状態によっても違ってくるため一概には言えませんが、UQモバイルはお昼の時間帯の通信速度が少し遅くなることがあるようです。
ワイモバイルは10分かけ放題が含まれている
UQモバイルのデータ高速プランは月980円
通信速度は両社とも速い
総括:ワイモバイルはオンライン契約で初期費用を抑えられるのでお得!
ワイモバイルはオンラインストアでSIMカードや端末を購入して申し込むと事務手数料が無料になり、下取りプログラムで不要な端末を買い取ってもらえます。
初期費用を低く抑えて格安SIMに乗り換えるならワイモバイルがおすすめで、ワイモバイルは通信速度が速く、料金に10分かけ放題が含まれていて大変お得です。
UQモバイルも通信速度は速いので、通信速度が速い格安SIMに乗り換えたい場合は、UQモバイルもおすすめです。
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
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ワイモバイルのQ&A
データ通信容量が上限に満たなかった場合でも、余ったデータ通信容量を翌月へくりこすことはできません。
データ通信料が1GBの場合、メールの送受信は「約2,090通」、ニュースサイトなどの閲覧は「約3,490ページ」などが利用可能目安となります。
スマートフォン/タブレット/ケータイ(ガラケー)、PHSは、月途中の加入の場合、基本使用料は日割り計算されます。Pocket WiFiは、ご契約中のプランによって異なりますが、日割り計算または満額請求になります。
請求締め日は毎月末日です。お支払い期日は翌月26日ごろです。
個人のお客さまであること、ワイモバイルを対象料金プランでご契約すること、固定通信サービス(SoftBank Air、SoftBank 光など)をお申し込み後180日以内に開通(契約成立)することなどが条件です。
ワイモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額1,480円~ |
端末保証 | 故障安心パックプラス 故障安心パック 故障安心パック-S 故障安心パックライト |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・ソフトバンクのサブブランド ・通信速度が速い |