某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
普段なにげなく聞く「simカード」。どういうものか分かっているけど、いざ説明してくださいと言われたら……できませんよね?
そこで今回は「simカード」について解説します。
simカードと一言でいっても色んな種類があります。このスマホでは使えるけど、違うスマホでは使えないといったぐあいです。
それではいってみましょう!
MVNO | OCNモバイルONE |
---|---|
月額料金 | 月額900円から |
MVNO評価 | ★★★★ |
特徴 | ・契約期間は6ヵ月! ・他とは異なるデータプラン! |
キャンペーン | 端末価格5,280円~ |
OCNモバイルONEの公式サイトへ
simカードとは
「格安SIM」という言葉を耳にしますが、「そもそもSIMカードをよく知らない」という方も多いのではないでしょうか?
SIMカードとはスマホの中に入っているICチップの事です。このICチップの中に契約情報や電話番号といった個人情報が含まれています。
このSIMカードがなければ、外出中のインターネットや音声通話はできません。普段見かけることはありませんが、とても重要な役割を持っている部品です。
SIMカードには様々な種類がありますので、それぞれのSIMカードの特徴について解説していきます。
simカードの種類
4種類のSIMカードの特徴について詳しく解説していきます。
標準SIM
標準SIMは縦25mm×横15mmのサイズで、SIMカードの中では最も大きなタイプとなっています。
このサイズのSIMカードは近年ではあまり見かけることが無くなりました。もともとは主にガラケーや初期のスマートフォン(3G)に使用されていたためです。
4G世代のスマホの普及により、標準SIMを使用する本体はほとんど存在していません。
マイクロSIM
マイクロSIMは標準SIMと比較すると、サイズは一回り小さい縦15mm×横12mmとなっています。
2010年ごろから普及し始め、2021年でマイクロSIMを使うスマートフォンは少なくなってきました。中古市場を探すと、現役のマイクロSIM端末は多く見つかります。
ナノSIM
これまでで最も小さいのがナノSIMで、サイズは縦12.3mm×横8.8mmとなっています。
ICチップの周りにあるプラスチックを極限まで削り取ることでコンパクト化を実現しました。
スマートフォンに主に使用されているため、現在のSIMカードの主流はナノSIMであると言えるでしょう。
マルチSIM
マルチSIMは自分の本体に必要なSIMカードのサイズに切り取ることができるという特徴を持っています。
標準SIM、マイクロSIM、ナノSIMのサイズに、一枚の紙から必要なサイズに切り離すことで使用します。
標準サイズに切り取った後、一回り小さいマイクロSIMサイズに調整することは出来ますが、小さく切り取ったSIMカードを1つ上のサイズに調整することはできません。
誤って必要サイズよりも小さく切り取ってしまった場合は、キャリアに連絡をして再発行の手続きをしてもらう必要があります。
simカードのサイズ
種類 | サイズ(mm) |
---|---|
標準SIM |
15✖️25 |
マイクロSIM | 12✖️15 |
ナノSIM | 8.8✖️12.3 |
これまで解説してきたSIMカードのサイズを一覧にしてまとめてみました。横×縦のサイズ表記としています。
スマートフォンが普及し始めた当初は標準SIMが一般的でした。次第に本体やSIMカードの小型化が進み、現在はナノSIMのサイズにまで縮小しています。
現在流通しているスマホの多くはナノSIMですが、本体によって使用するSIMサイズは異なります。
本体やSIMカードを切り替える際は、どのサイズが必要なのかをあらかじめ調べておくとスムーズでしょう。
SIMは個人情報付きの通信用ICチップ
SIMカードは4つの種類がある
小型化の影響で縮小されてきた
機能の違いについて
音声通話SIMとデータSIMの違いや特徴について解説していきます。
音声通話SIM
音声通話SIMは一般的な携帯電話の機能である「通話」「データ通信」を行えるSIMカードです。
音声通話SIMには契約者それぞれに電話番号が割り振られ、これにより発信や着信が可能になります。
お仕事などで音声通話を使わなければならない人などは、音声通話SIMを契約することが一般的です。
もしも通話をしないという方であれば、次に紹介するデータSIMを使用するという選択肢もあります。
データSIM
音声通話SIMの他に、データSIMというものが存在します。データSIMは音声通話SIMと異なり通話機能がついておらず、電話番号などが割り振られません。
データ通信のみを目的としているため、WiFiのない屋外でのネット利用がメインのユーザーに選ばれています。
しかし、後から「通話の機能が必要だった」と後悔しても遅いため、SIMカードは今後の用途を想像して慎重に選択する必要があるでしょう。
SIMカードには2種類ある
音声通話SIMは通話機能が使える
データSIMは通話できずネット通信のみ
支払い方法でも違うsimカード
SIMカードの支払い方式である「プリペイド」と「ポストペイド」の違いをご紹介します。
プリペイド
プリペイドは事前に料金を前払いすることができる、「使い切り」タイプのSIMカードです。手続きが簡易的であるため、一部のユーザーがプリペイド方式を使用しています。
例えば海外の方が日本へ旅行に来た際に一時的にSIMカードを利用するケースや、少しの間だけ利用したり、クレジットカードが無い方などが利用します。
ポストペイド
ポストペイドは携帯電話会社と契約手続きを交わしたうえで、毎月の使用料を定期的に支払う利用方式のことです。日本の携帯ユーザーのほとんどはポストペイド方式です。
プリペイド方式を採用している携帯会社もありますが、ほとんどの方は長期的かつ継続的に使用されるので、ポストペイド方式が一般的と言えます。
SIMカードは支払い方法でも異なる
プリペイドは前払いの使い切りタイプ
ポストペイドは毎月の請求が発生する
SIMロックとSIMフリー
SIMロックというのは、例えばauのスマホではソフトバンクのSIMカードが使えない、というように使えるSIMカードが制限されている状態を意味します。
SIMフリーというのは、どこのスマホであってもSIMカードが問題なく使用できる状態のことです。
2015年からSIMロックの解除が義務化されており、義務化以降に販売開始されている端末はSIMフリー端末として利用できるようになっています。
そのため、格安SIMを今お持ちのスマートフォンで利用することも可能であるということが言えるのです。
OCNモバイルONE取扱商品
ここからはOCNモバイルONEで使えるiPhoneとAndroid製品についてまとめていきます。
iPhoneシリーズ
機種名 | 容量 (GB) |
料金 |
---|---|---|
iPhone 12 |
64 | 93,390円 |
iPhone 12 mini |
64 | 81,290円 |
iPhone 11 |
64 256 |
52,690円 70,290円 |
iPhone XR |
64 128 |
51,810円 57,310円 |
iPhone SE |
256 | 65,670円 |
OCNモバイルONEで取扱いのあるiPhoneシリーズの料金をまとめました。
最安値はiPhoneXRの64GBタイプで51,810円なので、iPhoneを安い料金で利用したいという方はこちらをおすすめします。
iPhone12と12miniも取り扱っていますが、最新機種のため81,290円~93,390円と少々値段は掛かります。本体容量は64GBのみの取扱いとなっています。
容量を重視する場合はiPhone11とSEの256GBタイプがオススメ。この2つの中から性能を重視するなら11を、最低限の機能でよければSEを検討してみてはいかがでしょうか。
Android製品
機種名 | 料金 |
---|---|
OPPO Find X3 Pro |
88,000円 |
Mi 11 Lite 5G |
19,300円 |
OPPO A54 5G |
8,600円 |
Redmi 9T |
1円 |
AQUOS sense4 plus |
19,400円 |
OPPO A73 |
1円 |
OPPO Reno5 A |
33,596円 |
moto g100 |
41,508円 |
Redmi Note 10 Pro |
25,558円 |
AQUOS sense5G |
35,849円 |
AQUOS sense4 |
24,414円 |
ZenFone 7 Pro |
87,890円 |
ZenFone 7 |
74,800円 |
Mi Note 10 Lite |
28,440円 |
OPPO Reno A |
16,501円 |
OCNモバイルONEで取り扱っているAndroid製品は全部で15種類と、豊富なラインナップを用意しています。
最安値は「Redmi 9T」「OPPO A73」で、本体価格は1円となっています。初期費用などを抑えたい方にはピッタリではないでしょうか。
高価格帯は「OPPO Find X3 Pro」「ZenFone 7 Pro」でどちらも約88,000円となりますが、値段に相当した高機能が搭載されています。
種類や価格帯に幅がある分、機能や予算へのニーズに幅広く対応していると言えるでしょう。
2015年以降はほぼSIMフリー
iPhoneはSEから最新12まで対応
Androidは豊富なラインナップから選べる
OCNモバイルONEの公式サイトへ
OCNモバイルONE月額利用料について
ギガ数 (GB) |
音声対応 SIM |
SMS対応 SIM |
データ通信 専用SIM |
---|---|---|---|
1 |
770円 |
– |
– |
3 | 990円 | 990円 | 858円 |
6 | 1,320円 | 1,320円 | 1,188円 |
10 | 1,760円 | 1,760円 | 1,628円 |
OCNモバイルONEの特徴は、使用するギガ数に応じて細かくプランを設定することができることです。
最安値は1GBのプランで、この場合は770円/月で利用することができます。月額1,000円を切るのはかなりお財布に優しいプランですよね。
最大は10GBとなっており、こちらは音声orSMS対応SIMで1,760円、データ通信SIMで1,628円となっています。
「ほどほどに安く使いたい」という方にOCNモバイルONEはぴったりです。
OCNモバイルONEの公式サイトへ
OCNモバイルONEとおすすめの格安SIM2社を比較
他社との通信料金や通話料金などを具体的に比較して解説します。
音声通話SIMの料金を比較
MVNO | 料金 (ギガ数) |
リンク |
---|---|---|
OCNモバイルONE |
990円 (3GB) |
公式詳細 |
UQmobile |
1,628円 (3GB) |
公式詳細 |
ワイモバイル |
2,178円 (3GB) |
公式詳細 |
音声通話SIMの料金を比較してみました。結論から言うと同じ3GBのプランで比較するとOCNモバイルONEの料金が最安値となります。
UQモバイルとの差額は月額638円、年間で7,656円がお得になります。ワイモバイルとの差額は月額1,188円、年間で14,256円の差額となります。
UQモバイルやワイモバイルと比較しても、OCNモバイルONEがもっともお得であることが分かりますね。
次に具体的な国内での通話料金を比較してみましょう。
国内通話料金を比較
MVNO | 料金 (30秒) |
リンク |
---|---|---|
OCNモバイルONE |
11円 | 公式詳細 |
UQmobile |
22円 | 公式詳細 |
ワイモバイル |
22円 | 公式詳細 |
音声通話SIMを利用した際の国内通話料金を3社で比較してみました。こちらもOCNモバイルONEが30秒で11円の最安値となっています。
かけ放題ではないプランですと、ちょっとした連絡が増えると通話料もかさんでしまいがちです。そういう時に通話料が安いと助かりますよね。
もしも通話をメインに考えたい方は、10分かけ放題プラン(935円/月)や完全かけ放題(1,430円/月)などを検討してみてはいかがでしょうか。
データプランを細かく設定できる
音声通話SIMは比較2社よりも安い
国内通話料金も最安値、かけ放題プランも
OCNモバイルONEの公式サイトへ
総括:simカードの知識があれば乗換も安心!
今回の記事ではSIMカードの知識について詳しく解説しました。現在はSIMフリー端末が多いため、格安SIMも問題なく利用できるのではないでしょうか。
月額の料金を格安に抑えたいという方は、OCNモバイルONEがおすすめです。他社よりも安い通信料金プランや通話料金が特徴となっています。
データ使用料に合わせてプラン設定ができるため、最適な月額料金で利用できます。音声通話に関しても使用頻度に合わせてプラン出来るので安心ですね。
是非この機会にOCNモバイルONEへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?
MVNO | OCNモバイルONE |
---|---|
月額料金 | 月額900円から |
MVNO評価 | ★★★★ |
特徴 | ・契約期間は6ヵ月! ・他とは異なるデータプラン! |
キャンペーン | 端末価格5,280円~ |
OCNモバイルONEの公式サイトへ
OCNモバイルONEの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額900円~ |
端末保証 | gooの端末保証 月額340円~ あんしん保証(持ち込み)月額500円 |
初期費用 | 初期手数料3,000円 SIMカード手配料394円 |
契約期間 | 音声通話sim:半年 データSIM:なし |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・端末料金が安い ・口座振替可能 |