某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
LINEモバイルには全国のWi-Fiスポットが利用できるWi-Fiオプションがあり、データSIMに契約することでWi-Fiルーターを持つことも可能です。
この記事ではそんなLINEモバイルの魅力を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルで利用できるWi-Fi
- 全国で繋がるWi-Fiオプション
- データSIMに契約したWi-Fiルーター
LINEモバイルには「Wi-Fiオプション」という公衆無線LANサービスがあり、駅やカフェなど全国約49,000ヶ所のスポットで、Wi-Fiによるデータ通信が可能です。
Wi-Fiを使用すると限られた月間のデータ容量を消費せずに済みますので、データ容量の節約につながります。
また、LINEモバイルはデータSIMに契約して、Wi-Fiルーター(モバイルルーター・ポケットWi-Fi)としても使用することが可能です。
全国で繋がるWi-Fiオプション
では次に、LINEモバイルの「Wi-Fiオプション」のサービス内容を詳しく見ていきましょう!
全国の公衆Wi-Fiスポットが使用可能
Wi-Fiオプションは外出先でWi-Fiを使えるオプションサービスで、月額200円のオプション料金を追加すると、全国約49,000ヶ所の”Secured Wi-Fi”スポットでWi-Fiを使えます。
月額200円でWi-FiスポットでのWi-Fiが使い放題になるので、電車の待ち時間にブラウザで調べ物をしたり、動画の視聴などを楽しめます。
初期設定をしておくと、Wi-Fiスポットに近づくと自動的にWi-Fiに接続し、Wi-Fiでデータ通信ができるようになります。
Wi-Fiスポットの検索が簡単
LINEモバイルのWi-Fiオプションを利用するには、Wi-Fiスポットがどこにあるのかを調べることが必要ですが、Wi-Fiスポットの場所は「スポット検索」で簡単に調べられます。
スポット検索では、位置情報システムを使って現在地の近くにあるWi-Fiスポットを調べられ、最寄りのWi-Fiスポットの場所は地図上に表示されます。
フリーワードで検索することも可能で、駅名や施設名などを入力して検索すると、駅や施設の近くにあるWi-Fiスポットがわかります。
データ通信量を節約できる
Wi-FiスポットでWi-Fiに接続している時はデータ容量を消費しないので、月間のデータ容量の節約につながります。
LINEモバイルの最安のプランはデータ容量が500MBしかありませんが、Wi-Fiオプションに加入するとWi-FiスポットではWi-Fiが使い放題になるので、メリットが非常に大きいです。
自宅のホームルーターなどでWi-Fiを利用できる人は、Wi-Fiオプションに加入すると、自宅でも外出先でもWi-Fiを利用できるようになり、データ容量を大幅に節約できるでしょう。
月額200円で外出先でもWi-Fiを利用できる
Wi-Fiスポットの場所は簡単に調べられる
Wi-Fiを利用するとデータ容量を節約できる
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Wi-Fiオプションの初期設定
Wi-Fiオプションは初期設定をしておくと、Wi-Fiスポットでは自動的にWi-Fiに接続されるのでとても便利です。では、Wi-Fiオプションの初期設定の方法を見ていきましょう。
初期設定が完了すれば自動接続が可能
Wi-Fiオプションの初期設定の方法は端末によって違いがありますが、初期設定は簡単に終わり、初期設定が完了すると、Wi-Fiスポットでは自動接続が可能になります。
Wi-Fiスポットに近づいてWi-Fiの電波をキャッチすると自動的にWi-Fiにつながり、面倒な操作をしなくてもすぐにWi-Fiを利用できます。
Wi-Fiに自動接続すると、ディスプレイのアンテナの表示がWi-Fiに切り替わるので、Wi-Fiにつながっていることがわかります。
端末ごとの初期設定方法
iOSを利用している場合
iPhoneやiPadなどiOSを利用している端末では、Wi-Fiオプションに申し込んだら、マイページにアクセスしログインします。
マイページのトップ画面が表示されたら、「データ残量」→「プラン・オプション」の順番でクリックし、プロファイルのインストール画面に進みます。
「インストール」をクリックするとプロファイルがインストールされ、インストールが終わると初期設定は完了です。
Androidを利用している場合
Android端末の場合はマイページにログインし、「データ残量」→「プラン・オプション」の順でクリックするとユーザーIDとパスワードが表示されますのでメモを取ります。
ホーム画面に戻って端末の設定画面を開き、「無線とネットワーク」→「Wi-Fi」の順でクリックし、EAP方式を「TTLS」に変更し、フェーズ2認証を「PAP」に変更します。
すると、ユーザーIDとパスワードを入力する画面が表示されますので、ユーザーIDとパスワードを入力し、「接続」をクリックすると初期設定は完了です。
初期設定をするとWi-Fiに自動接続される
初期設定は自分で簡単にできる
初期設定の方法はiOSとAndroidで異なる
データSIMに契約したWi-Fiルーター
では次に、データSIMで契約したLINEモバイルをWi-Fiルーター(モバイルルーター・ポケットWi-Fi)として使用する方法を見ていきましょう!
まずは料金プランを選択
データSIM(SMS付き)を選択
データ容量 | データSIM (SMS付き) | 音声通話 SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
LINEモバイルの料金プランはとてもシンプルで、データSIM(SMS付き)か音声通話SIMのどちらかを選び、好みのデータフリーオプションを選ぶだけです。
Wi-Fiルーターとして使用する場合は音声通話は不要ですので、データSIM(SMS付き)を選びましょう。
データ容量は500MB~12GBの4種類から選べ、もしデータ容量が余る、または足りないということがあれば、契約途中でデータ容量を変更することも可能です。
データフリーオプションを選択
オプション名 | 料金 (月額) |
対象 サービス |
---|---|---|
LINE データフリー |
0円 | ・LINE |
SNS データフリー |
280円 | ・LINE |
SNS音楽 データフリー |
480円 | ・LINE ・LINE MUSIC |
LINEモバイルには3種類のデータフリーオプションがあり、データSIM(SMS付き)を契約してWi-Fiルーターとして使用する場合も、データフリーオプションは適用されます。
LINEデータフリーはLINEを利用する際のデータ通信量がゼロになるオプションで、月額料金は無料です。
- LINE
SNSデータフリーは上記3つを利用する際のデータ通信量がゼロになるオプションで、SNS音楽データフリーは前述の3つに加えてInstagramとLINE MUSICも使い放題で利用できます。
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次にWi-Fiルーターを用意
セット販売しているルーターを購入
端末名 | Aterm MR05LN |
Aterm MP02LN |
---|---|---|
価格 (一括) |
23,800円 | 11,980円 |
価格 (分割) |
1,080円×24ヵ月 | 550円×24ヵ月 |
バッテリー | 2,500mAh | 1,670mAh |
最大通信速度 (下り) |
375Mbps | 150Mbps |
LINEモバイルはオンラインで端末を販売しており、データSIM(SMS付き)とセットでルーターを購入することが可能です。
ルーターを持っていない場合や、家電量販店などでルーターを購入するのが面倒な方は、SIMカードとセット販売しているルーターをオンラインで購入すると良いでしょう。
セット販売しているルーターは2種類あり、Aterm MR05LNは高機能なルーターで使い勝手が良く、Aterm MP02LNは軽量小型なルーターで持ち運びが容易です。
自分で対応端末を用意する
LINEモバイルをWi-Fiルーターとして使用する場合は、対応端末(動作確認済み端末)であれば、SIMカードを挿入してAPN設定をするとWi-Fiルーターとして使えます。
動作確認済み端末はLINEモバイルの公式サイトで確認でき、メーカー名や端末名で検索すると、動作確認済み端末であるのかがわかります。
動作確認済み端末とSIMカードを用意できたら、次項で説明する方法でAPN設定を行ってください。
APN設定完了で利用開始可能
名前 | LINEモバイル |
---|---|
APN | line.me |
ユーザー名 | line@line |
パスワード | line |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
SIMカードと端末を用意できたら、端末の電源をOFFにしてからSIMカードを挿入し、電源をONにしてモバイルネットワークの設定画面を開きます。
次に、アクセスポイント一覧からAPN設定画面を開き、LINEモバイルのAPNを選択し、ユーザー名とパスワードを入力して認証タイプを選択します。
最後に「保存」をクリックするとAPN設定は完了で、SIMカードを挿入した端末はWi-Fiルーターとして使えるようになります。
SIMカードはデータSIM(SMS付き)を選ぶ
ルーターはSIMカードとセット販売している
自分で端末を用意する場合はAPN設定を行う
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気になるLINEモバイルの通信速度
時間帯 | 通信速度 (朝) |
通信速度 (昼) |
通信速度 (夜) |
---|---|---|---|
softbank 回線 |
1.6 Mbps | 0.5 Mbps | 1.2 Mbps |
ドコモ 回線 |
1.0 Mbps | 0.2 Mbps | 0.8 Mbps |
au 回線 |
0.4 Mbps | 0.1 Mbps | 0.6 Mbps |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
LINEモバイルはトリプルキャリアに対応しており、ソフトバンク、ドコモ、auの三大キャリアの回線が使えます。
通信速度は回線のキャリアによって違いがあり、実測値はソフトバンク回線の通信速度がやや速いです。
なお、通信速度はエリアや時間帯によって違いがありますので、ドコモ回線やau回線の方が通信速度が速くなる場合もあります。
LINEモバイルと他社を比較
では次に、LINEモバイルの料金や通信速度は、他社と比べるとどうなのかを見ていきましょう!
スマホとWi-Fiルーターの月額料金
MVNO | LINE モバイル |
ワイ モバイル |
UQ モバイル |
---|---|---|---|
月額料金 (Wi-Fiルーター) |
1,980円 (6GB) |
3,196円 (7GB) |
3,880円 (無制限) |
月額料金 (スマホ) |
1,760円 (3GB) |
1,480円 (3GB) |
1,480円 (3GB) |
月額料金 (合計) |
3,740円 | 4,676円 | 5,560円 |
リンク | – | 公式詳細 | 公式詳細 |
LINEモバイルはデータSIMの月額料金が安いので、コストをかけずにWi-Fiルーターとして利用することが可能です。
また、LINEモバイルのスマホの料金はSNSデータフリーオプションが含まれており、LINEとTwitter、Facebookは使い放題となっています。
ワイモバイルはスマホの料金に「10分かけ放題」が含まれており、UQモバイルのWi-Fiルーターはデータ容量が使い放題で利用できます。
Wi-Fiルーターの通信速度を比較
MVNO | 端末 | 最大通信速度 (下り) |
リンク |
---|---|---|---|
LINE モバイル |
Aterm MR05LN | 375Mbps | – |
ワイ モバイル |
Pocket WiFi 803ZT | 988Mbps | 公式詳細 |
UQ WiMAX |
Speed Wi-Fi NEXT W06 | 1.2Gbps | 公式詳細 |
LINEモバイルは「Aterm MR05LN」の端末を使用した時の通信速度を掲載しており、375Mbpsの通信速度であれば、Wi-Fiルーターとしての機能は十分果たせるでしょう。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであり、自社のソフトバンク回線を使えるため、通信速度はかなり速いです。
UQ WiMAXはKDDIグループの会社で、同じKDDIグループのau回線を使っているので、大手キャリアに匹敵する通信速度を誇ります。
LINEモバイルは月額料金が安い
LINEモバイルはSNSが使い放題
ワイモバとUQ WiMAXは通信速度が速い
LINEモバイルの公式サイトへ ワイモバイルの公式サイトへ UQモバイルの公式サイトへ
LINEモバイルをおすすめしたい人
では最後に、LINEモバイルのWi-Fiルーターやスマホは、どのような人におすすめなのかを見ていきましょう!
Wi-Fiを安く使いたい人
LINEモバイルはデータSIMの月額料金が安いので、Wi-Fiを安く使いたい人はLINEモバイルのデータSIMをおすすめします。
LINEモバイルのデータSIMの月額料金は最安の500MBだと月額600円で利用できるので、料金はかなり安いと言えるでしょう。
LINEデータフリーオプションは月額0円でLINEのトークは使い放題で利用できるので、LINEをよく使う人にもおすすめです。
普段SNSをよく利用する人
LINEモバイルは月額280円でSNSデータフリーオプションを利用でき、LINEとTwitter、Facebookは使い放題になるので、SNSをよく利用する人はLINEモバイルがおすすめです。
SNSデータフリーオプションに加入していると、データ容量を全て使い切った時でもLINEとTwitter、Facebookの通信速度は落ちず、ずっと快適に使用できます。
音楽をよく聴く人やInstagramをよく利用する人は、SNS音楽データフリーオプションに加入するとLINE MUSICとInstagramも使い放題で利用できるのでお得です。
LINEモバイルは最安月額600円で利用できる
LINEのトークは無料で使い放題
SNSデータフリーだと主要SNSも使い放題
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総括:LINEモバイルはWi-FiスポットやWi-Fiルーターが格安で利用可能!
LINEモバイルはWi-Fiオプションに加入すると、月額わずか200円で全国約49,000ヶ所のスポットでWi-Fiを利用できます。
LINEモバイルのデータSIMに契約すると、最安月額600円でWi-Fiルーターとして使用できるので、格安SIMでWi-Fiを利用するのであれば、料金が安いLINEモバイルがおすすめです。
ワイモバイルとUQモバイルは通信速度が速く、UQ WiMAXはWi-Fiを使い放題で利用できるので、用途に応じて最適な格安SIMを選びましょう。
MVNO | LINEモバイル |
---|---|
月額料金 | 月額500円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・SNS使い放題 ・LINEポイントが毎月もらえる |
キャンペーン | WEB限定 5,000ポイント付与! |
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LINEモバイルのQ&A
■ベーシックプランをご利用の場合 最低利用期間:なし SIMタイプ⋅利用期間にかかわらず解約⋅MNP転出する際は解約事務手数料がかかります。 解約事務手数料:1,000円
本人確認審査完了の翌日~1週間でご契約の住所にお届けします。
データフリーとは、対象サービスのデータ通信量(SNSデータフリーでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebookのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
LINEモバイルでは、クレジットカード、またはLINE Pay(クレジットカード登録要)、LINE Pay カードでの申し込みとなっています。 コンビニや銀行振り込み、口座振替はご利用できません。
端末保証は、自然故障や水濡れ、破損など思わぬトラブルに備えるための有料オプションです。LINEモバイルを契約または回線変更の際、「端末+SIMカード」を選択したとき、機種変更のお申し込みをしたときにのみ、お申し込みできます。
LINEモバイルの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額500円~ |
端末保証 | 月額450円 端末持ち込み:月額500円 |
初期費用 | ・simカード発行費用400円 ・事務手数料3000円 |
契約期間 | 音声通話SIM:1年 |
契約解除料 | 1,000円 |
特徴 | ・SNSが使い放題 ・2019年4月からau回線利用可能 |
キャンペーン | LINEポイントorLINE Pay残高 5,000相当がもらえる |
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