某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
この記事では、格安SIMとは何かや、通信速度が落ちる理由などについて詳しく解説していきます。
また、そんな格安SIMの中でも、通信速度が速い業者として、UQモバイルとワイモバイルについて紹介していきます。
2社の料金プランや速度について比較も行っていますので、格安SIMを検討中の方は参考にしてみてくださいね!
MVNO | UQモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,980円~ |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・顧客満足度NO.1 ・通信速度が速くて評判 |
キャンペーン | 最大1万円 キャッシュバック |
UQモバイルの公式サイトへ
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
ワイモバイルの公式サイトへ
UQモバイルとワイモバイルの通信速度が速いと言われるのは何故?
UQモバイルとワイモバイルは通信速度に定評がある格安SIMですが、なぜ格安SIMでも通信速度が安定しているのでしょうか?
大手キャリアのサブブランドだから回線を優先的に使える!
UQモバイルは「au」のサブブランドで、ワイモバイルは「ソフトバンク」のサブブランドです。
大手キャリアのサブブランドということで優先的に回線を利用できるため通信速度が安定しており、速い速度で利用できます。通信速度が速いことから、どちらも満足度が高いです。
また、大手キャリアとほぼ同じエリアで使えるので、地方にいても「繋がりやすい」というメリットがあります。
格安SIMの通信速度が遅くなる原因っていったい何?
そもそもなぜ格安SIMは通信速度が遅くなるのか?という点ですが、これは「大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているから」という理由があります。
大手キャリアより通信速度が遅くなる傾向がありますが、代わりに安くサービスを提供しているのです。
利用者が多くなり、回線が混雑するほど通信速度が遅くなるので、利用者の多い昼間や夜の速度が落ちやすいという特徴もあります。
スマホの利用に快適な通信速度は?
用途 | 1Mbps時 | 5Mbps時 | 10Mbps時 |
---|---|---|---|
LINE メッセージ |
問題なし | 問題なし | 問題なし |
LINE電話 |
音声通話は可 ビデオ通話は 途切れる |
問題なし | 問題なし |
youtube |
ほぼ不可能 低画質なら可 |
普通画質 なら可能 |
高画質も可能 |
WEB ページ閲覧 |
問題なし | 問題なし | 問題なし |
アプリの インストール |
可能だが 時間がかかる |
可能だが 時間がかかる |
問題なし |
Twitter |
テキストは 問題なし 画像や動画は 時間がかかる |
テキストは 問題なし 画像や動画は 時間がかかる |
問題なし |
どのくらいの速さがあればスマホを快適に利用できるのか、ということで用途ごとに目安の速度を表にまとめてみました。
基本的に1Mbps以上の速さが出ていればある程度のことはストレスなくおこなえますが、動画は厳しいです。
YouTubeを高画質で視聴しようと思ったら、10Mbps程度の速度が必要になります。とはいえ1Mbpsでも低画質の動画なら見れることもありますよ。
大手キャリアのサブブランド
回線を借りてサービスを提供している
1Mbps以上の速さが必要
UQモバイルとワイモバイルについて詳しく紹介
通信速度に定評がある「UQモバイル」と「ワイモバイル」はどんな格安SIMなのか?チェックしていきましょう。
au回線を利用しているUQモバイル
UQモバイルの料金プラン
プラン | 料金 (容量) |
通信速度 |
---|---|---|
スマホ プランS |
1,980円 (3GB) |
最大300kbps |
スマホ プランR |
2,980円 (10GB) |
最大1Mbps |
データ 高速プラン |
980円 (3GB) |
最大225Mbps |
データ 無制限プラン |
1,980円 (無制限) |
最大500kbps |
料金プランはプランS、プランRの2種類のみで、プランRは低速時でも最大1MbpsとプランSよりも速い速度で利用できます。
ネットのみ利用できるデータSIMには「データ高速プラン」と「データ無制限プラン」があります。
データ高速プランは3GBまでですが、データ無制限プランは速度が500kbpsに制限される代わりにデータ使い放題。500kbpsでも文字中心のLINEやメールは問題なく利用できます。
スタイルによって選べるかけ放題
かけ放題 | 料金 | 内容 |
---|---|---|
10分かけ放題 |
700円 | 国内通話が 10分まで無料 |
月60分 定額パック |
500円 | 月60分までの 国内通話無料 |
無制限 かけ放題 |
1,700円 | 24時間いつでも 国内通話がかけ放題 |
UQモバイルには3つのかけ放題があり、月額料金は表を参考にしてください。短い通話をたくさん利用する人には「10分かけ放題」がおすすめです。
10分かけ放題は格安SIMでよくある通話オプションで、10分以内の国内通話が何度でも無料になります。
よく長電話するなら完全なかけ放題がおすすめで、24時間いつでも何時間でもかけ放題になります。
UQモバイルの通信速度
時間帯 | 通信速度 |
---|---|
朝 (8月11日) |
18.0Mbps |
昼 (8月11日) |
11.4Mbps |
夜 (8月11日) |
13.3Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
auの回線を借りてサービスを提供しているUQモバイルは、auの回線を優先的に使えるため通信速度が速いです。
auと同じエリアで使えて田舎でもつながります。10Mbps以上の速さをキープしており、1日を通して安定した速い速度が出ているので、通信速度を重視する人にもおすすめです。
「実効速度 4年連続No.1」の実績もあるほどなので安心して利用できるでしょう。口コミを見ても通信速度に関する良い意見が多く寄せられています。
UQモバイルを利用するメリット
- [データの節約ができる]
- [データを繰り返しできる]
- [料金がずっと変わらない]
UQモバイルには「節約モード」という機能があり、節約モードをオンにしていると低速モードになるもののデータが消費されません。
余ったデータ容量は翌月に繰り越されるので使い切れなくても無駄になりませんし、月額料金もずっと一律です。
2年目から高くなることもなく、キャンペーンでデータ容量が増量されたり、データを無制限に使えるプランがあることもメリットでしょう。
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ソフトバンク回線を利用しているワイモバイル
ワイモバイルの料金プラン
プラン | 料金 (容量) |
---|---|
スマホベーシック プランS |
1,980円 (3GB) |
スマホベーシック プランM |
2,980円 (10GB) |
スマホベーシック プランR |
3,980円 (14GB) |
データベーシック プランS |
1,980円 (1GB) |
データベーシック プランL |
3,696円 (7GB) |
音声通話が付いたスマホベーシックプランはシンプルに3種類で、データ通信のみのデータベーシックプランは2種類です。
スマホベーシックプランは契約翌月から6ヵ月間基本使用料が700円割引になるキャンペーンを実施しているので、半年間は特にお得に利用できますよ。
データベーシックプランは割高な印象ですが、4G高速通信に対応しておりタブレットの利用におすすめのプランです。
プランに10分かけ放題が含まれている
ワイモバイルの最大の特徴といえば、スマホベーシックプランに「10分かけ放題」が含まれていることです。
10分かけ放題は有料オプションとなっているところが多いのですが、ワイモバイルには最初から基本料金に含まれています。
+1,000円で制限がない「完全なかけ放題」にすることもできますよ。電話をたくさん利用する人は、必要に応じて通話オプションを追加してみてください。
ワイモバイルの通信速度
時間帯 | 通信速度 |
---|---|
朝 (8月11日) |
6.8Mbps |
昼 (8月11日) |
1.8Mbps |
夜 (8月11日) |
7.0Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
ワイモバイルのSIMはソフトバンクの回線を使っているため、一日を通して通信速度が速いです。
高速データ通信4Gに対応しており1Mbpsを切ることはほとんどありません。かつソフトバンクと同じエリアで利用できます。
通信速度は日によって異なりますが、安定かつ高速通信を提供しているワイモバイルならいつでもスマホをサクサク利用できるでしょう。
ワイモバイルを利用するメリット
- [家族割やおうち割でさらに安くなる]
- [口座振替での支払いにも対応している]
- [キャリアメールが無料で使える]
半年間お得になる新規割の他、家族割・おうち割といった割引があります。家族割は2回線目以降に適用される割引で、おうち割は光回線とのセット契約で適用される割引です。
いずれも割引額は500円で、家族割はなら最大9回線まで割引が適用されます。(複数回線を契約する場合でも割引対象。)
ワイモバイルは口座振替での支払いにも対応しているのでクレジットカードを持っていない人でも契約できますし、キャリアメールが無料で使えまるというのもメリットです。
かけ放題プランがある
一日を通して通信速度が速い
良心的な価格設定
ワイモバイルの公式サイトへ
UQモバイルとワイモバイルを比較
UQモバイルとワイモバイルはどちらもおすすめの格安SIMですが、強いて言うならどちらがおすすめなのでしょうか?
通信速度を比較
格安SIM | UQモバイル |
ワイモバイル |
---|---|---|
通信速度 (8/11 朝) |
18.0Mbps | 6.8Mbps |
通信速度 (8/11 昼) |
11.4Mbps | 1.8Mbps |
通信速度 (8/11 夜) |
13.3Mbps | 7.0Mbps |
リンク | 公式詳細 | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
通信速度の観点からするとUQモバイルとワイモバイルは一日を通して通信が安定していることが多く、申し分ない通信速度です。
格安SIMで特に速度が落ちやすい昼間でもほとんど同じように使えるのは大きなメリットでしょう。ネットに繋がらないというストレスなく利用できるのです。
また、時間帯や日によって通信速度に差があるため、通信速度はあくまで参考程度にしておいてください。
音声通話プランを比較
格安SIM | UQモバイル |
ワイモバイル |
---|---|---|
料金 (容量) |
1,980円 (3GB) |
半年間:1,980円 以降:2,680円 (3GB) |
10分 かけ放題 |
700円 | 無料 |
合計 | 2,680円 | 2,680円 |
リンク | 公式詳細 | 公式詳細 |
音声通話ができるプランの料金を比較したところ、10分かけ放題を含めた料金は最終的な合計金額が同じになりました。
UQモバイルは特に割引キャンペーンがありませんがずっと料金の変動がなく同じ料金で使えます。ワイモバイルは新規割が適用され半年間700円割引なのでその間はお得です。
ワイモバイルは一見料金が高いですが、プランに10分かけ放題が含まれているのでUQモバイルと同じになるのですね。
また、UQモバイルもワイモバイルも有料オプションを追加すれば「無制限のかけ放題」にすることもできます。
データ通信プランを比較
格安SIM | 料金 (容量) |
リンク |
---|---|---|
UQモバイル |
980円 (3GB) |
公式詳細 |
ワイモバイル |
1,980円 (1GB) |
公式詳細 |
データ通信のみのプランでは「UQモバイル」が安く使えることがわかりました。先述した通りUQモバイルは無制限プランもあるので、そちらも検討してみるといいでしょう。
無制限プランは通信速度が制限されるもののデータ消費無しで利用できます。表を見てわかるように、ワイモバイルのデータ通信プランは少々割高です。
そのため、ワイモバイルを利用するのであれば音声通話もできる「スマホベーシックプラン」がおすすめです。
一日を通して通信が安定している
音声通話の料金は同じ
データ通信のみならUQモバイルが安い
それぞれの格安SIMはどんな人におすすめ?
UQモバイルもワイモバイルも通信速度が速く、それぞれメリットがありますが、最後にどんな人におすすめなのかをご紹介していきます。
データ通信プランを使いたい人はUQモバイルがおすすめ
UQモバイルにはワイモバイルにはない「データ通信無制限のプラン」があるため、データ通信をお得に使いたい人におすすめです。
スマホプランなら「プランR」がおすすめ。プランRは低速時でも最大1Mbpsの速度で利用できるため、よりストレスが少ないでしょう。
音声通話の付いたスマホプランもおすすめですが、データ高速プランが安く使えるので、データ通信のみ利用したい人は「UQモバイル」を選ぶといいでしょう。
10分以内の電話が多い人はワイモバイルがおすすめ
ワイモバイルのスマホベーシックプランは「10分かけ放題」がプランに含まれているため、かけ放題オプションを追加で付ける必要がありません。
半年間は700円割引されますし、10分かけ放題を含む料金なら半年間は特にお得になります。
700円引きの「新規割」期間を過ぎても、家族割やおうち割で500円引きも適用されるので引き続きお得に利用できますよ。
よく短い通話をする人は、「ワイモバイル」のスマホベーシックプランを検討してみてくださいね。
それぞれメリットがある
データ通信ならUQモバイル
音声通話SIMならワイモバイル
総括:UQモバイルとワイモバイルは安定した通信速度が魅力的!
UQモバイルとワイモバイルはどちらも大手キャリアのサブブランドなので優先的に回線を利用できます。
料金プランや通信速度は大差ないので、料金プランやサービス内容、キャンペーンを比べてどちらがいいかを判断してみてください。
UQモバイルはデータを繰り返しできますが、ワイモバイルはできません。しかしワイモバイルはキャリアメールが無料で使えたりキャンペーンが充実していますよ。
データ通信のみ利用したい人は無制限プランのある「UQモバイル」、よく短い通話をする人は10分かけ放題が基本的に含まれる「ワイモバイル」を選んでみてくださいね!
MVNO | UQモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,980円~ |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・顧客満足度NO.1 ・通信速度が速くて評判 |
キャンペーン | 最大1万円 キャッシュバック |
UQモバイルの公式サイトへ
MVNO | ワイモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額1,480円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・半年間700円割引 ・通信速度が速い |
キャンペーン | 家族割で2回線目以降 500円引き |
ワイモバイルの公式サイトへ
UQモバイルのQ&A
2019年10月1日に提供を開始した、UQ mobileの新プランです。 特徴としては、2年目以降もお支払金額が変わらず、 安心して長くご利用いただけます。 また、ご契約期間や最低利用期間、契約解除料もありません。
ギガMAX月割は、UQ mobileとWiMAX 2+を同一名義でご契約いただいているお客さまにお申込みいただける割引です。 毎月、UQ mobileの月額基本料金から最大500円を割引いたします。「UQ家族割」をご利用中の場合、家族割グループ内の親回線から割引いたします。 また、2020年3月18日より対象のサービスも拡大されました。
オンラインショップでのお申し込み手続きおよび審査完了後、端末セットまたはSIMカードを通常は翌日に発送いたします。(お申込みから商品発送まで状況により当日~1週間程度かかる場合がございます。発送手配完了後、メールにて宅配業者とのお問い合わせ番号をお知らせいたします。) 商品到着後、端末にSIMカードを取り付け、MNP転入切替/回線切替手続きやネットワーク設定(APN設定)などの初期設定を行っていただくことでご利用いただけます。
はい、同一名義で最大3回線までお申込みいただけます。 ※契約当初に契約できる回線数は原則1回線までです。但しご契約内容により複数回線のお申込みが可能です。 その後ご利用状況等に応じて最大5回線までお申込みいただけます。
ご利用いただける支払方法は、クレジットカード払い もしくは口座振替(郵便局の場合は自動振込)のいずれかとなります。
ワイモバイルのQ&A
データ通信容量が上限に満たなかった場合でも、余ったデータ通信容量を翌月へくりこすことはできません。
データ通信料が1GBの場合、メールの送受信は「約2,090通」、ニュースサイトなどの閲覧は「約3,490ページ」などが利用可能目安となります。
スマートフォン/タブレット/ケータイ(ガラケー)、PHSは、月途中の加入の場合、基本使用料は日割り計算されます。Pocket WiFiは、ご契約中のプランによって異なりますが、日割り計算または満額請求になります。
請求締め日は毎月末日です。お支払い期日は翌月26日ごろです。
個人のお客さまであること、ワイモバイルを対象料金プランでご契約すること、固定通信サービス(SoftBank Air、SoftBank 光など)をお申し込み後180日以内に開通(契約成立)することなどが条件です。
UQモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額980円~ |
端末保証 | Androidスマホ:月額380円 持ち込みのAndroidスマホ :500円 |
初期費用 | 3,800円 |
契約期間 | なし |
特徴 | ・お客様満足度No.1 ・高速・快適に通信ができる |
キャンペーン | キャッシュバック 最大6,000円 |
ワイモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額1,480円~ |
端末保証 | 故障安心パックプラス 故障安心パック 故障安心パック-S 故障安心パックライト |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・ソフトバンクのサブブランド ・通信速度が速い |