某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
ただしipadには、Wi-Fiだけ使えるモデルと、simカードを入れて使えるセルラーモデルがあります。
格安simが使えるipadには条件があり、会社によっては動作確認されていない端末も多くあるので注意が必要です。
そんな中、LINEモバイルはほとんどのipad端末を使うことができる上、トリプルキャリア回線に対応しているため、iPadをsimフリー化する必要がありません。
格安simでipadを使いたい人は、ぜひLINEモバイルを検討してください!
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
LINEモバイルの公式サイトへ
ipadはセルラーモデルをsimフリー化して使おう
セルラーモデルとは、SIMカードを挿して3Gや4Gの電波を使ってデータ通信ができる端末になります。
ipadは「セルラーモデル」を選ぶ
ipadには「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi+セルラーモデル」があり、「Wi-Fiモデル」はWi-Fiのあるところでしか使用できません。
一方、「Wi-Fi+セルラーモデル」はWi-Fiがなくてもsimカードを差し込めばインターネットに接続することができます。
そのため、格安simでipadを使うためには「Wi-Fi+セルラーモデル」のipadを選ぶ必要があります。
ipadを購入する際は、simカードを入れて使えるセルラーモデルかどうかをしっかり確認しましょう。
ipadをsimフリー化する方法を紹介
simフリーの端末を選ぶ
ipadの「Wi-Fi+セルラーモデル」には、「simフリー版」と「キャリア版」の2種類があります。
キャリア版とは、au・ドコモ・ソフトバンクで販売されている端末のことです。simフリー版はApple Storeなどで販売されています。
Apple Storeなどで販売されている「simフリー版」のipadを購入した場合、どの回線の格安simでもそのまま使えますよ。
simロック解除する
大手キャリアで販売されている「キャリア版」のipadを購入した場合、他回線で使うときはsimロック解除する必要があります。
というのも、キャリア端末は他社の回線が使えないようにsimにロックがかかっているのです。
キャリア版のipadを購入した場合は、simロック解除をして「simフリー端末」にしておくと、どの回線の格安simでも使えるようになります。
セルラーモデルも選ぶ
simフリー版ならどの回線でも使える
キャリア端末はsimロック解除が必要
ipadのセルラーモデルを格安simで使う方法
ipadのセルラーモデルを格安simで使う方法や注意点についてまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
simの回線を確認する
繰り返しになりますが、大手キャリアで購入したipadの場合は基本的にsimロックがかかっています。
そのため、キャリア端末をそのまま使用するには格安simの回線が大手キャリアの回線と同じである必要があります。
例えば、ドコモで購入した端末ならドコモ回線に対応している格安simを選ぶ必要があるということです。
しかし、simロック解除をすればどの回線の格安simでも使えるようになるので、乗り換え先の回線によってはsimロック解除が必要になります。
動作確認されているかチェックする
格安sim | LINE モバイル |
UQ モバイル |
ワイ モバイル |
---|---|---|---|
iPad (7th) |
◯ | × | × |
iPad (6th) |
◯ | × | ◯ |
iPad Pro 12.9インチ(3rd) |
◯ | × | ◯ |
iPad Pro 11インチ(3rd) |
◯ | × | ◯ |
iPad Pro 10.5インチ |
◯ | × | ◯ |
iPad Air (3rd) |
◯ | × | × |
iPad mini (5th) |
◯ | × | × |
リンク | – | 公式詳細 | 公式詳細 |
格安sim会社ごとに、ipad端末が動作確認されている場合は「◯」、動作確認されていない場合は「×」を表に示しています。
それぞれの業者ですべての端末が使えるというわけではなく、格安simの会社によって動作確認されているipad端末が限られています。
今回は、LINEモバイル・UQモバイル・ワイモバイルの3社で動作確認されているipad端末をチェックしてみました。
動作確認済みのipad端末は格安SIM業者ごとに違うので、事前に動作確認済み端末かどうかを確認しておきましょう。
データsimを選ぶ
sim | 電話 | SMS | Web |
---|---|---|---|
音声通話 sim |
◯ | ◯ | ◯ |
データsim (SMSあり) |
× | ◯ | ◯ |
データsim (SMSなし) |
× | × | ◯ |
simカードには、「音声通話sim」「データsim(SMSあり)」「データsim(SMSなし)」の3種類があります。
月額料金は、音声通話sim > データsim(SMSあり) > データsim(SMSなし)の順にそれぞれの格安SIMで設定されています。
格安simでipadを使う場合、ipad自体に電話機能がないため、ipadでは音声通話simではなく「データsim」を選ぶべきです。
データsimは料金も安く済みますし、格安simでipadを使う場合は「データsim」を選ぶようにしましょう。
simの回線を確認する
動作確認されているかを確認
「データsim」を選ぶ
ipadのセルラーモデルをsimフリー化する
ipadのセルラーモデルをsimフリー化する方法を、ドコモ・au・ソフトバンクそれぞれの場合で見ていきましょう。
ドコモの場合
2015年4月以前に購入した機種
2015年4月以前に購入した機種の場合、ドコモショップに行ってsimロック解除手続きができます。下記はsimロック解除に必要なものです。
- simロック解除したい端末
- 本人確認書類
- simロック解除手数料:3,000円
simロック解除したい端末と本人確認書があれば手続きができますが、SIMロック解除手数料3,000円を窓口にて払う必要があります。
また、1回の受付でsimロック解除できるのは「お一人さま2台まで」となっているので注意しましょう。
2015年5月以降に購入した機種
2015年5月以降に購入した機種の場合、simロック解除できる条件は以下の通りになります。下記を満たしていれば、「web」「電話」「店頭」で手続きができます。
- 購入日から100日経過
- 購入日から100日未満で端末代金完済
SIMロック解除には3種類の方法がありますが、その中でも無料で手続きができる「web手続き」がおすすめです。
ドコモマイページから簡単にSIMロック解除の手続きができますよ。電話やドコモの店舗でSIMロック解除する場合、手数料が3,000円かかります。
auの場合
- 2015年4月23日以降発売の対応機種
- ネットワーク制限中でない
- 購入から100日未満は端末代金一括払い
au端末の場合、解約済の機種(中古端末など)、名義変更後の機種はwebからの手続きができず、auショップでの受け付けとなります。
現在auで契約中の方は、「My au」にて購入履歴が確認できる機種のみ手続きが可能となっています。
webから手続きすれば手数料無料で、auショップだと3,000円かかるので、web手続きがおすすめです。
ソフトバンクの場合
最後にソフトバンクの端末をsimロック解除する方法です。simロック解除できる条件は以下の通りです。
- 2015年5月以降に発売された機種
- 購入日より101日経過
auやドコモと同じように、インターネットから手続きすれば手数料無料、ソフトバンクショップだと3000円かかります。
「My SoftBank」から無料でSIMロック解除の手続きが可能なので、端末の製造番号(IMEI番号)や端末情報を入力し、解除手続きに進みましょう。
webから手続きすれば手数料無料
マイページから簡単に手続きできる
店舗だと3000円かかってしまう
格安simでipadを利用するならLINEモバイルがおすすめ
格安simでipadを利用するならLINEモバイルがおすすめですが、LINEモバイルとはどのような格安simなのでしょうか?特徴や料金プランを見ていきましょう。
LINEモバイルの特徴
動作確認済の端末が多い
先ほど、LINEモバイル・UQモバイル・ワイモバイルの3社で動作確認されているipad端末をチェックした通り、LINEモバイルはipadの動作確認済み端末が多いです。
LINEモバイルはipadの動作確認済み端末が多いので、選択枠が広く、好きなipadを選ぶことができます。
公式ホームページの「動作確認済み端末一覧」を見ると、データ通信・音声通話・テザリングが可能かどうかなどが一目でわかりますよ。
テザリングも可能
LINEモバイルでは、ipadでテザリングができます。デザリングとは、スマホをモバイルWi-Fiルーターのように使用できる機能のことです。
デザリング機能があれば、他に端末もインターネットに接続することができるので便利ですよ。
ただ、SIMフリー端末であれば利用できますが、ドコモ、ソフトバンク、auなどの大手キャリアで購入した端末では、利用できない場合があります。
そのため、自分の端末が対応した端末かどうか、事前に公式ホームページの動作確認済み端末を確認しておくことをおすすめします。
LINEモバイルの料金プラン
LINEデータフリー
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
月額基本利用料(ベーシックプラン)に、データフリーオプションとして「LINEデータフリー」を選択した場合の料金を記載しています。
LINEモバイルの最大の特徴は「データフリー」。データフリー対象のサービスは、データ通信が消費されず、実質「使い放題」です。
LINEがデータフリー対象の「LINEデータフリー」は月額0円となっているので利用しない手はありません。
500MBで できること | 時間 |
---|---|
ゲームアプリ | 2時間 |
動画視聴 | 3時間 |
メッセージアプリ | 400往復 |
WEB閲覧 | 220ページ |
SNSデータフリー
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 880円 | 1380円 |
3GB | 1,260円 | 1,760円 |
6GB | 1,980円 | 2,480円 |
12GB | 2,980円 | 3,480円 |
月額基本利用料に、データフリーオプションとして「SNSデータフリー」を選択した場合の料金です。
SNSデータフリーはLINEに加えて、「Twitter」「Facebook」もデータフリーで利用できるプランです。
3つのSNSが実質使い放題で楽しめるのは嬉しいですよね。月額基本利用料+月額280円で3つのSNS利用時のデータ通信量がゼロになるのはコスパが良いです。
SNS音楽データフリー
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 1,080円 | 1,580円 |
3GB | 1,460円 | 1,960円 |
6GB | 2,180円 | 2,680円 |
12GB | 3,180円 | 3,680円 |
上記は月額基本利用料に、データフリーオプションとして「SNS音楽データフリー」を選択した場合の料金になります。
SNS音楽データフリーは、SNSデータフリーで対象だった3つのSNSサービスに加えて、Instagram・LINE MUSICもデータフリーの対象となります。
LINE MUSICの利用料金は含まれておらず、別途LINE MUSICへの加入と月額料金がかかるということを頭に入れておきましょう。
動作確認済み端末が多い
ipadでテザリングができる
LINEモバイルの最大の特徴はデータフリー
LINEモバイルの公式サイトへ
LINEモバイルと他のMVNOを比較
データフリーがあり、ipadでテザリングも可能な「LINEモバイル」ですが、他と比べてお得なのでしょうか?回線やデータsimの料金を他社と同時にチェックしていきましょう。
回線を比較
格安sim | LINEモバイル |
UQモバイル |
ワイモバイル |
---|---|---|---|
ドコモ 回線 |
◯ | × | × |
au 回線 |
◯ | ◯ | × |
softbank 回線 |
◯ | × | ◯ |
リンク | – | 公式詳細 | 公式詳細 |
対応回線を調査したところ、LINEモバイルのみ3回線に対応していました。LINEモバイルは、3回線から好きな回線を選べ、基本のプラン料金は全ての回線で共通です。
ソフトバンク回線・ドコモ回線・au回線で、回線ごとに料金が異なるということはありません。
UQモバイルとワイモバイルはそれぞれ1回線しか対応していませんが、どちらも通信速度が安定していると定評がありますよ。
データsimの料金を比較
格安sim | 月額料金 (容量) |
リンク |
---|---|---|
LINEモバイル |
980円 (3GB) |
– |
UQモバイル |
980円 (3GB) |
公式詳細 |
ワイモバイル |
1,980円 (1GB) |
公式詳細 |
最後に「料金」をチェックしていきましょう。データsimの料金を比較してみたところ、「LINEモバイル」と「UQモバイル」が安いという結果になりました。
LINEモバイルにはデータフリー機能がありますし、その点を考慮すると高速データ通信をより多く利用できます。
LINEモバイルは料金が安く、かつ高速データ通信が多く利用できるお得な格安simなのですね。
ワイモバイルは1GBで1,980円となっていますが、4G高速通信に対応しています。また、500MBごとに500円の追加料金を払うと通常速度に戻すことができますよ。
3回線から好きな回線を選べる
LINEモバイルは料金が安い
高速データ通信が多く利用できる
LINEモバイルの公式サイトへ UQモバイルの公式サイトへ ワイモバイルの公式サイトへ
総括:ipadのセルラーモデルをsimフリー化してLINEモバイルで使おう!
ipadの格安simとして、LINEモバイルを選ぶメリットといえば、ipadの動作確認済み端末が多く、月額料金が非常にリーズナブルなこと。
LINEモバイルはipadの動作確認済み端末が多いので選択枠が広く、料金設定も良心的です。
ipadはSNSをメインに利用する人も多いのではないでしょうか?LINEにはデータフリーという魅力的な機能があり、SNSをたくさん利用したい人にもぴったりです。
料金が安く、かつ高速データ通信を多く利用できる「LINEモバイル」をぜひ検討してみてくださいね!
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
LINEモバイルの公式サイトへ
LINEモバイルのQ&A
■ベーシックプランをご利用の場合 最低利用期間:なし SIMタイプ⋅利用期間にかかわらず解約⋅MNP転出する際は解約事務手数料がかかります。 解約事務手数料:1,000円
本人確認審査完了の翌日~1週間でご契約の住所にお届けします。
データフリーとは、対象サービスのデータ通信量(SNSデータフリーでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebookのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
LINEモバイルでは、クレジットカード、またはLINE Pay(クレジットカード登録要)、LINE Pay カードでの申し込みとなっています。 コンビニや銀行振り込み、口座振替はご利用できません。
端末保証は、自然故障や水濡れ、破損など思わぬトラブルに備えるための有料オプションです。LINEモバイルを契約または回線変更の際、「端末+SIMカード」を選択したとき、機種変更のお申し込みをしたときにのみ、お申し込みできます。
LINEモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額500円~ |
端末保証 | 月額450円 端末持ち込み:月額500円 |
初期費用 | ・simカード発行費用400円 ・事務手数料3000円 |
契約期間 | 音声通話SIM:1年 |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・SNSが使い放題 ・2019年4月からau回線利用可能 |
キャンペーン | LINEポイントorLINE Pay残高 5,000相当がもらえる |