某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
シェアプランでは、お得に家族のスマホやタブレットなどとデータ容量を分け合うことができます。この記事では、その魅力を他社と比較しながら解説しています。
家族だけでなく、自分の2台目とデータ容量をシェアしたいという人にもおすすめですので、ぜひ参考にしてワイモバイルを検討してみてはいかがでしょうか?
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
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ワイモバイルのシェアプランの特長
ワイモバイルのシェアプランでは、複数の端末で1つの回線のデータ容量を分け合えます。シェアプランの内容を詳しく見ていきましょう。
複数端末でデータ容量をシェアできる
ワイモバイルのシェアプランでは2つ以上の端末でデータ容量を共有できるようになっています。シェアプランを利用する場合は、まず親回線となるSIMカードを契約します。
そして、親回線に追加するかたちで子回線となるSIMカードを追加します。シェアプランを使えば、毎月使いきれずに無駄になっていたデータ容量を子回線と分け合うことで有効活用できます。
ただ、ワイモバイルのシェアプランでは子回線の枚数や種類に制限があるので、事前に確認しておきましょう。
最大3枚までSIMカードを追加できる
シェアプランの子回線では、親回線のデータ容量を使うことで通信できます。そして、この子回線として追加できるSIMカードは3枚までです。
たとえば家族契約する場合、1人が親回線として契約し、残り3人が子回線として契約できるため、最大4人まで利用できます。
また、1人で2つ以上の端末を持っている場合も1つを親回線として、最大で4つの端末でデータ容量を分け合えます。なるべく上限の3枚まで活用するのがおすすめです。
データSIM(SMSあり)のみ追加可能
子回線として追加できるSIMはデータSIM(SMSあり)のみとなっています。データSIMは音声通話ができないので注意してください。
つまり、4人家族でシェアプランを利用した場合、通話ができるのは1人です。シェアプランで2人以上が通話SIMを利用することはできません。
ただ、子回線のデータSIMにはSMS機能がついているため、SMSは利用できます。SMSは電話番号を利用したメッセージ機能で、アプリなどの個人認証などにも使えるため便利な機能です。
シェアプランの子回線は最大3つ
子回線で通話はできない
子回線でもSMSを使える
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子回線専用プラン(シェアプラン)の料金
シェアプランの子回線は通常の料金プランが適用されません。専用プランについて紹介します。
基本使用料(シェアプランセット割適用)
プラン | プランS |
プランM |
プランL |
---|---|---|---|
基本使用料 (割引前) ※3回線まで |
980円 | 980円 | 980円 |
シェアプラン セット割引額 |
– | 490円 | 980円 |
基本使用料 (割引後) ※3回線まで |
980円 | 490円 | 0円 |
子回線専用プランの基本使用料は980円です。しかし、子回線には割引が適用されるのが魅力。シェアプランセット割によって、月額がお得になります。
また、親回線がどのプランに契約しているかで月額は異なります。
たとえば、スマホベーシックプランMなどは490円引きで月額490円、スマホベーシックプランLなどは980円引きで月額無料になります。
つまり、親回線の料金が高いほど子回線の割引額が増えて、月額がお得になるということです。親回線で大容量のプランに契約し、シェアプランを利用すると月額が安くなります。
事務手数料無料キャンペーン中に契約すればさらにお得
割引項目 | 割引前 料金 |
割引後 料金 |
---|---|---|
加入当月の 基本使用料 |
980円 | 無料 |
契約事務手数料 (親回線と同時加入でない場合) |
3,000円 | 無料 |
ワイモバイルでは2014年12月から5年以上に渡って、シェアプランに関するお得なキャンペーンを実施しています。
このキャンペーンは、子回線として契約したSIMの初月の月額と契約事務手数料が無料になるキャンペーン。ただ、契約事務手数料無料キャンペーンの対象は親回線と子回線の加入時期が違う場合のみです。
子回線を親回線と一緒に契約した場合は、そもそも子回線の契約事務手数料は発生しません。キャンペーンは終了時期が未定なので早めに申し込みましょう。
SMS通信料
項目 | 料金 |
---|---|
SMS送信料 |
3円/通 |
SMS受信料 |
無料 |
シェアプランの子回線はデータSIMなので音声通話はできませんが、SMSは利用できます。そして、SMSには月額とは別に利用料が発生します。
SMSの利用料は、受信する場合は無料、送信する場合は1通あたり3円になります。SMSを頻繁に使う人はSMS利用料が発生することを確認しておきましょう。
SMSの送信料は1通ごとに発生するため、連絡内容はなるべく1通にまとめて送信するのがおすすめ。また、SMSでメールアドレスを交換し、メールに移行するのも節約になります。
子回線には割引が適用
キャンペーンで初月は無料
SMSは利用料がかかる
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親回線対象プランの料金
ワイモバイルのすべてのプランが親回線として利用できるわけはありません。親回になる料金プランを紹介します。
スマホベーシックプランの基本使用料
プラン (データ量) | 月額料金 (税込) |
---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 |
シンプルR (25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルのスマホベーシックプランでは、データ容量に応じてS、M、Lの3種類のプランが用意されていて、自分にあったプランを選ぶことができます。
スマホベーシックプランの特徴は10分かけ放題が基本料金に含まれている点。追加料金なしで10分以内の国内通話がかけ放題なので、10分以内の短い通話をする人にはおすすめです。
そして、先ほど紹介した通りS、M、Lのどのプランに契約するかで、シェアプランの子回線の月額が変わってくるので注意してください。
3GBでできること | 時間 |
---|---|
ゲームアプリ |
12時間 |
動画視聴 |
18時間 |
メッセージアプリ |
2400往復 |
WEB閲覧 |
1320ページ |
データベーシックプランの基本使用料
プラン名 | 料金 (容量) |
---|---|
データベーシック プランS |
1,980円 (1GB) |
データベーシック プランL |
3,696円 (7GB) |
ワイモバイルのデータベーシックプランは、通話ができないデータSIMのプラン。タブレット専用で、スマホを利用する場合はこのプランを利用できません。
データベーシックプランのデータ容量は1GBのプランSと7GBのプランLの2種類。子回線とシェアすることを考えるとプランLがおすすめです。
スマホベーシックプランと同様で、データベーシックプランに契約した場合も、親回線のプランによって子回線の月額が決まる仕組みになっていて、プランSなら980円、プランLなら0円です。
スマホベーシックプランなら10分かけ放題
データベーシックプランはスマホで使えない
プランによって子回線の月額が異なる
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シェアプラン利用時の月額料金の合計
回線 | 料金 (容量) |
---|---|
親回線 (月額) |
3,680円 (9GB) |
子回線 (月額) |
490円 |
合計 (月額) |
4,170円 |
シェアプランを利用して3人で9GBを使う場合、親回線がデータ容量9GBで月額3680円のスマホベーシックプランMに契約し、子回線の2つとも月額が490円になるので、月額の合計は4660円です。
一方で、シェアプランを利用せず、それぞれがデータ容量3GBで月額1,980円のスマホベーシックプランSに契約した場合、月のデータ容量は9GBで月額の合計は5,940円になります。
つまり、3人で9GB使う場合はシェアプランを使うことで1ヶ月に1,280円の節約になります。シェアプランを活用すれば月額の節約になるのです。
ワイモバイルは通信速度が魅力
時間帯 | 通信速度 |
---|---|
朝 (8:00-8:30) |
13.7 Mbps |
昼 (12:15-12:45) |
16.1 Mbps |
夜 (19:00-22:00) |
10.6 Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
ワイモバイルは通信速度が速いのが魅力です。1日を通して10Mbpsを上回っていて、回線が混雑する時間帯に関係なく、どの時間帯でも安定した高速通信が利用できます。
ワイモバイルは大手キャリアのソフトバンクのサブブランドなので、他の格安SIMよりも優先的に回線が割り当てられます。そのため回線が混雑する昼や夕方などの時間帯も通信速度は落ちません。
一般的に10Mbps以上あれば快適に通信ができるといわれていて、ワイモバイルはどの時間帯も10Mbpsを上回っているので、通信速度を重視するならワイモバイルはおすすめです。
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ワイモバイルと他社を比較
格安SIM選びに迷ったら比較がおすすめ。人気の格安SIMのOCNモバイルONEとmineoとワイモバイルを比較します。
シェアプランを利用した場合の月額を比較
MVNO | ワイ モバイル |
OCN モバイルONE |
mineo (マイネオ) |
---|---|---|---|
月額料金 (親回線) |
3,680円 (9GB) |
3,730円 (10GB) |
3,480円 (6GB) |
月額料金 (子回線) |
490円 (シェアプラン) |
520円 (容量シェア) |
990円 (3GB) |
月額料金 (合計) |
4,170円 | 4,250円 | 4,470円 |
リンク | 公式詳細 | 公式詳細 | 公式詳細 |
ワイモバイルでシェアプランを利用し、2人で9GBを消費する場合、親回線が月額3,680円のスマホベーシックプランM、子回線が490円のプランに契約するので月額の合計は4,170円になります。
同様にOCNモバイルONEはデータ容量10GBを月額4,250円、mineoはデータ容量9GBを月額4470円でシェアできます。
つまり、3つのMVNOを比較するとワイモバイルが最も安くなっています。また、ワイモバイルのスマホベーシックプランでは10分かけ放題がついているため、通話をする人には特におすすめです。
通信速度を他社と比較
MVNO | 通信速度 (朝) |
通信速度 (昼) |
通信速度 (夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
ワイ モバイル |
13.7 Mbps | 16.1 Mbps | 10.6 Mbps | 公式詳細 |
OCN モバイルONE |
4.5 Mbps | 0.3 Mbps | 6.3 Mbps | 公式詳細 |
mineo (softbank回線) |
1.5 Mbps | 0.3 Mbps | 4.9 Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
ワイモバイルは通信速度が安定して10Mbpsを超えていて、朝、昼、夜、すべての時間帯で3つのMVNOのなかで最も速くなっています。
一方でOCNモバイルONEとmineoは朝と夜の通信速度が5Mbps前後ですが、昼の通信速度が1Mbpsを下回っていて非常に遅くなっています。
昼は多くの人がスマホを使って回線が混雑するため、多くの格安SIMで通信速度が遅くなる傾向にあります。回線が混雑する時間帯でも安定した通信を利用したいならワイモバイルがおすすめです。
データシェアならワイモバイルはお得
ワイモバイルは通話もお得
ワイモバイルは高速通信が安定している
ワイモバイルの公式サイトへ OCNモバイルONEの公式サイトへ mineoの公式サイトへ
ワイモバイルはこんな人におすすめ
ワイモバイルはデータシェアの料金がお得な上に通信速度が速いのが魅力。ワイモバイルがおすすめの人を紹介します。
容量を複数端末でシェアしたい人
ワイモバイルはシェアプランがお得なので、格安SIMで少しでも安くデータ容量をシェアしたいと考えている人におすすめです。ワイモバイルでは最大4つの端末でデータ容量をシェアできます。
たとえば、家族で格安SIMに契約する場合や1人で複数の端末を持っている人が格安SIMに契約する場合はワイモバイルのシェアプランがおすすめ。
複数人もしくは複数端末でワイモバイルに契約する場合は、それぞれが個別に契約するのではなくシェアプランを活用して契約する方が料金がお得になります。
追加SIMでは音声通話をしない人
ワイモバイルのシェアプランの子回線の料金プランは、通常の料金プランではありません。そして、子回線で利用する専用プランで契約できるのはデータSIMのみ。
シェアプランの子回線では音声通話ができないため、シェアプランは通話を追加SIMで通話しない人におすすめです。音声通話をしたい場合は通常のスマホベーシックプランに契約します。
ワイモバイルでSIMを追加する場合は音声通話をしない人もしくは端末がおすすめです。1人で複数端末を持つ場合は音声通話が不要の場合が多く、その場合はシェアプランを利用できます。
とにかく通信速度が速いことにこだわる人
通信速度にこだわる人にもワイモバイルはおすすめ。格安SIMは通信速度が遅いイメージを持つ人もいますが、ワイモバイルなら快適に通信ができます。
ワイモバイルは大手キャリアのソフトバンクのサブブランド。回線が優先的に割り当てられるため、通信速度は格安SIMのなかでもトップレベルの速さで、時間帯に関係なく安定しています。
契約している格安SIMの通信速度に不満がある人や大手キャリアから通信速度を落とさずに格安SIMに乗り換えたい人にはワイモバイルがおすすめです。
お得にデータシェアができる
追加SIMでは通話ができない
通信速度が速い
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総括:ワイモバイルはデータシェアしたい人にもおすすめ!
ワイモバイルではシェアプランを利用して複数の端末で1つの回線のデータ容量を分け合えます。シェアプランで追加できるSIMは最大3枚。
親回線はスマホベーシックプランかデータベーシックプランで、親回線のプランによって子回線の料金が異なります。
また、子回線にはお得なキャンペーンが適用されるのも魅力です。他の格安SIMと比較してもシェアプランの合計金額はワイモバイルがお得。
ワイモバイルは通信速度が速く、通話がお得にできるのも特徴で、お得に快適にデータシェアを利用するならワイモバイルがおすすめです。
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
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ワイモバイルのQ&A
データ通信容量が上限に満たなかった場合でも、余ったデータ通信容量を翌月へくりこすことはできません。
データ通信料が1GBの場合、メールの送受信は「約2,090通」、ニュースサイトなどの閲覧は「約3,490ページ」などが利用可能目安となります。
スマートフォン/タブレット/ケータイ(ガラケー)、PHSは、月途中の加入の場合、基本使用料は日割り計算されます。Pocket WiFiは、ご契約中のプランによって異なりますが、日割り計算または満額請求になります。
請求締め日は毎月末日です。お支払い期日は翌月26日ごろです。
個人のお客さまであること、ワイモバイルを対象料金プランでご契約すること、固定通信サービス(SoftBank Air、SoftBank 光など)をお申し込み後180日以内に開通(契約成立)することなどが条件です。
ワイモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
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事業者名 | |
月額料金 | 月額1,480円~ |
端末保証 | 故障安心パックプラス 故障安心パック 故障安心パック-S 故障安心パックライト |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・ソフトバンクのサブブランド ・通信速度が速い |