某大手キャリアでスタッフをしていた金沢です。格安SIMのことについて詳しく説明していきます。
しかしいざiPhone7を格安SIMで利用したいと考えても、どの格安SIMを選んだらいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではiPhone7を使うのにおすすめの格安SIMをキャリア別に紹介します。iPhone7で格安SIMを利用したいと考えている人はぜひチェックしてください。
iPhone7は格安SIMで使える?
まずiPhone7をすでに大手キャリアで購入している場合ですが、購入したキャリアと同一回線の格安SIMであればSIMロック解除などの手続きなしに使用することができます。
ただしSIMロック解除を一度しておけばドコモ・au・ソフトバンクどの回線でもiPhone7が使えるようになるため、SIMロック解除はしておくのをおすすめします。
iPhone7は格安SIMでも取り扱いが多いため、無理にキャリアで買おうとせず格安SIMのキャンペーンなどを利用するとより安く端末が手に入る可能性もあります。
iPhone7を使うのにおすすめの格安SIM
回線の種類などからiPhone7を使いやすい格安SIMがあるため紹介していきます。
ドコモで購入したiPhone7を使うのにおすすめの格安SIM
- OCNモバイルONE
- LINEモバイル
- mineo
それぞれドコモ回線を選択可能な格安SIMなため、手続きがわかりやすいです。料金や通信速度で特徴があるためそれぞれ比較していきます。
料金プランで比較する
格安SIM | 音声通話プラン | データプラン | リンク |
---|---|---|---|
OCN モバイルONE |
1,480円 (3GB) |
880円 (3GB) |
公式詳細 |
LINEモバイル |
1,480円 (3GB) |
980円 (3GB) |
– |
mineo |
1,600円 (3GB) |
900円 (3GB) |
公式詳細 |
通話機能のないデータプランでは、OCNモバイルONEが、音声通話付きのプランではOCNモバイルONEとLINEモバイルが安いという結果になりました。
データプランであれば1000円を切る料金設定なため、ほとんどLINEなどのインターネット通話しかしない方、2台目でiPhone7を使いたい方におすすめです。
通話機能をつけたプランでも1500円ほどで利用できるため、今までの大手キャリアと同じように使いたい方は音声通話プランを選びましょう。
通信速度で比較する
格安SIM | 通信速度 (朝) |
通信速度 (昼) |
通信速度 (夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
OCNモバイルONE |
3.7Mbps | 0.2Mbps | 3.5Mbps | 公式詳細 |
LINEモバイル |
3.3Mbps | 0.1Mbps | 4.5Mbps | – |
mineo |
2.0Mbps | 0.4Mbps | 7.6Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
格安SIMの通信速度は時間帯によって早くなったり遅くなったりを繰り返します。その為、表は目安程度に参考にしてください。
全体的に昼のピークタイム時の通信速度は低めですが、朝はOCNモバイルONEが、そして夜の時間帯はmineoが特に速度が出ています。
ただ、朝や夜の時間の通信速度の差は確かに各社ありますが、遅すぎて繋がらないというほどではありません。
OCNモバイルONEの公式サイトへ LINEモバイルの公式サイトへ mineoの公式サイトへ
auで購入したiPhone7を使うのにおすすめの格安SIM
- UQモバイル
- mineo
- LINEモバイル
au回線を使える格安SIMはいくつかありますが、その中でもUQモバイルは通信速度等の点から強い人気を誇っています。
料金プランで比較する
格安SIM | 音声通話プラン | データプラン | リンク |
---|---|---|---|
UQモバイル |
1,980円 (3GB) |
980円 (3GB) |
公式詳細 |
mineo |
1,510円 (3GB) |
900円 (3GB) |
公式詳細 |
LINEモバイル |
1,480円 (3GB) |
980円 (3GB) |
– |
au回線を使える格安SIMを比較したところ、データ通信のみのプランはmineoが安く、音声通話プランはLINEモバイルが安いという結果になりました。
LINEモバイルは料金が安いだけでなく、LINEがデータ消費無しで利用できるプランの為、実質3GB以上使えるのはかなりお得でしょう。
UQモバイルは値段だけで言えば他社よりも少し高めです。データプランであればそこまで大きな差はありません。
通信速度で比較する
格安SIM | 通信速度 (朝) |
通信速度 (昼) |
通信速度 (夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
UQモバイル |
14.2Mbps | 21.0Mbps | 17.5Mbps | 公式詳細 |
mineo |
2.1Mbps | 0.4Mbps | 17.8Mbps | 公式詳細 |
LINEモバイル |
1.4Mbps | 0.4Mbps | 8.1Mbps | – |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
通信速度を比較してみると非常に大きな差があるのがわかります。他社に比べて10Mbpsを1日中安定させているのはUQモバイルのみになります。
昼のピークタイム時の通信速度が落ちがちな格安SIMの中で、逆に一番早い速度を保っているのも人気の一つです。
mineoやLINEモバイルもau回線であれば夜の速度が非常に早いため、au回線は利用しやすい回線なのではないでしょうか。
UQモバイルの公式サイトへ mineoの公式サイトへ LINEモバイルの公式サイトへ
ソフトバンクで購入したiPhone7を使うのにおすすめの格安SIM
- ワイモバイル
- LINEモバイル
- mineo
ソフトバンクの回線が使用できる格安SIMの中でもおすすめの3社を紹介していきます。ワイモバイルに続いてLINEモバイルも若い年代を中心に人気です。
料金プランで比較する
格安SIM | 音声通話プラン | データプラン | リンク |
---|---|---|---|
ワイモバイル |
6ヶ月間:1,980円 以降:2,680円 (4GB) |
980円 (1GB) |
公式詳細 |
LINEモバイル |
1,480円 (3GB) |
980円 (3GB) |
– |
mineo |
1,950円 (3GB) |
990円 (3GB) |
公式詳細 |
音声通話付きのプランはLINEモバイルが、データプランはLINEモバイルとワイモバイルが安いです。ただ、ワイモバイルは980円ではありますがデータ容量が1GBと低めです。
その分、ワイモバイルは音声通話プランが半年間700円引きなどキャンペーンが豊富です。1年間はデータ容量が1GB増加するのも嬉しいですね。
また、ワイモバイルはプランに10分かけ放題が含まれているのも魅力的。ワイモバイルを利用する際は音声通話プランのキャンペーンを利用するとお得です。
通信速度で比較する
格安SIM | 通信速度 (朝) |
通信速度 (昼) |
通信速度 (夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
ワイモバイル |
12.6Mbps | 12.9Mbps | 7.9Mbps | 公式詳細 |
LINEモバイル |
1.5Mbps | 0.2Mbps | 0.9Mbps | – |
mineo |
1.7Mbps | 0.4Mbps | 3.8Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
3社比較してみると、ワイモバイルが通信速度ではダントツで早いことが分かります。これは格安SIMの中でもソフトバンク回線を直接利用できているからこその強みです。
大手キャリアと遜色ない通信速度が1日中続くのでストレスを感じることなくiPhone7を使うことができます。
LINEモバイルは朝、mineoは夜の時間帯であればそこそこの速度を保っています。ただ、やはり回線が混雑する昼の時間帯は速度が極端に落ちがちです。
ワイモバイルの公式サイトへ LINEモバイルの公式サイトへ mineoの公式サイトへ
格安SIMでiPhone7を購入するならどこ?
- UQモバイル
- ワイモバイル
- OCNモバイルONE
今でもiPhone7を取り扱っているところは多く、格安SIMによっては1万円以上安く端末を購入することも可能です。
端末代金で比較する
格安SIM | 端末代金 | リンク |
---|---|---|
UQモバイル |
25,344円 | 公式詳細 |
ワイモバイル |
35,199円 | 公式詳細 |
OCNモバイルONE |
43,000円 | 公式詳細 |
端末代金を比較してみるとUQモバイルが約25,000円と他社に比べて非常に安値で販売していることがわかります。
ワイモバイルも約35,000円と安く、OCNモバイルONEは43,000円とUQモバイルに比べて倍近くの値段に変わります。
ですがOCNモバイルONEは中古端末も取り扱っているため、新品にこだわりがなく、安く端末を手に入れたい場合はOCNモバイルONEで中古のiPhone7を購入するのも手です。
通信速度で比較する
格安SIM | 通信速度 (朝) |
通信速度 (昼) |
通信速度 (夜) |
リンク |
---|---|---|---|---|
UQモバイル |
14.2Mbps | 21.0Mbps | 17.5Mbps | 公式詳細 |
ワイモバイル |
12.6Mbps | 12.9Mbps | 7.9Mbps | 公式詳細 |
OCNモバイルONE |
3.7Mbps | 0.2Mbps | 3.5Mbps | 公式詳細 |
参照URL:https://keisoku.io/mobile/
iPhone7を購入できる3社で比較してみると、UQモバイルとワイモバイルは比較的回線速度が安定しています。
ワイモバイルは夜の時間が少し遅くなりますが、朝や昼間は問題なく使えるため、夜にあまり使わない人であれば気にならないでしょう。
よく動画を見たりする為、安定した通信速度を重視して格安SIMを選びたい人は、UQモバイルかワイモバイルがおすすめです。
iPhone7は格安SIMでも問題なく使える
端末を安く購入するならUQモバイル
OCNモバイルONEは中古端末も販売
UQモバイルの公式サイトへ ワイモバイルの公式サイトへ OCNモバイルONEの公式サイトへ
ドコモのiPhone7を使うのにおすすめの格安SIM「OCNモバイルONE」とは?
バースト転送機能や容量シェアなど通信関連のサービスが充実しているOCNモバイルONEですが他にも多くの魅力があります。
OCNモバイルONEの料金プラン
ギガ数 | 音声通話 SIM |
SMS付き データSIM |
データ SIM |
---|---|---|---|
1GB | 1,180円 | – | – |
3GB | 1,480円 | 1,000円 | 880円 |
6GB | 1,980円 | 1,500円 | 1,380円 |
10GB | 2,880円 | 2,400円 | 2,280円 |
20GB | 4,400円 | 3,920円 | 3,800円 |
30GB | 5,980円 | 5,500円 | 5,380円 |
OCNモバイルONEの特徴とも言える料金プランの豊富さ、1GB~30GBまで幅広く選択が可能なため、余計な料金が発生する心配もありません。
加えてバースト機能が備わっており、通信制限になっても通信開始時に一定の通信量は高速回線で利用できるのも嬉しい点です。
そのおかげで通信制限後も、SNSなど簡単な画像の読み込みなどにストレスがかかることもありません。
OCNモバイルONEの特徴
- 料金プランの価格が安い
- 音楽アプリがカウントフリーで使える
- 新しいiPhoneは機種変更可能
- 無料Wi-Fiスポットが使える
- OCN光を使っていると200円引き
料金プランの豊富さ、価格の安さに加えて、OCNモバイルONEは音楽アプリがカウントフリーなのも人気を生んでいる要素の一つです。
指定された音楽サービスの視聴を通信量を気にせず利用できるのは嬉しいですね。OCNモバイルONEは整備品や中古端末の種類が多いのも利点です。
iPhone7などを購入したのち、iPhone8やiPhoneXSに機種変更するのもゆくゆくは可能なので、iPhone7で物足りなくなったら検討してみてください。
OCNモバイルONEはプランが豊富
音楽アプリがカウントフリー
中古端末が豊富で機種変更も容易
OCNモバイルONEの公式サイトへ
auのiPhone7を使うのにおすすめの格安SIM「UQモバイル」とは?
UQモバイルは大手キャリアを超えるほどの速度を保ちながら、家族割や通話オプションの豊富さから格安SIMの中でも人気上位に位置付けています。
UQモバイルの料金プラン
プラン | 月額料金 (税込) |
---|---|
くりこしプランS (3GB) | 1,628円 |
くりこしプランM (15GB) | 2,728円 |
くりこしプランL (25GB) | 3,828円 |
UQモバイルのスマホプランは3種類で、それぞれS・Rでデータ量が異なるシンプルな内容となっています。
家族割のサービスを使えばさらに全プラン500円引きになるので、家族で利用したい方におすすめの格安SIMです。
別途通話オプションをつけることで国内通話が24時間かけ放題になったり、メールオプションをつけられるなどユーザーのニーズにあったサービスが多いです。
UQモバイルの特徴
- 節約モードで使い放題
- 選べる3種類の通話オプション
- メールオプションを使える
- 家族割がある
- 口座振替に対応している
UQモバイルはシンプルなプランと優秀なオプションに加えて、SNSや音楽アプリのデータ消費がゼロになる節約モードが人気です。
動画をみるなどは難しいですが、画像やテキストの読み込みであれば問題なく行えますし、それによりデータ容量を大きく抑えることを可能としています。
iPhone7の取り扱いもあり、端末の下取りも行っている為、UQモバイルで直接端末の新規購入もお得にできる可能性もあります。
シンプルなプランと豊富なオプション
SNSや音楽配信サービスに強い
iPhone7の新規購入が可能
UQモバイルの公式サイトへ
ソフトバンクのiPhone7を使うのにおすすめの格安SIM「ワイモバイル」とは?
ソフトバンクのiPhone7を使うなら、ソフトバンク回線に強いワイモバイルがおすすめです。
ワイモバイルの料金プラン
プラン (データ量) | 月額料金 (税込) |
---|---|
シンプルS (3GB) | 2,178円 |
シンプルM (15GB) | 3,278円 |
シンプルR (25GB) | 4,158円 |
ワイモバイルのスマホベーシックプランはUQモバイルと同じような3種類のシンプルなプラン構成となっています。
大きな違いは新規登録から半年間基本料金から700円引きとなり、使えるデータ量が1GBプラスされる点です。
より安く、そしてデータ容量を気にせずに利用したいのであればなおさらワイモバイルが適していると言えるでしょう。
ワイモバイルの特徴
- おうち割が使える
- 1回10分までの通話無料
- 完全なかけ放題にできる
- メールアドレスが使える
- 家族割がある
- 口座振替に対応している
スマホベーシックプランには高速データ通信に加えて1回10分までの通話無料オプションが0円で利用できます。
家族割やおうち割などさらに料金を節約できるキャンペーンも多く、支払い方法に口座振替があるのも人気の秘密です。
格安スマホの弱点であるメールアドレスも、フリーメールの他にキャリアメールが使用できるためとても便利です。
登録から半年間700円引き
10分以内のかけ放題が無料
キャリアのメールアドレスが使える
ワイモバイルの公式サイトへ
迷った時におすすめの格安SIM「mineo」とは?
どの格安SIMにするか迷っている方は、どの大手キャリアの回線でも問題なく端末を使用できるmineoも良いでしょう。
mineoの料金プラン
プラン名 | Aプラン | Dプラン | Sプラン |
---|---|---|---|
回線 | au | ドコモ | ソフトバンク |
1GB | 1,298円 | ||
5GB | 1,518円 | ||
10GB | 1,958円 | ||
20GB | 2,178円 |
mineoの料金プランは500MB~30GBまで幅広く種類があり、自分がどれくらい使うかによってプランを決められるため節約に繋がります。
au・docomo・ソフトバンクそれぞれの回線を使用することができますが、料金に差があるのは覚えておきましょう。
どのキャリアの回線も使えるため、どこで購入したiPhone7でも利用可能で、乗り換えも楽にできるのはありがたいですね。
mineoの特徴
- トリプルキャリア対応
- 独自の「マイネ王」が便利
- フリータンク で月1GBまでもらえる
- 新しいiPhoneに機種変更可能
- 残ったデータ量をシェアできる
トリプルキャリア対応に加えてmineo独自のコミュニティサービス「マイネ王」も人気です。分からないことがあればユーザー間で情報を共有できます。
毎月1GBまでデータを追加できるフリータンク機能も人気です。ユーザー同士で余ったデータを貯蓄、そして引き出しを行えるサービスになります。
mineoはiPhoneXRなど新しい機種のiPhoneも販売しているため、後から新しいiPhoneに機種変更が可能です。
トリプルキャリアの回線が使用可能
回線によって月額料金が異なる
ユーザー間のコミュニティが人気
mineoの公式サイトへ
総括:iPhone7を格安SIMで利用するならmineoがおすすめ!
ここまで多くの格安SIMを紹介してきましたが、色んな側面から比較してもなかなかどれを選んでいいか悩んでしまいますよね。
そういう方にこそmineoはやはりおすすめです。面倒なSIMロック解除の手続きもいらない為、乗り換えてすぐに端末を使用できます。
また、回線にこだわりがあるのであれば、回線ごとにおすすめしてきた格安SIMもおすすめです。基本的に通信速度が速いのはやはり魅力的ではないでしょうか。
iPhone7の取り扱いのある格安SIMは多く存在しますから、自分がどのように使いたいかを考えて格安SIMを選んでみてくださいね。
MVNO | mineo |
---|---|
月額料金 | データ通信のみ月額700円から |
MVNO評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・三大キャリア回線対応 ・解約金なし |
アワード | 顧客満足度第1位 |
mineoの公式サイトへ
mineoのQ&A
パケットシェアは、当月のデータ通信残容量を翌月にシェアメンバーで共有できるサービスです。当月のデータ通信残容量は翌月に自動で繰り越されます。
いいえ、最低利用期間は設定しておりません。
はい、同じアカウントで引き続きご利用いただけます。 mineo回線切り替え後に、新しい端末にてご利用される場合は、切り替え前端末でのデータ移行操作が必要となりますので、回線切り替えの前に、移行手順等をご確認ください。
はい、ソフトバンクプラン(Sプラン)を除き、国際ローミング対応機種で音声通話のみご利用いただけます。 インターネット(データ通信)はご利用いただけません。
mineoでは、基本的にクレジットカードでのお申し込みとなっておりますが、eo光ネットをご利用中の方で、預金口座振替のお支払い方法をご選択いただいている場合は、同様のお支払い方法をご継続いただけます。
mineoの基本情報
項目 | 基本情報 |
---|---|
事業者名 | |
月額料金 | 月額700円~ |
端末保証 | mineo端末安心保証 mineo端末安心保証for iPhone 持ち込み端末安心保証 |
初期費用 | 契約事務手数料3,300円(税込み) SIM発行費440円(税込み) |
契約期間 | 無し |
契約解除料 | 無し |
特徴 | ・3大キャリアの回線に対応 ・誰とでもパケットが分け合える ・料金が安い |